屋根を載せていきます。素材はt1.0mmの「イラストレーションボード」。心材の両面にKMKケント紙を貼った構造になっている硬くて軽い紙です。位置的には屋上機器カバーの少し下の、「肩カーブ」にかかるあたりに付くので、両サイドを斜めにカットしています。角度が不足していたので、この後、貼る前にさらに角度をつけておきました。で、車体に載せるわけですが・・・
まあ、こうなりますわな。上がすぼまってるわけですから。。当初は妻面からスルスルっとスライド・インする予定だったのですが、屋上機器カバーに追加した補強材に引っかかってスルスルできなくなったわけです。
仕方なく半分に切って片方ずつ埋め込みました。スジはパテで消せるし、そもそも全長の半分ぐらいは屋上機器の下になるので多少残ったとしても目立ちますまい。
下回りは床板の準備がまだできていないので、とりあえずユニバーサルジョイントの連結具合だけ試しておきました。窓のない部分にかかるようにモーターを配置するため左右でスパンが異なっています。そして左側は小型電車並の短さとなってしまうため、いろいろな対策をしました。まず、モーター軸をこちら側だけ短軸並みにカットしてあります。
さらにユニバーサルジョイント自体も、「タイプⅡ」より短かいエンドウの#6508「小型機関車等用」というものを使ってみました。ご覧のように片側の関節がドライブシャフトと一体化しています。袋のシールによれば西武E31機関車向けのパーツとのことです。最初は短スパン側だけに使う予定でしたが、関節が目立ちにくいため長スパン側にも使うことにしました。モーター側の関節に一般用を使うことでドライブシャフトの長さも不足しません。
もっと細かいところではMPギヤのドライブシャフトも1mm弱カットしています。大味なレイアウト製作が続いていたので、久々のミリ単位の格闘を楽しんでいます。ちなみにMPギヤはWB=24.5mmのφ10.5プレート車輪付です。
ということで、だいたい車体と下回りのメドがついてきたので、残る屋根上が気になり始めました。幸いネット検索すると俯瞰写真もいくつか出てきて何となくは理解できたのですが、参考になりそうなちょっと面白いものを見つけたのでご紹介します。
こちら、3Dプリントサービス大手のシェイプウェイズ社(米)のサイトで見つけたABe4/4のデジタルプレビュー画像です。スケールはN(1/160)、TT(1/120)、HO(1/87)が選べ、今はHOを表示しています。日本円にして3万3千円以上ですか・・・。BUY NOWのボタンが強力な磁力を発していますが思いとどまりました。
(https://www.shapeways.com/product/XVXTPKTAF/ab-abe-4-12)
で、BUY NOWの代わりに3Dというところをクリックすると、車体をグルグル回していろいろな角度から眺められるようになります。詳細なディティールまでは分かりませんが、これで、どんな形、ボリュームの機器が載っているか程度は理解できます。これと実車写真があれば完ぺき。そもそも私の周りでこの実車を見た、乗った、ましてや屋根の上まで写真撮った人など99.999%いないと思われるのでオッケーです!
ア・・・いや・・・もし写真持ってたら見せてくださいww
(同上)
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まあ、こうなりますわな。上がすぼまってるわけですから。。当初は妻面からスルスルっとスライド・インする予定だったのですが、屋上機器カバーに追加した補強材に引っかかってスルスルできなくなったわけです。
仕方なく半分に切って片方ずつ埋め込みました。スジはパテで消せるし、そもそも全長の半分ぐらいは屋上機器の下になるので多少残ったとしても目立ちますまい。
下回りは床板の準備がまだできていないので、とりあえずユニバーサルジョイントの連結具合だけ試しておきました。窓のない部分にかかるようにモーターを配置するため左右でスパンが異なっています。そして左側は小型電車並の短さとなってしまうため、いろいろな対策をしました。まず、モーター軸をこちら側だけ短軸並みにカットしてあります。
さらにユニバーサルジョイント自体も、「タイプⅡ」より短かいエンドウの#6508「小型機関車等用」というものを使ってみました。ご覧のように片側の関節がドライブシャフトと一体化しています。袋のシールによれば西武E31機関車向けのパーツとのことです。最初は短スパン側だけに使う予定でしたが、関節が目立ちにくいため長スパン側にも使うことにしました。モーター側の関節に一般用を使うことでドライブシャフトの長さも不足しません。
もっと細かいところではMPギヤのドライブシャフトも1mm弱カットしています。大味なレイアウト製作が続いていたので、久々のミリ単位の格闘を楽しんでいます。ちなみにMPギヤはWB=24.5mmのφ10.5プレート車輪付です。
ということで、だいたい車体と下回りのメドがついてきたので、残る屋根上が気になり始めました。幸いネット検索すると俯瞰写真もいくつか出てきて何となくは理解できたのですが、参考になりそうなちょっと面白いものを見つけたのでご紹介します。
こちら、3Dプリントサービス大手のシェイプウェイズ社(米)のサイトで見つけたABe4/4のデジタルプレビュー画像です。スケールはN(1/160)、TT(1/120)、HO(1/87)が選べ、今はHOを表示しています。日本円にして3万3千円以上ですか・・・。BUY NOWのボタンが強力な磁力を発していますが思いとどまりました。
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で、BUY NOWの代わりに3Dというところをクリックすると、車体をグルグル回していろいろな角度から眺められるようになります。詳細なディティールまでは分かりませんが、これで、どんな形、ボリュームの機器が載っているか程度は理解できます。これと実車写真があれば完ぺき。そもそも私の周りでこの実車を見た、乗った、ましてや屋根の上まで写真撮った人など99.999%いないと思われるのでオッケーです!
