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80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

軌道修正

2013-01-13 02:40:43 | レイアウト
こんにちは。

レイアウトですが、軽量紙粘土をコテコテ盛って地面を作っていく方法はだいたいわかったので、大物というかメインの山岳風景のブロックを作り込んでいくことにしました。通称「初鹿野ライクなセクション」(^^;

シーナリーを作る前に、以前から気になっていた線路の状態を調べてみるとこのとおり見事に波打っていました。一応計算に従って勾配を作ったはずなのですが、ブロック同士の継ぎ目部分のレールを無理やり合わせたのがいけなかったようです。



トラス橋につながる部分は発泡スチロールでレールを支えていて、ここもなだらかにつないだつもりなのですが、ちょっと盛り上がった感じもします。



車体が長く床下のクリアランスも少ない0系を走らせてみると、案の定、亀の子状態で床下機器がつかえてしまいました。面倒ですが、この区間は抜本的に“軌道修正”しないといけないようです。



この発泡スチロールの路盤、軽くていいのですが、車両を走らすとシャー!という反響音が半端じゃないので、この際取り外してしまうことにしました。フレキシブルレールとは接着剤でとめてあるので、ここをカッターでザクザク切って引き抜きます。



最初、ブロック端部は修正する必要はないかなと思い、その部分の発泡スチロールは残しておいたのですが、レールの凹凸をなくすにはブロック端部で4mm程度の“かさ上げ”が必要になることがわかったので、こちらもバッサリ取り外してしまいました。



ブロック端部のレール下に4mm厚ベニヤの小片を挟んで高さを調整し、無事0系がひっかからずに通過するようになりました。発泡スチロールを外した部分も同じ4mm厚ベニヤで新しく路盤を作り直しました。
しかし4mmも高さ修正するとは最初の設計は何だったのか?とツッコミたくなるほどの情けなさです。。



ここは厳密には“初鹿野ライクなセクション”の左隣のプロックですが、外回り線はすでにここからトンネルに入ります。その準備として黒の「プラ段ボール」を切って背面板とし、厚紙でトンネルポータルも作りました。外回り線は複線化で後から増設したとの設定に基づき、トンネルポータルはコンクリート製ののっぺりとしたデザインとしました。165系アルプスが通過中。。



プレートガーダー橋が4本できているので、内回り線の部分に仮置きしてみました。
こちらはロクヨンの牽く客レが通過中(^_^)



次回はいよいよ山の地肌を作っていきます。


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道床の整形

2013-01-10 00:37:01 | レイアウト
こんばんは。
相変わらず寒いですね~

レイアウトの方ですが、ポイントマシンの組み込みと調整が済んだブロックを先行的に仕上げてみることにしました。位置的には右手の第4コーナーにあたるカーブポイント2組の載ったブロックになります。

仕上げといってもとりあえず道床の整形だけです。
このレイアウトでは防音のため、フレキシブルレールの下にウレタンマットから切り出した道床(約6mm厚)を敷いてあります。通常は両サイドはバラストを盛った形に合わせて斜めにカットするところですが、作業をラクにするため垂直に切り落としています。このままバラストを撒くとバラストが大量に必要となるばかりでなく、重量増加の原因にもなります。
そこで紙粘土を盛って下地をつくり、その上からバラストを撒くことにしたわけです。

とはいえ、それでも紙粘土の量が増えることから、まずはこのように厚紙を斜めに貼り付けてハリボテ構造にしました。紙粘土の下に隠れてしまうので結構雑に貼っています(^^;



紙粘土は「エコかるーん」という商品名のものを近所のスーパーで買ってきて使いました。すでに車両のヘッド、テールライトケースの遮光にも使っています。
商品名が示すように軽量な粘土で、これならボードの重量増加も抑制できそうです。
石膏やレイアウト素材などと違ってスーパーやホームセンターなどで買え、値段が安いのが魅力ですが、今回初めて本格的に使ったので、耐久性や耐衝撃性などについては未知のところがあります。



