80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

どうみても屋根板

2017-12-29 22:37:16 | つくるつくるサギ
先日の忘年会でf.babaさんから“屋根板”をお譲りいただきました。幅約36mmで厚さはちょっと薄めの約4mm、材質はABSとのこと。これ、実は鉄道模型用ではなく、ホームセンターで売っている腰壁の見切りなどに使うモール材です。ふつう木目調などのフィルムでカバーされていますが、これを剥くと、どこからみても屋根板にしかみえないこんなムク材が現れるのです。




いわゆる東海形用よりも薄いため、それらの電車に使うためにはt1mm程度のゲタを履かせる必要があります。




せっかくの頂き物なので何か作れないかと思案。1両でもサマになるものと言えば・・・

○クモニ83orクモユニ82の800番台 ・・・ すでに仕掛品を抱えているのでムリ

○モハ72 850番台 ・・・ 山スカ70系4連のモハ71のうち1両を置き換える→ええなぁ♪

○クモハユニ44 800番台 ・・・ いさみやキットが1両残ってたはず→相棒を作るハメになるけどこれもええなぁ♪


しかしここで新たな誘惑が。。


「私鉄高性能車」とか「戦後の名車」といったキャッチに弱いものですから、今月はこんな本を買ってしまったのですが、中身は正月休みにゆっくり読むとして、表紙の赤い電車と屋根板が見事にシンクロしてしまいました。




そこで何が起こったかは敢えて語らずとも読者の皆様ならお見通しでしょう。はい、速攻で型紙が出力されました(笑)。営団地下鉄丸ノ内線300形であります。モニター式通風器のため低く抑えられた屋根寸法はまさにこの屋根板そのもの。両運転台で1両でもサマになるとくれば拒む理由はありません。




かくして、仕掛品ラッシュに沸いた2017年の年末にふさわしく、新たな仕掛品仲間(いや、まだ着工していないので仕掛品ではない!)を携えての年越しと相成ったわけであります。



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コメント (6)
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