ア・・・いや・・・もし写真持ってたら見せてくださいww
(同上)
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ユニバーサルジョイントに比べてのメリットとしては走行音が小さくなり、小半径にも対応できます。
このようにジョイント長が異なる場合でもそれぞれの長さに合わせてカットして差し込むだけです。
劣化については消耗品と割り切って交換するつもりですが、10年以上前のものもいまだに快調です。
当初は目立たないようにと透明か半透明のシリコンチューブを探したのですが、うまい具合のがなくてユニバーサルジョイントに落ちつきました。
大昔に都電の動力にIMONのやつを使って以来、ユニバーサルジョイントひと筋ですね。また小型車で手頃な題材があれば試してみたいと思います。
ユニバーサルジョイントで上手く行かないときもシリコンチューブに代えたら何故か動いたりします(^^;
理論的にはユニバーサルジョイントの方が伝達能力が高いはずなんですが、理論に技術と精密さが全く追い付いていないのでしょうね。。。トホホ
シリコンチューブ派多いですね。しなやかな動きをするのは分かるのですが、正直なところ「理論」で考えちゃうんでどうも食指が動かなくて。
左右はともかく前後の伸び縮みを吸収してるのはギヤとモーターの「ガタ」だよね~、、どうみても軸受に負担かかってるよね~、、って思いだすとどうにもこうにも・・・笑
「理論」ということばが出ましたので、ついまた書いてしまいました。
私から見ると、「直線の長い棒とその前後に関節で動くジョイントを繋いだ」物体を回転させてカーブを曲がるほうがぎこちなく感じます。特に低速で軸の回転が遅くなると、車両の動きもぎくしゃくします。
その点シリコンチューブは動きがしなやかで無理のない動力伝達方式に見えます。市川ネコ蔵様も書かれているように、ユニバーサルジョイントのパーツの精度が低いように感じてしまいます。
かつて珊瑚のEF53などに使っていた、金属を用いたジョイントとかなら動きがいいのかもしれません。(珊瑚のを見たことがないので自信はありませんがw)長文失礼いたしました。
E社のプラ製ユニバーサルジョイントの精度は確かに「それなり」なのは同意です。今回もかなり大きなバリを取りました。ただ、ギヤボックスとの相性に配慮したいのです。
IMONのサイトでは動画まで作ってシリコンチューブ駆動を勧めていますが、あれはIMONギヤとの相性がいいからだと思います。
IMONギヤはMPギヤと違ってギヤボックスの中にデルリンワッシャが入っていて、ウォームギヤとギヤボックスの軸受メタルが直接当たらないようになっているそうです。だからドライブシャフトに多少の引張力が働いても大丈夫なのでしょう。
一方のMPギヤは普通に使っていても常に摩耗と戦っているわけですから、カーブを曲がるたびにシャフトが引っ張られると、より一層摩耗が進んでしまいます。なのでMPギヤには伸縮機能のあるユニバーサルジョイントを組み合わせるのがベスト、というのが私の持論です。
まだ試してませんが、ユニバーサルジョイントの伸縮部分だけ使って関節をシリコンチューブに置き換えたらどんなものができるか、ちょっと興味があります。