80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

スイスの低床電車を作る(35)

2022-03-06 01:47:40 | 海外
前照灯/尾灯が暗いのをどうしようか迷ったすえ、やはりカッコよく走らせたいのでライト関係一式をやり直すことにしました。
白色、赤色LEDを重ねた手作り光源では導光材に対して光軸がずれるのと、導光材に光ファイバーではなくソフトプラ棒を使ったことがダブルで効いてしまったようなのでイチからやり直します。



まずはソフトプラ棒を切断します。φ2mmと太く、ニッパーで切って車体に変な力が加わってもやだなと思い、半田ごての先に真鍮帯板をくくり付けた即席のホットカッターでカットしました。



光源ボックスは配線を切らないと取り外せないので客室の壁の一部をカットします。修理が終わったら最後に上から貼り直せばいいので問題ナシ。



試しに導光材を取り払った状態で点灯するとかなりの照度で光っているではありませんか。これなら光源は再利用しようか・・・という気にもなったのですが、赤がどうしても暗めなので心を鬼にして先へ進みます。



ニッパーで配線をカットし、壁に沿ってカッターの刃を入れて光源ボックスを剥ぎ取ります。



新しい光源は、初めから白色と赤色LEDが合体している2色発光LEDを調達しました。φ5mmとデカいのですが、白/赤が点灯できるものはこれしか見つかりませんでした。



白と赤が独立した4端子なので、まず足を曲げて“たすきがけ”に配線しておきます。



導光材にはイロプラのクリアを使用。なんだ光ファイバーじゃないのかと思われるかも知れませんが、厚さが5mmもあって半透明素材の拡散・導光効果が高いことが先のマヤ20で確認できたので採用しました。この一端にLEDをセメダインスーパーXクリアで接着します。素材内部で乱反射が起きるようにピンセットの先でつついて細かい穴をあけてあります。



ヘッドライト部分を残して導光材全体をアルミテープでくるみます。



所定の場所に挿入できることを確認。このあとアルミテープのすき間やLED部分を黒く塗って遮光してから本設置→配線の段取りですが、夜も更けてきましたので続きはあした。



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