函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

麒麟がくる、黄昏将軍・義栄!!

2020-09-28 | 歴史

遂に美濃を平定した信長 

毛利・北条と肩を並べる大大名となり、本当の意味で

歴史の表舞台に登場です 

いよいよ足利義昭を奉じ上洛ですね 

 

ドラマでは朝倉義景も同じ様な事を考えているみたい

すが、決断にスピード感がありません 

優柔不断で親馬鹿丸出しの凡将として描かれていまし

たね 

 

義景は信長をあと少しのところまで追い詰めたほどの

武将です 

一歩間違えれば義景が畿内の実権を握った可能性すら

あるのです

 

朝倉の背後には上杉がいます。 

大軍勢を引き連れて上洛ともなると上杉に背後を突か

れる可能性が大 

その辺りが義景が上洛を躊躇した原因なのかも知れま

せん。 

背後に同盟国・徳川が控えている織田との大きな違い

でしょうね 

ところで… 

将軍在位僅か8カ月、黄昏将軍と揶揄されている義栄

が登場しましたね 

一度も入京出来なかったので、歴代足利将軍に加えない 

人もいるくらいです 

三好三人衆に担がれ十四代将軍となりますが、松永久秀

が三人衆と手を切ると万事休す 

お飾り将軍にすらなれなかった義栄。 

哀れを通り越して惨めさだけが残ります 

8カ月とはいえ一応将軍宣下を受けているので14代将軍

には間違いありませんが… 

 

 

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麒麟がくる、修業が足りません!!

2020-09-22 | 歴史

ドラマ冒頭数分で呆気無い最後を迎えた義輝 

短過ぎる感じがしたのは僕だけでしょうか?? 

言い伝えでは… 

義輝所有の名刀を畳に刺し、刀を取り換えな

がら戦ったと言われています 

多勢に無勢、三好勢に畳で四方を囲まれ万事

休す 

永禄の変と言われていますが、名前が付いて

いるところをみても重大事件だった事には間

違いない様です。 

御所を家臣が襲撃するとは、カオス状態の幕

府でも考えられません

 それにしても

覚慶の「死にとうない!!死ぬのが怖い!!」には

笑ってしまいます 

武士としては勿論ですが、僧侶としてもまだ

まだ修業が足りない様ですね 

 

筆まめなだけの覚慶と、一度も入京出来なか

った義栄による次期将軍争いが始まります 

二人の争いと言うよりは、有力武将による権

力争いと言った方が正確なのかも知れません 

先に動いたのが義栄。 

朝廷に働きかけ何とか十四代将軍の宣旨を受

ける事が出来ましたが、中々京に入る事が叶

いません 

後ろ盾の一人だった三好義継も織田信長に下

り万事休す 

一方の覚慶は織田軍の後ろ盾を得入京 

義栄にとって頼みの三好三人衆も織田軍に負

け敗走 

義栄は阿波へ落ち延びますが、間もなく亡く

なります

背中の腫物が悪化したと言われていますが、

初代将軍・足利尊氏も確か同じ様な病気で亡

くなった筈です。 

足利家の家病かも知れません

義輝も義栄も足利の血を受けて生まれたが為

に寿命を縮めた感があります。 

武士の頂点・征夷大将軍と平凡な一生を比べ

れば、殆どの人間が将軍位を選択するものな

のでしょうかね?? 

 

どちらが次期将軍になっても傀儡将軍なる事

だけは間違いなさそうですが… 

 

 

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麒麟がくる、夏の終わりのハーモニー??

2020-09-14 | 歴史

サブタイトル「義輝、夏の終わりに」とは… 

何処かで聞いた様な?フレーズ。

「今日のささやきと昨日の争う声が…♪♪」 

「夢もあこがれもどこか違ってるけど…♪♪」 

夏の終わりのハーモニーの一節ですが、義輝自身と

重なって聞こえるのは僕だけでしょうかね?? 

 

自業自得とはいえ、僅かに残った権威を後ろ盾に生

き残るしかなかった義輝が惨めでなりません 

鎌倉幕府の執権と違い、管領を細川・斯波・畠山の

三家の持ち回りとしたのも結果的には失敗だったの

かも知れません。 

御内書を乱発しても言う事をきかない大名達 

織田も上杉武田も戦いに明け暮れていたので動くに

動けなかったのも事実です。 

それにしても、もう少し時間稼ぎが出来なかったも

のでしょうか

三好や松永にへつらってでも生き延びる事も出来た筈

生まれながらに武士の最高位・征夷大将軍になる事が

運命づけられていた義輝には無理だったのでしょうね 

 

実質的な天下人・三好長慶が亡くなるのを契機に復権

を目論む義輝ですが、一度失った権力が戻る事はあり

ませんでした 

それどころか、逆に三好の重臣(三人衆)によって襲撃さ

れ壮絶な死を遂げたと言われています 

剣豪でもある義輝は、数十本の刀を駆使し華々しく散る

のです

もしかして??この戦いの最中が、十三代足利将軍とし

て一番充実していた瞬間だったのかも知れません 

 

この襲撃には松永久秀の息子・久通が首謀者だとか?久

秀自身が裏で糸を引いていたとか?言われていますが、

事実は定かではないようですね 

ところで…

今回のドラマで一番のミスキャストだと思っていた秀吉

(佐々木蔵之介)も本格的に登場 

身長も高く声もソフトなので秀吉にはむかないと個人的

には思っていたのですが… 

耳に残る様な甲高い声 

俊敏な仕草。 

流石、一流の役者は違います。

すっかり秀吉になりきっている姿には驚きです 

光秀の生涯のライバルとなる秀吉。 

あらためて佐々木・秀吉の出世街道を見てみたいと思わ

せてくれました

 

 

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