一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1000  秋立つといふ淋しさをまだ知らず  健一

2013年08月12日 | 

 いよいよ1000回になった。いつまで続けられるか分からないが、兎に角「塵も積もれば」である。2000回に向けて、根気よく頑張ろう。

 さて、「秋の淋しさ」ならば、どんな日本人でも知っているだろう。しかし、「秋立つという淋しさ」となると、実に微妙である。

 ある年齢になってようやく知った「秋立つという淋しさ」。作者は、たぶん若い人たちを指しているのだろう。彼等はそれを知らない、と言っている。知らなくて当然、私だってあなた達の頃は知らなかったのだから。

ハコネギク(箱根菊)

去年、湿性花園で買って来た「箱根菊」、早満開です

コメント (3)
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