一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

992  止まろうとして枝を折る夏鴉

2013年08月03日 | 

  最近は、ゴミを散らかして、すっかり嫌われているカラスであるが、昔は「八咫烏(やたがらす)」と言って、吉兆を示す鳥でもあった。特に熊野三山の神の使いとされてきたし、現在八咫烏は、日本サッカー協会のシンボルマークでもある。

 いづれにしても、カラスは鳥類の中でも優れた視力や知能を持っている故に、西洋でも太陽の使いとされたり、逆に後世では悪や不吉の象徴ともされたようである。

 さて、そんな賢いカラスでも折れることが分からなかったようで、乗った途端に枯れ枝が折れて慌ててばたついているところを、偶然拝見して大笑い。恥ずかしかったのであろう、自虐的に「アホーアホー」と鳴きながら飛び去りました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする