411系編を続けます。元々クセのあるキット(褒めてます)なのに色々手の込んだことをし始めために時間を食ってしまい牛歩状態。でもなんとか進んでいます。
電気関係で大きな方針変更をしました。編成内のカプラーは701系なども含めてエンドウのドローバーを予定していて、すでにマウントも整えて取付済みだったのですが、軽量なプラ車体ということで引き通し化することにしました。
カプラーはIMONの通電カプラーを使用。前作の富山地鉄クハ173号で試用して非常に高い通電安定効果がみられたため引き続きの採用となりました。車体側への給電に車体コーナーにある固定用ビスを利用するため、ラグ端子板を加工してカプラーと一体的に配線しました。ちなみにこちらはクモハの動力台車側のようす。
こちらはクハの前部側のようす。車内をなるべくすっきりさせるために極力配線は床下を這わせています。2つ並んだスライドスイッチは、左が中間連結時のヘッド・テールライトの消灯用で、右が通過標識灯(いわゆる急行灯)の点灯用です。
おかげで床上はスッキリしました。キットにはロングシートが付属しているのでそれを活用するための“対策”です。ただし奇麗なのはトレーラーだけ。M車はセンターピンのお尻がどうしても飛び出すので配線も堂々とむき出しです・・・。
車体側への給電ですが、先ほど少し触れたように車体固定用ビスを介して給電する方法としました。しかし、以前、上信電鉄の500形(マンナンライフ電車)を作ったときは車体側のナットにあらかじめ配線を半田付けしておいたのでうまくいったのですが、今回はそれを忘れて車体を組んでしまったので、仕方なくシートの下に接点を仕込むことにしました。これが牛歩になっている原因です。。
頭痛が痛い(笑)ですがとりあえずシートを加工します。まずは接点組込みが必要な車端部用4ヶを先行。床板止めのモールドを避けるため背もたれ側の下部を1.2×1.2mm程度カットし、シートが車体側にピタッと接着できるようにします。ちなみにデフォルトでは「シートは床板に接着する」こととされていて、車体との間にこのモールド分の隙間が空くことになっています。このあたりがクセのある設計と呼ぶ所以です。あと、モケットを赤2号に塗っておきます。
t0.1燐青銅板で接点を作り、配線用のエナメル線を半田付けした上でシートの下に瞬着で固定します。これは連結面側用。
窓ガラスを先に入れておき、ナット入りの車体固定用パーツの脇にこの接点付きシートを接着します。
固定用ビスをねじ込んでいくとお尻がこの接点に当たって給電する仕組みです。なんか大げさ。。笑
これで済めば多少大げさでもよかったのですが、運転室側は仕切りが入る関係で同じ方法がとれず、また違うスタイルの接点を仕込むことになりました。こちらは接点自体は完全にシートの下に収まり、赤丸で囲った、車体固定用とは別の給電用ビスのお尻に接触するという仕組みです。むしろ全部このスタイルでよかったかも。。
室内灯はキット付属の導光プリズムに白色LEDを自前で組み込んだユニットを作ってポン付けしています。ちなみに、普通なら給電用の接点は2か所あれば済むのですが、今回はヘッド・テールと通過標識灯のON/OFFスイッチを床板側に組み込んだことから室内灯と別回路にする必要があり、4か所設けることになりました。
窓ガラスを入れないとシートが取り付けられないため、まず車端部用の窓も先行して組み立てています。このキットではサッシ下部に付くクッションゴムが表現できるようになっているので、窓ガラス(今回はIMONのt0.3ポリカ製を使用)を必要な幅にカットしたのち、片側の2mm弱をマスキングしてマットブラックを塗っておきます。上に見えるステンレスエッチングのサッシの下部には細いスリットが開けてあり、そこからあたかもクッションゴムのように黒が見える・・・というまことにクセの強いチラリズム設計になっているのであります。
連結面は貫通路を狭幅から広幅に改造したのでサッシは自作するつもりでしたが、運転室後方の狭い窓用のものがなんとか使えたのでラッキーでした。
反対に拡幅した運転室後方の窓に合うサッシが無く、一度はサッシを切り詰めてみたのですがうまくいかず(2枚前の写真に切れ端が写っています)ペーパーで自作しました。クッションゴム表現も合わせています。
というわけで、とりあえずクモハ(手前)の給電用接点の組み込みが完了しました。先は長いけど道筋はできたので引き続き頑張りますヨ~。。
電気関係で大きな方針変更をしました。編成内のカプラーは701系なども含めてエンドウのドローバーを予定していて、すでにマウントも整えて取付済みだったのですが、軽量なプラ車体ということで引き通し化することにしました。
カプラーはIMONの通電カプラーを使用。前作の富山地鉄クハ173号で試用して非常に高い通電安定効果がみられたため引き続きの採用となりました。車体側への給電に車体コーナーにある固定用ビスを利用するため、ラグ端子板を加工してカプラーと一体的に配線しました。ちなみにこちらはクモハの動力台車側のようす。
こちらはクハの前部側のようす。車内をなるべくすっきりさせるために極力配線は床下を這わせています。2つ並んだスライドスイッチは、左が中間連結時のヘッド・テールライトの消灯用で、右が通過標識灯(いわゆる急行灯)の点灯用です。
おかげで床上はスッキリしました。キットにはロングシートが付属しているのでそれを活用するための“対策”です。ただし奇麗なのはトレーラーだけ。M車はセンターピンのお尻がどうしても飛び出すので配線も堂々とむき出しです・・・。
車体側への給電ですが、先ほど少し触れたように車体固定用ビスを介して給電する方法としました。しかし、以前、上信電鉄の500形(マンナンライフ電車)を作ったときは車体側のナットにあらかじめ配線を半田付けしておいたのでうまくいったのですが、今回はそれを忘れて車体を組んでしまったので、仕方なくシートの下に接点を仕込むことにしました。これが牛歩になっている原因です。。
頭痛が痛い(笑)ですがとりあえずシートを加工します。まずは接点組込みが必要な車端部用4ヶを先行。床板止めのモールドを避けるため背もたれ側の下部を1.2×1.2mm程度カットし、シートが車体側にピタッと接着できるようにします。ちなみにデフォルトでは「シートは床板に接着する」こととされていて、車体との間にこのモールド分の隙間が空くことになっています。このあたりがクセのある設計と呼ぶ所以です。あと、モケットを赤2号に塗っておきます。
t0.1燐青銅板で接点を作り、配線用のエナメル線を半田付けした上でシートの下に瞬着で固定します。これは連結面側用。
窓ガラスを先に入れておき、ナット入りの車体固定用パーツの脇にこの接点付きシートを接着します。
固定用ビスをねじ込んでいくとお尻がこの接点に当たって給電する仕組みです。なんか大げさ。。笑
これで済めば多少大げさでもよかったのですが、運転室側は仕切りが入る関係で同じ方法がとれず、また違うスタイルの接点を仕込むことになりました。こちらは接点自体は完全にシートの下に収まり、赤丸で囲った、車体固定用とは別の給電用ビスのお尻に接触するという仕組みです。むしろ全部このスタイルでよかったかも。。
室内灯はキット付属の導光プリズムに白色LEDを自前で組み込んだユニットを作ってポン付けしています。ちなみに、普通なら給電用の接点は2か所あれば済むのですが、今回はヘッド・テールと通過標識灯のON/OFFスイッチを床板側に組み込んだことから室内灯と別回路にする必要があり、4か所設けることになりました。
窓ガラスを入れないとシートが取り付けられないため、まず車端部用の窓も先行して組み立てています。このキットではサッシ下部に付くクッションゴムが表現できるようになっているので、窓ガラス(今回はIMONのt0.3ポリカ製を使用)を必要な幅にカットしたのち、片側の2mm弱をマスキングしてマットブラックを塗っておきます。上に見えるステンレスエッチングのサッシの下部には細いスリットが開けてあり、そこからあたかもクッションゴムのように黒が見える・・・というまことにクセの強いチラリズム設計になっているのであります。
連結面は貫通路を狭幅から広幅に改造したのでサッシは自作するつもりでしたが、運転室後方の狭い窓用のものがなんとか使えたのでラッキーでした。
反対に拡幅した運転室後方の窓に合うサッシが無く、一度はサッシを切り詰めてみたのですがうまくいかず(2枚前の写真に切れ端が写っています)ペーパーで自作しました。クッションゴム表現も合わせています。
というわけで、とりあえずクモハ(手前)の給電用接点の組み込みが完了しました。先は長いけど道筋はできたので引き続き頑張りますヨ~。。
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