80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

阪急マルーン試験吹き

2017-12-06 08:29:39 | 私鉄電車
阪急2000系の塗装に先立ち、初めて使ってみる“ジェイズ”スプレー塗料の感触やアルミ窓枠の描き込み方を確認するため、テストピースを使って試し吹きしてみました。


車体と同じ材料を使って窓抜きをしたテストピース。一応さくっとサーフェーサー仕上げをしてあります。




ジェイズの「42阪急電鉄マルーン」を吹きます。300mℓとずうたいはデカいですが思ったより霧は細かく(笑)、他の缶スプレーと同じような感覚で吹くことができました。この塗料、乾燥が遅いというのが定説ですが、天日に15分もあてたらちゃんと乾燥してたのでひと安心。。




この色艶、確かに阪急マルーンならではのゴージャスな風合いですなぁ。




アルミ窓枠を描き込んでみます。まず左端、「PILOTペイントマーカー(極細)」はインクの出が良すぎてボテり気味でうまく使いこなせずアウト!次に真ん中は「マッキーペイントマーカー極細」で、ペン先のフェルトが太めなので腹を窓の内側に押し当てるようにして描き込んでみましたが、これも線がヘロヘロになりやすく当落線上の評価。もっともこれらはペンに非はありません。ひとえに使用者のウデが追いついていないだけであります。で、右は「ながまれ号」の星の描き込みにも使った「PILOT Juice」ボールペン。直線部分は定規を当てて描いてますがペン先が硬いだけあってシャープさでは秀逸。やっぱり今回もコレかな~?ありがとうジュース!ただし塗りつぶしには向かないので断面はマッキーで補っています。




あと、艶やかなのはいいけど指紋が目立ちやすいですね。持ち方に注意!




ということで色々勉強になった試し吹きでした。うまく本番に活かしたいですが、さぁてどうなりますやら。。


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京阪2000系スーパーカーの製作(3)

2017-12-05 00:48:56 | 私鉄電車
こんばんは。タイトルが阪急2000系と紛らわしいので“スーパーカー”を追加しました。もっともオジサンはスーパーカーちゅうと、こんなのしか想像できないのよねー。。

さて今回は製作というよりその仕込み段階のお話。とりあえずMc2両を先行して作ってみるためパーツを追加で揃えました。

いつもどおりまずはIMONさんのサイトで在庫を確認。探すものは台車、カプラー、パンタ、床下機器です。結果、あるにはあるが各店舗バラバラの在庫で最遠は横浜店という状況だったので、今回は通販で取り寄せることにしました。




台車は実車がアルストムリンク式のFS327Aという形式を履いているので、これに近い形をした日光モデルのFS308(東武1700系用)を購入しました。日光の台車もどんどん進化して、今や枕バネとブレーキシューの別パーツ化は日常風景。昔みたいに箱から出してポンと付けるというわけにはいかなくなりました。




カプラーはKATOのキハ58用伸縮機構付き密自連。前に「スハフ14用」を買って失敗した(汚物タンクと一体・・・)のでちゃんとキハ用にしました。実車が1M電車なので、模型の方もある程度自由に編成を組めるようにドローバーは使わずオール密自連としました。




パンタはカツミのPT42U。ホーンではなく一般的な“平シュー”タイプのPT42です。




そして床下機器。毎度のことですが、没して久しく写真もほとんどない車両の床下機器はホントに困りものです。ただ今回は全車両が同じ構造ということなので解明作業は割と楽に進み、焦点は流用可能なパーツがどれだけあるかに絞られていました。

そして見つけたのがこちら。カツミの「旧型電車用A」という床下機器セットです。もともとは真鍮工作入門用の「東急デハ3450タイプ」に合わせて用意されたパーツですが、「旧型」と言いつつ、いわゆる旧国用のものとは様相が少し違っていて、やや近代的というか私鉄風な形態となっています。




試しにこれを図面に合わせて置いてみると・・・。むむ!?主制御器が少し小ぶりなのを除けばかなりいいセンいってますな。ちなみにコンプレッサーは入っていないので手持ちのDH25をあてがいます。




しかし主抵抗器がないですね。東急デハの場合、どうやら表側の接触器箱?の裏側の少し奥まった場所に付いているので省略されたようですが、京阪2000系はどうなんでしょうか。この電車は“複巻電動機を磁気増幅器で制御する”のがウリで、その高加減速性能が「スーパーカー」と呼ばれるゆえんなわけですが、それって弱め界磁段に移ってからの話で、起動抵抗器は別に持ってるはずなんじゃないかな~??某所で見た主回路ツナギ図にも起動抵抗器は描かれてたぞ・・・。ま、外から見えなきゃ模型的には付いてないのと一緒♪生半可な知識でこれ以上詮索するのはやめましょう。



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阪急2000系の製作(26)

2017-12-04 00:09:11 | 私鉄電車
こんばんは。2000系の車体が塗装前状態まで組み上がりました。本当は今日塗装まで持ち込みたかったのですが、手すりを付けたり顔を修正したりしているうちに日が傾きはじめちゃったので諦め、こんどの週末に持ち越すことにしました。幸いしばらくは天気も良さそうなので。。


屋根上と妻面の配管に、配管止め“らしきもの”を追加しました。アルミテープを細く切って巻き付けたもので、塗装して遠目に見ればそれなりの雰囲気は出ます。下端が屋根に届いてないものも混じってますが、まぁ、木は見ずに森を見てください!(^^;




前面に車体ステップを付けた勢いで連結面にも付けることにしました。ところが、向きによってどうも設置場所が違うような気がして、いろいろネットや雑誌の写真を調べたのですがイマイチわからず、先行して2000系を完成されていてコメントもよく頂いている市川ネコ蔵さんのアドバイスを受けて、やっと状況が判明しました。ありがとうございます。

これは大阪寄りの妻面で、左の3両(Mc、T、M)は向かって右端(山側)にステップが付きます。




そしてこちらは神戸寄りの妻面で前の写真の反対側ですが、左の3両(Tc、M、T)は向って右側(海側)ながら端ではなく、内側の貫通路寄りにステップが付いています。本当は妻窓の横にももう1ヶ所あるですが貫通幌の取付に支障しそうなので省略しました。あと、窓下の2個はもうちょっと高い位置に付くのが正解のようです。。




神戸寄先頭車(Mc)で車号は2019を予定しています。動力はなし。




神戸寄中間車(T)で車号は2069を予定しています。




大阪寄中間車(M)で車号は2018を予定しています。CN22モーターとMPギヤを組み合わせた動力車。




大阪寄先頭車(Tc)で車号は2068を予定しています。



ということでなんとか鋼体完成までたどりつきました。年内完成目途にもうひと頑張りです。



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阪急2000系の製作(25)

2017-12-02 01:33:38 | 私鉄電車
こんばんは。タイトルが紛らわしいですが今度は阪急2000系です。久々にいじるので、何をどこまでやったのか自分のブログで確認するところからスタート。(笑)

そういえば避雷器を作っていたのですね。GPSアンテナをベースに裸避雷器をそれらしくデッチあげました。支持部が紙で作った仮のもの(中央)だったのでt0.2真鍮板(左)で作り直します。




ヒューズ箱の隣にこんな感じで設置しました。




前面はまだ手を付けていなかった2050形(Tc)に乗務員ドアの手すり、標識板掛けフック、そしてコーナーには車体ステップをすべて瞬着で取り付けました。




車体ステップはマッハ模型のエッチング製品を使用。精密感がグーンと高まりますね。ニヤニヤが止まりません!




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