80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

阪急2000系2連の追っかけ製作(2)

2017-12-13 00:45:32 | 私鉄電車
4連を着工した当時を振り返りながら車体の構造とかパーツとかを思い出してます。自分で言うのもなんですが昔のブログ記事が大いに役に立ってます。(笑)

車体はやっと1両の窓抜きが完了。妻板は先に切り抜いてサーフェーサー吹き付けまで終わっています。




今回もドアはカツミのパーツを使いたいと思い目黒店に問い合わせたところ、4連に使ったのと同じ昭和37年タイプは売り切れとのこと。在庫があるのは2000系昭和35年タイプか2021系用ということなので後者を求めました。




2021系というのは昭和38年から製造された2000系の複電圧対応版で、ドアの何が違うかというと、2000系昭和37年Ver.にはなかったドア下部の飾り帯が新たに付いています。という知識をこちらのサイトこちらのページで勉強させていただきました。m(_ _)m



ちなみに、この下部の飾り帯も、戸当たりゴム横の飾り帯も、両方無いのが昭和35年Ver.と呼ばれる初期車のドアの特徴のようです。カツミさんも細かいですね。。
目立たない部分なのでわざわざ削り取る必要もなく、仕上げの色差し(or磨き出し)をしなければそのままでいけると思います。


今回も台車は日光のFS345を使います。そして小径車輪を使っているTcが1両入ります。面倒なので今回はφ10.5のままでいいかなと思ったのですが、カツミでφ9.5を売っているのを見つけたので思わず買ってしまいました。もちろん日光規格とは違うのを承知で・・・




ノギスがないので目視で比べてみるとカツミ(左)は日光(右)より0.5mmくらい軸が短いです。この程度ならボルスターの曲げ具合を調整してやれば十分いけるはずなんですが。。。




元々の台車のガタが大きいようで作戦は失敗でした。写真は車輪交換前の状態ですが、台車枠と車輪との間にけっこうなスペースが空いているのがわかるかと思います。




で、もしかしたら幅の狭いボルスターがあるかも、とジャンクボックスをあさってみたところ、ありました!




左が狭幅ボルスターに取り換え、車輪もφ9.5に取り換えたものです。右のオリジナルと比べるとすき間もなくなって断然いい感じです。



しかし問題がありましてこの狭幅ボルスター、今のところ1個しか見つかっておりません。引き続き探してみますが、何の台車に付いていたのかもわからず手掛かりなし・・・。もし見つからなければボルスターの“台形曲げ”でしのぐしかありませんね。。



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おかわりしてもいいですか?

2017-12-11 01:47:21 | 私鉄電車
年末にきて自分でも何やってるのかわからなくなってきました。。

また浮気?




ではありません!阪急2000系の“シーズン2”であります(苦しい)。2000系の昭和37年Ver.には4連のほか2連口もあったんですね。これは着工した時から承知してたんですが、いきなり6両しかもうち4両が先頭車なんて荷が重いな~ということで諦めてました。でも当時の写真なんか見ると6連でカッコよく走ってるし、インスタ映えならぬレイアウト映えを考えると最低6連くらいないと迫力ないし・・・と悶々としてたんですね。で、やっと塗装まできて全体の工程がひととおりわかったので、じゃあもう2両おかわりしてみようか、となったわけです。




あと、この人たちの煽りもすさまじいんです。車体差込ステップ380個?、阪急マルーン300mℓ?? まだまだ作れと・・・( ̄∇ ̄;)




ということで年末年始の宿題をまた勝手に増やしてしまいました。


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阪急2000系の製作(27.1)

2017-12-10 14:14:40 | 私鉄電車
朝からマスキングの続きをやり、予定通り午前中のうちにマルーンを吹きました。特に大きな問題はありませんでしたが、ノズルまわりにしみ出した塗料がスプレー再開時にボテッと飛んでしまった箇所がいくつかあります。




一応これを1次塗装とし、耐水ペーパーやコンパウンドで表面を整えた後、もう1回上塗りする予定です。そのためマスキングはまだ剥がしません。とりあえず中2日くらい置いて塗面の様子を見ようと思います。




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阪急2000系の製作(27)

2017-12-10 00:44:30 | 私鉄電車
今日も良く晴れましたが寒い1日でした。この土日で阪急2000系をいよいよ塗装工程に進めます。ジェイズの上にクレオス等のアクリル塗料を塗るとひび割れることもあるという指摘をいただきましたので、今日は先に屋根の塗装を済ませました。

実車は屋根も床下同様ブルーグレイ系だったようですが、手持ちの関係と自身の好みからニュートラルグレイ系の「佐世保海軍工廠グレイ」(タミヤ)を吹きました。少し暗めです。車体はサーフェーサーを何度もかけているので、これ以上厚塗りにならないよう軽く広告紙で車体を巻いてカバーしています。




しかしグレーを先に塗るとマスキングが思いのほか大変です。前頭部では屋根上の手すりが雨どいギリギリまで迫り、パンタ周辺はランボードがデンと居座り・・・。仕方なく細切れにしたマスキングテープで狭い部分を先に埋めてしまい、その上から大きなテープを張り重ねるという手順としました。




それでも手に負えないのがこの後位パンタ周辺。配管や配管台が邪魔してもうマスキングどころではありません。ここは細切れにテープを貼るよりも吹き込み覚悟でふんわりとマスキングし、後でグレーをタッチアップする方が現実的かなと思い始めています。重ね塗りはひび割れのリスクがありますが...




明日はいよいよマルーン塗装に入ります。夕方から天気が下り坂らしいので昼までが勝負ですね。



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クモハ40077を本物に近付ける(ドア交換その2)

2017-12-08 01:41:46 | 大糸線方面
棚の上の仕掛品と目が合ってしまったので、少しお相手をすることにしました。KATOのクモハ40(初期ロット)を青22号に塗って大糸線のクモハ40077タイプとしていたものを、ドア交換によってより実車に近づけようという工事で、以前のエントリーはこちらです。

(第1回)「クモハ40077を本物に近付ける」
(第2回)「クモハ40077を本物に近付ける(ドア交換その1)」


初回はなんと2年前のクリスマス!今年のクリスマスまでには仕上げたいものよのぉ。。




KATOの改造専用パーツとしてはボナさんから各タイプのドアが出ていますが、今回はすでにKSのプレスドアを確保してあったので、それをドアの大きさにカットしてはめ込むことにします。




仮にはめてみたところ。ここへたどり着くまでにけっこう大きさを合わせるのが大変でした。各ドアごとにどうしても一品生産的にならざるを得ません。




車体に厚みがあるので、スペーサーを入れて、取り付け深さが均一になるようにしないといけませんね。。




分解したついでに足周りも一新できないか調べてみました。パワトラ式で台車内にモーターがすっぽり収まっているのはいいのですが、走りがギクシャクするのと非力なのが難点なのです。床下にはまるでココにモーターを入れろと言わんばかりの膨らみが・・・!?




しかし、床板を持ち上げて中をのぞいてみましたが期待に反して特に穴があるわけではなかったので、改造はあきらめ、ギヤをグリスアップするにとどめました。さらに30gのウェイトを1枚載せて補重したので、だいぶ安定して走るようになりました。





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