一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1007  忘却に責任はなし茗荷の子  るか

2013年08月21日 | 

(ぼうきゃくに せきにんはなし みょうがのこ) 

  「茗荷を食べると物忘れがひどくなる」というのは全くの迷信だそうである。逆に集中力が増す成分が入っているそうである。だから、大いに食べるべきだそうだ。

  さて、釈迦の弟子である周利槃特(しゅりはんどく)は記憶力に乏しい人物で、自分の名前すら忘れてしまう。そこでお釈迦様は、名荷(みょうが:名札のこと)を首にかけさせたが、名荷をかけたことさえも忘れてしまった。そこで名荷と茗荷が同音である事から、このような迷信が生まれたそうである。

コマツナギ(駒繋)マメ科の草状小低木

コメント
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