80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

新幹線0系電車の製作10(動力車の組み立て)

2011-05-11 02:31:18 | 新幹線
こんばんは。

先日、うかつにも受付開始日前にのこのこと出かけ、「2日早い!」と追い返されてきた運転免許更新。きのう再度府中の試験場に出向き、無事更新してきました。
以前と違って今の免許証にはICチップが仕込まれていて、表面上は「本籍」の表示がなくなったんですね。そのため、免許証を受け取ったら帰りがけにICカードリーダーみたいな機械に置いて、あらかじめ申告しておいた暗証番号を入力して内容を確認する、という手間が増えていました。いろいろ偽造対策が高度になってきているようです。


さて0系ですが、引き続きMP動力の組立てをしました。
その報告の前に、昨年のJAMでもらってきた造形村さんのプレスリリースが出てきたので、なんとなく読み返していると・・・



お!このイラストはあなどれないじゃないか。側スカートのボルトが鮮明に描かれていますよ♪ 「Dコック」やら「外部電源コンセント」やらのフタも細かく描かれていているようだし。。


というわけで、しっかりパクら参考にさせていただくことにしました。

おー測ってる測ってる(^^;
あまり気に留めてませんでしたが、実車取材のようすなんかも写真入りで書かれてたんですね。どこの点検蓋でしょうか?


基本セットは今月末に発売予定のようですが、改めて担当者の情熱に敬意を表するとともに、そのクオリティに期待してしまいます。


で、わが家のゼロ系ですが、t1.5mm床板で問題ないか、とりあえずMPギヤによる動力機構一式を仮組みしてみました。

パーツに添付されている寸法図に沿ってモーターと取り付けネジの穴をケガキます。



たまたま手近にあった完成動力「電動車ユニットB」を見てみると、センターピンは床上側に復元バネが入るようになっています。この復元バネを入れなければ、多少床板が厚くなってもこのままいけることがわかりました。



こんな感じで問題なく取り付けられました。



モーターはエンドウのEN-22一般型(キャノン製)で、詳しくは後で述べますが、これには少し不安材料があります。



モーターホルダーを介して床板に取り付けますが、添付のφ2×2mmネジだと床板が厚いため0.5mmしかネジ穴に入らないことになるので、φ2×4mmネジに代えた上で、ワッシャを2枚入れて床下への突き出し量を調整しました。



ネジのお尻はモーター軸の寸前で止まっています。。



ユニバーサルジョイントを取り付けようとしたところ、やけに長いことが判明。これじゃモーター延長軸は必要ないですね。どこで間違った情報を掴まされたのか・・・(~_~;



それどころか、ユニバーサルジョイント自体も長すぎて入りません。
前後左右どこを見回しても切れる部分はここぐらい。プラ製ユニバーサルジョイントの軸を4mmほどカットしました。



仮の配線をして試験走行。あっけないほど簡単に走りました。。
当然といえば当然ですか・・・



しかし。
速度差を確かめるために先ほどの「電動車ユニットB」と一緒に走らせたところ、なんと反対向きに走りました!

(ぶつかる!)

配線もまったく同じなのに、これってどういうことよ? と冷静に考えてみたところ、モーターの取り付けが上下逆(すなわち端子の+と-が逆)であることが判明しました。
型番などのシールが貼ってある面を下に向けたのですが、どうやら上側でいいようです。
本組みの段階で上下反転させるか、配線を左右入れ替えることで対応したいと思います。


在来線の20m車用(しかも1/80)と比べてみると、その大きさがわかります。長さだけでなく幅もひと回り大きいことがよくわかると思います。



ところでこの動力、何の疑いもなくMPギヤで組んでますが、果たして造形村の動力車とちゃんとシンクロしてくれるのか、不透明さは拭えません。
造形村の0系も、動力車のメカ自体は昨今の完成品に共通の「両軸モーター+密閉ギヤボックス」と思われます。しかし26形すべてが動力車で、仮に16両フル編成にすると実に6両が動力車という極めて高いM車比率となることから、ギヤ比やモーターの特性などがかなり高速型にチューニングされているようです。

現時点ではっきりしているのは、EN-22型モーターを「一般型」ではなく「高速型」にしなければいけないということです。
先ほど「不安材料がある」と書きましたが、この文章を書いている途中でエンドウのHPを確認したところ、新幹線には「高速型」を使うと明記されていました。
\2,100の出費ですなぁ・・・

一方、MPギヤ(電車用H)本体のギヤ比は、新幹線用とされてはいるものの、試験走行させた感じでは(逆向きに走りましたが・・・)在来線用と比べて速いという感じはしなかったので、とりあえずこのままでいくしかないようです。

もしモーターを換えても速度差が大きいようなら・・・
今の動力は100系用に譲って、26形単品か増結Bセット(25+26形)を買う覚悟をせざるを得ないかも、です(^^;

あと、カプラーをどうするか、といった問題もあるのですが、何とか無事に手をつないで走ってくれることを願うばかりです。


(この動力を組み込む16形グリーン車の車体とともに)


よろしければ1クリックお願いします!
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新幹線0系電車の製作9(下... | トップ | 新幹線0系電車の製作11(... »

コメントを投稿

新幹線」カテゴリの最新記事