80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

自由形電機E641の製作(その6)

2010-04-26 12:31:55 | 中央東線方面
0系着工前に片付けなければならない案件がゴロゴロしているので、まずはコイツを仕上げていきましょう。

スカートを作ります。パーツはご覧のとおりで本体、カプラー部、補強内貼り(左右2分割)の4ピース構成。ALLペーパー製です。



組み立ててサーフェーサーを塗った状態です。上部が白いのは、サフェを塗ると木工用ボンドが効かなくなるので、のりしろとなる部分をマスキングしたためです。



スカートを車体と床下のどちらにつけるか迷った末、コーナーのエッジが出しやすい車体側取り付けとしました(床板の四隅はテキトーな角度で削ってしまったので)。これだと、床板をつけはずしする際にカプラーをいちいちはずす必要があるのですが、そう何度もやる作業ではないので実用上は問題ないと思います。
車体下部にはt0.5プラ板を1.5mm幅に切り出したステップも貼りました。平面なのでラクです。



手すりは定石通りφ0.4mm真鍮線で作成。治具を使って必要な幅のものをヒョイヒョイ折り曲げ、スペーサーを当てて瞬着で取り付けていきます。基本的には裏側からとめていますが、ちょうど車内の仕切板にかかる部分や補強材にかかる部分は、表から少量の瞬着を流して取り付けました。



屋根上のモニター(状のもの)はt2mmの発泡塩ビ板の表面にt0.5mmプラ板を貼ったもので、断面をパテ成形した上で2分割して屋根に貼りました。一応、高圧回路の室内取込口用の“切り欠き”をそれっぽくつけてみました。
なおモニター前後の2枚の四角いものはただのフタで、t1.2mmプラ板です。



車内からみるとこうなります。ヘッドライトユニットの基板面に合わせて、逃げ穴の深さが3種類あります。中央の最も深い穴はモニターの発泡塩ビも削り込みました。



補重のため小さなウェイトを積みました。車内にも入らなくはないのですが、重心を下げるため床下に横向きに取り付けました。いつどこで買ったのか忘れましたが150円だそうです(笑)。最後にグレーで塗り込めることにします。



大まかなディティール関係を取り付けた状態での全身ショット。平屋根がのっぺりした印象でしたが、いろいろ付けていくと少しは重量感も出てきたのではないかと・・・



とはいえ、低いアングルからだと、まだまだ屋根上がパッツンな感じですねぇ。パンタを乗せれば何とかなりますか。



そのパンタですが、少々無謀な挑戦をしています。題して「紙でつくるシングルアームパンタ」。そこまでやるか、という感じですが、部品点数は少ないしアームは菱形パンタより太いので、まぁ何とかなるんじゃないかと(笑)



あと、オデコの部分がやはり寂しいので、小さなエアコンを載せようかと思います。イメージはこんな感じですか。前面の傾斜に連続するようなデザインを考えています。



さて、ここで衝撃の事実が。
なんとFS台車がもう1組発見されました!
こんなことなら2両編成の電車でも作ったのにぃと後悔しても後の祭り。まあ、ゆくゆくは手がけることになると思うEH200(あ!また要らぬ予告をしてしまった)の練習と割り切って、こちらは粛々と仕上げ、見つかったFS台車の処遇は、何か別の企画を考えたいと思います。



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コメント (3)
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