作業は簡単で、指でちぎって少しずつ盛りつけていくだけです。紙粘土とはいえモサモサした感じはなく、しっとり滑らかで作業性が良く、石膏のように水分量や硬化時間をシビアに気にする必要もないため、とても使いやすいと感じました。



このボードは純粋な通過区間で、シーナリーやストラクチャーを作り込む予定もありませんので、バラストを撒いて線路脇にターフで若干の緑を表現するなど、まずはレイアウトづくりの練習台として試行錯誤していこうと思います。


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久々のレイアウト

2013-01-06 01:48:04 | レイアウト
こんばんは。

年始早々いろいろなものに手を出してますが、きのうは久々にレイアウト製作にカムバックしました。

まずは製作途中だったプレートガーダー橋の仕上げから。
底板(実物はトラス部材ですが)を貼ってコの字形に組んだ左右2枚のプレートの腹に、補強材をボンドで1本ずつ接着していきます。



補強材の余分な出っ張りをニッパーでカットしてから天井板(これも実物はトラス部材)を貼れば出来上がり。
カーブ区間用2基と直線用2基の計4基をつくりました。
両端部のトラス構造は橋台で隠れてしまうため、1基だけそれらしく切り抜きましたが、あとの3基は省略してただの四角い紙でフタをしてあります。
日没で時間切れとなって塗装まではできませんでした。無理してやっても寒いだけなので。。(^^;



次はポイントマシンの取り付けですが、その前にやっておくことが。。
各ブロックを支える「ゲタ」にはゴム足を取り付けたのですが、これが床のコーティング剤?と化学反応を起こしたらしく、こんなふうに黒ずんでしまいました。組み立て式とはいえ一度組んだらしばらくは出しっぱなしにしたいので、何らかの対策が必要です。



そこで、対策として無難そうなな「紙」をゴム足の下側に貼ることにしました。
ちょっと厚手の板目紙を細く切り、両面テープで貼り付けました。



ポイントマシンは結局スローアクションタイプ(レマコ社又はフルグレックス社製)を使うことにしました。
説明書にしたがってリンク機構を作っていきますが、先代のレイアウトを分解した時にリンク用の真鍮線も、それを通すパイプも剥ぎ取ってしまったので、新たにφ1mm真鍮線と内径1.0-外径1.5mm細密パイプとで作り直しました。
これは駅構内への進入部にあるカーブポイントですが、右側(内回り)はレールセンターにあけた穴から下へ真鍮線を降ろすノーマルな方法なのに対し、左側(外回り)は路盤下の補強材と干渉するために、レールサイドからポイントを駆動するようにしてあります。



上の写真の裏側です。左のマシンはセッティングが完了していますが、右のものはこれから位置決めをしてリンク機構を結んでいきます。場当たり的に補強材やゲタを取り付けているため、こんな窮屈なことになってしまいました(^^;
試しにセッティング済の方にパワーパックをつないで作動させてみたところ、ちゃんと転換はするものの、作動音(と反響音)がかなり大きいことがわかりました。ゴムブッシュを入れても気休め程度にしかならないため諦めています。



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レイアウトの電気工事3(エキシタの配線)

2012-08-27 01:08:32 | レイアウト
こんばんは。

昼間の火事の野次馬見物でせっかくの工作時間をムダにしてしまったので、電気工事が思うように進んでおりません(^^;

以前にちょっとお見せした20ピンコネクター。これはレイアウトとコントロールボードとを結ぶ生命線になります。
回線数が多いときは記憶に頼らずタグを付けて地道に配線すべし、とご助言をいただいてますが、ここはメインの受け口でありコネクターがあまりグラついても困るので、すべての回線をいったんラグ板で受け、そこから各所へ必要な配線を伸ばしていくことにしました。


まずはコネクターから出ているコードをすべて、ラグ板の端子をカシメてある穴に半田づけします。ここで順番を間違えると元も子もなくなってしまうので、配線し終わった後で何度も順番を確認しました。
コントロールボードは一番手前の駅セクションの前に置き、左右に2分割されている駅セクションのそれぞれに給電するため、コネクターは2組つくります。



