(ぜんしんに ちからみなぎる せみのから)
木々の枝や葉に、蝉の抜け殻を見つけて、手のひらに乗せる。じっと見つめる。家に持ち帰り、テーブルの上に置いて何度も眺める。しばらくして引き出しにしまう。それから数年して、昔のままの蝉の殻を見つけて、ごみ箱に捨てる。
だからいつも私は、ぽいと大地に捨てる。空蝉はゴミではない、大地の大事な肥料なのだ。
それにしても、私の引き出しの中には、なんと沢山の「将来のゴミ」が入っているのだろう。
キンミズヒキ(金水引) バラ目バラ科キンミズヒキ属の多年草
(ぜんしんに ちからみなぎる せみのから)
木々の枝や葉に、蝉の抜け殻を見つけて、手のひらに乗せる。じっと見つめる。家に持ち帰り、テーブルの上に置いて何度も眺める。しばらくして引き出しにしまう。それから数年して、昔のままの蝉の殻を見つけて、ごみ箱に捨てる。
だからいつも私は、ぽいと大地に捨てる。空蝉はゴミではない、大地の大事な肥料なのだ。
それにしても、私の引き出しの中には、なんと沢山の「将来のゴミ」が入っているのだろう。
キンミズヒキ(金水引) バラ目バラ科キンミズヒキ属の多年草