80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

マニ37 2150の製作(その6)

2010-04-19 10:55:41 | 上野口夜行急行方面
マニ37 2150の仕上げ状況ですが、窓ガラス入れで課題があり、もう少し手を加えてやる必要があるようです。


妻面の貫通扉はフジモデルの塗装済みパーツですが、車体に吹いたGMスプレーの色と合わないので(残念ながらフジモデルのものの方がイメージに合う)、Hゴムをマスキングした上で泣く泣く車体と同じ色に塗りました。その後、荷物室側は保護棒付き、車掌室側はクリアの窓ガラス(塩ビ)を貼ってから車体に貼り込みました。
ホロ取り付けツメの穴の部分を削ればよかったのですが、そのまま付けてしまったので、ホロは接着剤で取り付けることになります。



さて問題の窓ガラス。塩ビに塗料が乗らないのでプリンタ用フォトシールを貼った上に塗装をする、という話は前回書いたとおりですが、なかなかイメージ通りにいきません。
1)カットした断面が白い
2)うまく剥がれてくれないのでせっかくの細い窓枠がボロボロになる


1)については、予め切り込みは入れてあったものの、切断面深くまで塗料を回り込ませるのは難しく、これはある程度予想の範囲。
しかし2)については想定外で、粘着力がかなり強いため剥がすのに苦労し、カッターの刃先でつついているうちに、どんどん汚くなってしまうという状態で、手が付けられません。
一応窓にはめ込んでみましたがイマイチ・・・orz 慣れてくればいいのかとも思いますが、どうもこの方法では無理なようです。



あとの選択肢は、
1)塩ビではなく塗料が乗る透明プラ板を使う(一応ストックあり)
2)元々の窓枠をカットして使う
が考えられます。
しかし、細い窓枠を塗装で表現するのは面倒なので、カットした側だけ塗装すればよい2)でいくことにしました。



あとは保護棒の表現ですが、窓が凹んでいて、試しにカラス口でシミュレーションしたところ、おそらく端まで線が引けないだろうという結論になったので、保護棒印刷済み塩ビをカットして貼り重ねる方法はどうか試してみました。




元々車内は暗くてよく見えないクルマなので、ご覧のように十分実用に耐えることがわかりました。(テストにつき、右側の窓枠はまだ塗装していません。)
ただ、この方法だと、きれいに見せるためには接着剤を塩ビの断面に少量つける必要があり、私的にはかなりのナノ技術(笑)が必要なので、できれば素材の弾性だけではめ込みたいところです。それはそれで切り出しにナノ技術が要るのですが・・・



いろいろ試行錯誤しているうちに保護棒印刷済み窓ガラスシートが底をついてしまったので、まずは材料を調達してから一気に完成に持ち込みます!


よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする