函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

風林火山・預言者信玄!!

2007-10-28 | 歴史
いよいよ、武田信玄の誕生ですね
正式には『法性院機山信玄』別号が徳栄軒なのです。
以前のブログでも書きましたが、徳栄軒とは徳川が
栄えるとも読み取れますよね
その後の徳川の天下を見ると、何とも意味深な別号
なのです。
信玄は預言者だったのかも知れません

雪に閉ざされ動きがとれない景虎を横目に、晴信は
遂に北信濃を統一しましたね
雪解けを待ってようやく出陣してきた景虎でしたが
今回は直接対決を避けた晴信の勝利と言っても過言
ではありません
時の将軍、足利義輝の仲介で和議を結ぶ事になりま
したが、どう見ても武田に有利なのです。
この仲介により晴信は、信濃守護も兼ねるのですら

形勢不利な景虎にも救いの手が差し伸べられましたね
実質的には力の無くなった関東等管領ですが、権威は
残っていたのです。
形式的には守護より上の管領になる訳ですから…
これで甲斐・相模に攻め入る口実を得た訳です。
いよいよ景虎が上杉憲政の養子になるのですが、この
辺りから政虎と名乗る様です
その後、将軍足利義輝の一字を貰い受け、輝虎と改名
するのですが、輝虎が出家して謙信と名乗るのはもっと
後の話なのです。
因みに、謙信の法名は『不識院殿真光謙信』と云うのですが
何となく謙信らしい法名だと思いませんか

もし輝虎が上杉憲政の養子にならなければ
頼まれると断れない性格でなかったならば
関東管領も継がなくて済んだろうし、戦争に明け暮れる事も
なかったのです
佐竹氏や里見氏などに請われるまま出陣する事もなかった筈
ですし、毎年の様に関東に出兵し北条氏康と戦い続ける事も
なかったのです
結果的にはたいした成果も挙げられなかったのですから…
この時代に生きた武将には珍しいくらいの正義感が、輝虎の
寿命を縮めたとも云えるのではないでしょうか

一方の晴信ですが、出家して信玄と名乗るのは1559年と云わ
れています。
輝虎が出家するより12年位前だった筈です
考えるに、最後の5回目の川中島の戦いは1564年だったので
この戦いの最中には謙信を名乗っていなかったのです
正確には、信玄と輝虎の戦いだった訳です
でも、しかし、川中島の戦いが信玄と輝虎の一騎打ちと云うより
信玄と謙信の一騎打ちと云う方が響きが良いですよね

フロイスの手紙で面白い一説があります
「信玄は剃髪して坊主となり、常に坊主の服と袈裟を着けている」
とあるのです。
僕にとって、謙信は袈裟を纏っているイメージが強いですが、
信玄はそれ程でもありません。
出家してからの信玄の衣装にも興味がある僕なのですが
まさか袈裟を身に着けて戦場には出ないでしょうね







コメント (12)
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天皇賞!!

2007-10-28 | 競馬
昨日の競馬場(特に東京競馬場)台風のせいで
かなりの不良馬場でしたね
回復したとしても道悪競馬は間違いない様です

前走の毎日王冠での⑬チョウサン、強かったですよね
東京の1800㍍、1分44秒2は破格のタイムなのです。
フロック視する声もありますが、一皮剥けたのかも
知れません
サラブレットはあるレースを境にがらっと変わる事が
よくあるのです。
稀代の名馬、サイレンススズカも香港に行ってから変わったのです。
もしかしてチョウサンもそうなのかも知れませんね
何れにしても天皇賞が試金石になるでしょうが、期待を
込めて見ようと思っている僕なのです

⑭ダイワメジャーも同じレースで59㌔の斤量を背負い0,3差
の3着に善戦しました。
休み明けとしては上々だったのではないでしょうか。
去年の天皇賞と同じ⑭枠に入ったのも因縁を感じます

同レースで2着の⑨アグネスアークですが、前走は勝ったに
等しいレース内容でした
チョウサンの脅威の走りの前に屈しましたが、この馬が一番
強い競馬をしたと思っています。
前走がピークだったのかも知れませんが…

この3頭に対して、メイショウサムソン・アドマイヤムーン・ポップロックの
人気馬がどう挑むか楽しみですね

今回の天皇賞、毎日王冠組を上位に取るか、実績馬を上に
見るか難しい選択なのです

脅威のレコードで走った後は勝てないと堅く信じている僕
なのです
最高のパフォーマンスは二度は続かないのです
二着に入ったアグネスアークを含め馬券的には今回は見送ろうと
思っているのです。

僕の本命は①メイショウサムソンです。
1枠に入ったのが少し気にはなるのですが、名手「武豊」のこと
上手く乗ってくれるのではないかと思っています
今の府中競馬場は内側が荒れてきていると言いますが、5,6番手
からの競馬が出来れば善戦間違いなし

⑮ポップロック。
善戦続きですが中々勝ちきれません。
距離も2000㍍と少し短い様な気もしますが、終いは確実に切れる
ので上手く流れに乗れば3着を外す事はないだろう。

2000㍍戦では一日の長が有る⑫アドマイヤムーンですが、調教の動きが
今一で少し評価を下げました。
道悪実績もあるのでバッサリとは切れませんが、今回は見送ろう
と思うのです

勿論、ひとたたきした⑭ダイワメジャーも外せません。
毎日王冠組では唯一外せない一頭です

土曜のスワンSのフサイチリシャールも走でしたが、GⅠ馬はGⅠ馬なのです。
④のデルタブルースも是非押さえたい1頭です。
馬場がここまで悪くなると、先行脚質の実績馬は外せません

①⇔⑮の馬単と①⑮→①④⑭⑮→①④⑭⑮の3連単で勝負です
穴馬の④からの3連複も面白いと思いますよ
④→①⑭⑮の3連複も少々

毎日王冠組と実力馬3頭、果たして勝利を収めるのはどちらでしょうかね??



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