80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

明けましておめでとうございます

2018-01-01 21:17:45 | 私鉄電車
平成30年が始まりました。皆さま新年明けましておめでとうございます。本年も「80分の1丁目16番地」をどうぞよろしくお願いいたします。

今日は早朝に近所の神社へ初詣に行ったあと、神奈川県にある2つの「モノ」を見てきました。別にわざわざ元旦に見に行くものでもないのですが、ふだんの休日よりは人が少ないだろうという読みと、年末に代替えしたノートe-POWERの走りがことのほか気に入ったので、新年早々ひとっ走りしたくなったためであります。

まず1件め。管理人は“走らない”ものにも興味があります。建物ですね。特に建築マニアというほどではありませんが、気になる物件があれば愛でたり写真撮ったり、公開されている場合は中へ入ったりします。で、今日は東名高速を走るといやでも目に入る、前々から気になっていた建物の撮影を決行しました。

東名高速の大井松田I.C.の少し手前、道が足柄平野へ向けて下りにかかると正面に富士山が見えてきますが、その左手に富士山と同じくらい存在感あるビルが現れるのをご存知でしょうか。昔はその姿形から勝手に「足柄市役所」だと思っていたのですが(注:「南足柄市」はありますが「足柄市」はありません)、実は第一生命保険の本社ビルでした。しかし2011年に同社は移転してしまい、現在はコーヒー・紅茶通販の㈱ブルックスが入居しているとのこと。

(Googleストリートビューより)



大井松田I.C.を降り、直接ビルへは向かわず、あらかじめ目星をつけておいた南東側にある山の中腹へ向かいます。そう、富士山とのコラボ写真を撮るために。。今日は残念ながら少し雲がかかっていましたが、小高い丘の上にそびえ立つ18階建てのビルとの並びは絶景です。




今年も元旦登山で多くの人が登っていることでしょう。大晦日に少し天気が崩れましたが、持ち直したので、さぞ美しいご来光が拝めたのではないかと思います。それにしても眺めのいいオフィスですね。羨ましい。




近付いてみます。実は敷地はこの「本館」周辺だけではありません。60万平方メートルという広大な敷地の中に体育館、グラウンド、遊歩道などが点在しています。2020年を目途に『未病バレー「ビオトピア」』というプロジェクトが地元大井町、県とともに進められているとか。未病とは健康と病気の間の状態だそうで、緑の中でリフレッシュしたり健康の知識を得たりしながら「病気」になる手前で引き返しましょう、という取組みだそうです。ちょっと難しいですが、まぁとにかくこのビルが病院になることはないわけですね。




青空に突き刺さる幾何学模様。シンプルかつ特徴あるデザインですね。竣工は東名高速ができる前の1967年だとか。実に50年の歴史を刻んでいることになります。




そして2件めの見学物件はこちら。酒匂川を挟んだ反対側の小田急線開成駅前にて静態保存されている3100形ロマンスカー(NSE)3181号車です。その名も「ロンちゃん」♪ 今年NSEを作るゾ!と宣言してしまったのでネタの仕込みです。




以前は開閉式のフードがついていたようですが、現在は撤去されて全身が良く見えます。雨ざらしでも手入れは行き届いていてきれいです。




ライトケースは平面ではなく、三角形のテールライト部分がぐっとナナメになってますね。




展望室の窓ガラス。こんな三次元曲げはムーリ~(作る前から白旗)。ガラスがカーブし始める部分の屋根って、ガラス面に合わせて斜めに切れ上がってるのかと思えば、なんと垂直なんですね。知らずに削って「似てねー!」ってなるところでした。。




連接側のFS46台車。ミンデンドイツ式なので端部が長い長い。カメラを一杯引いてもはみ出しました。NSEは11車体12台車で表記上は全電動車となっていますが、4台車だけ付随台車が入っていて、この台車も付随台車です。ちなみに反対側(前頭側)はFS346B。




というわけで、今年も年始早々から重箱の隅をつつく話題にお付き合いいただきありがとうございました!



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コメント (6)
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