駅セクションは裏側の中央に太い補強木材が通っているため、この手前にラグ板固定用の台座となる木片を貼り付けます。木工用ボンドのみを使用し釘などは用いていません。



ここへコネクターを取り付けたラグ板をネジ止めし、コードの中間は木片を枕にしてステープル4本で固定します。
そしてタグの代わりに、ラグ板の中央に回線名を印字した紙を貼りました。



このラグ板を起点にして駅ボードの裏側に配線していきます。
コネクターの右側に見える銀色の線は、駅構内4線分のフィーダーのコモン側をまとめるためのもので、0系新幹線を作った時にランボード表現用に使った平編銅線の余りを使いました。別に大電流を流すわけではありませんが、途中から何本も枝を出す必要がある場合はこのような裸銅線の方が被覆をむく手間がいらないので楽です。



このセクションの端にはもう1枚ラグ板があり、隣のセクションと結ぶコネクターケーブルを中継しています。上の写真ではある程度整然と配線できたのですが、こちらは気を緩めたのが災いしてご覧の通りクモの巣配線になってしまいました(^^;
ビニールテープでとめてあるのはポイントマシン用の配線で、リンク機構に使うφ1.5mmパイプがまだ入手できないため仮配線としてあるものです。



以上は2分割される駅セクションボードのうち右側のセクションへの配線のようすですが、これとほぼ同じボリュームの配線を左側のセクションへもしてやらなければなりません。あーしんど...(^^;


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レイアウトの電気工事2(ポイントマシンの取付準備)

2012-08-24 19:06:45 | レイアウト
こんばんは。残暑お見舞い申し上げます~

京王線地下化工事の見学以来、どうも燃え尽き症候群に陥ってブログが放置状態となってしまいましたm(_._)m
レイアウトの電機工事についてちょっとだけ進展したのでご報告します。


埃だらけだったポイントマシンが整備できたので、次はこれを取り付ける番ですが、マシンとポイントを結ぶリンク(φ1.0真鍮線)を通す細密パイプ(エコー)を切らしていました。急ぎ通販で注文し、到着するまでにマシンの取付準備をしておくことにしました。もちろん新品の時はマシンにパイプが付属していたのですが、先代のレイアウトを作った時に切り刻んでしまい、さらに接着剤でかたく固定してしまったため再利用を諦めざるを得ませんでした。



説明書にしたがって指定の位置にパイプを通す穴を開けます。寸法出ししやすいように治具を作りました。ペーパーの切れ端に19mm間隔で穴をあけただけのものです。本当は真鍮やプラ板で作るべきですが、何十か所もあけるわけではないのでこれで十分。ただ、線路の中央に乗るようにゲージとトングレールの内幅に合わせた裏紙が貼ってあります。



トングレール側の穴にドリルを入れて位置決めをしたら、もう一方の穴に入れ換えて穴を開けますが、写真の状態のままドリルをぐりぐり回すとすぐに治具の穴が広がってしまうので、少しだけ掘った段階で治具は外して掘り進めます。



テキトーな位置に「足」をつけているのでマシンの位置決めは出たとこ勝負。説明書ではパイプから20mmの位置にマシン側の作用点がくるように取り付けることとされていますが、そんなのムリ!



こういうケースについては仕方がないので「どう腕を伸ばすか」1か所ずつ図面を描いてカスタマイズしていきます。



これはコントロールボードとレイアウトを結ぶ一番根っこのコネクターケーブル。ものはPC用の電源延長ケーブルで20ピンあり、これを2組使って連結します。みてるだけでお腹いっぱいになりますが、間違わずに配線するには面倒でも1本ずつタグをつけるしかないのかなぁと覚悟は決めたものの手が出ません(^^;



気分転換に久々に銀座線(覚えてます?)でもいじりますか(^_^)


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