一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1010  山雀の手に乗る軽さ秋めける   文子

2013年08月24日 | 

(やまがらの てにのるかるさ あきめける)

 山雀は賢いので平安時代にはすでに飼育され、芸を覚えさせられたそうである。特に、日本各地の神社で、つい最近までおみくじを引かせる芸が行われていた。このような芸をさせるために、ある種が飼育されてきた歴史は、日本の山雀以外世界に類例を見ないそうである。

 この句の山雀は、手のひらの餌を食べに来るまで餌付けされた山雀のことだろう。まさか、死んだ山雀の軽さではあるまい。

サルスベリ(百日紅=ヒャクジツコウ)は、ミソハギ科の落葉中高木

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