サントリー美術館で開かれている
「天地人~~直江兼続とその時代~」
へ、参りました。
時間調整で、たまたま立ち寄ったのですが、、、
意外に、といっては失礼ですが、思ったよりずっと楽しめました!!
直江兼続は、上杉家の養子になっていますよね。
我が家の祖先は、どうやら上杉家にお遣えしていたようなので、
(詳しい事は分かりませんが、子どもの頃祖父から聞かされました)
ちょっと、興味がわきました。
入ってすぐ、甲冑に目を奪われました。
色は褪せていますが、当時はどんな色だったか、、と
「錆色」「縹色」など、色名と照らしながら見ます。
紋も意匠として随所に取り入れられていますが、
当時は養子縁組などが盛んなので、
紋は一つとは限らず、複数になることが多いのです。
赤銅で作られた甲冑の手の甲あたりを見ると、
桐と桔梗など、複数の紋が浮いて見えます。
「あら、これって、、、ルイ・ヴィトン?」
そうなんです。まるでルイ・ヴィトンのモノグラム状態なのです!
当時の戦国武将がルイ・ヴィトンなど知るはずもありませんが、
現代の若者が見たら、きっと、ルイ・ヴィトンのマネをしたと錯覚するでしょう?!^^);
その他に、腰周りに蒔絵があるものまであり、なんともゴージャス!
兜の流線型も素晴らしいし、
刀も美しいし、鞘に蒔絵が施されていたり・・・!(興奮)
驚いたのは、甲冑の「下着」。
甲冑を脱いでも見劣りしないように、なのでしょうか?
紺地に緑の、とても奇麗な文様なのです。
2種類の染色技法が使われていて、手が混んでいました。
当時の武将は、茶の湯と縁が深く、
直江兼続らが秀吉に招かれた二畳敷きの茶室の見取り図や、日記もありました。
先般、直木賞をとった『利休をたずねよ』を読んでいたので、
「ああ、これね!」と興味深かったです。
勇猛果敢で、知的な戦国武将たちを垣間見た思い。
展示品は、まさに「陰影礼賛」の美しさがありました。
ああ、やっぱり日本ていいなぁと、しみじみ思うのでした。
2日続きの美術館めぐり。
今回は、閉館時間までゆっくりと静かに楽しみました!
「天地人~~直江兼続とその時代~」
へ、参りました。
時間調整で、たまたま立ち寄ったのですが、、、
意外に、といっては失礼ですが、思ったよりずっと楽しめました!!
直江兼続は、上杉家の養子になっていますよね。
我が家の祖先は、どうやら上杉家にお遣えしていたようなので、
(詳しい事は分かりませんが、子どもの頃祖父から聞かされました)
ちょっと、興味がわきました。
入ってすぐ、甲冑に目を奪われました。
色は褪せていますが、当時はどんな色だったか、、と
「錆色」「縹色」など、色名と照らしながら見ます。
紋も意匠として随所に取り入れられていますが、
当時は養子縁組などが盛んなので、
紋は一つとは限らず、複数になることが多いのです。
赤銅で作られた甲冑の手の甲あたりを見ると、
桐と桔梗など、複数の紋が浮いて見えます。
「あら、これって、、、ルイ・ヴィトン?」
そうなんです。まるでルイ・ヴィトンのモノグラム状態なのです!
当時の戦国武将がルイ・ヴィトンなど知るはずもありませんが、
現代の若者が見たら、きっと、ルイ・ヴィトンのマネをしたと錯覚するでしょう?!^^);
その他に、腰周りに蒔絵があるものまであり、なんともゴージャス!
兜の流線型も素晴らしいし、
刀も美しいし、鞘に蒔絵が施されていたり・・・!(興奮)
驚いたのは、甲冑の「下着」。
甲冑を脱いでも見劣りしないように、なのでしょうか?
紺地に緑の、とても奇麗な文様なのです。
2種類の染色技法が使われていて、手が混んでいました。
当時の武将は、茶の湯と縁が深く、
直江兼続らが秀吉に招かれた二畳敷きの茶室の見取り図や、日記もありました。
先般、直木賞をとった『利休をたずねよ』を読んでいたので、
「ああ、これね!」と興味深かったです。
勇猛果敢で、知的な戦国武将たちを垣間見た思い。
展示品は、まさに「陰影礼賛」の美しさがありました。
ああ、やっぱり日本ていいなぁと、しみじみ思うのでした。
2日続きの美術館めぐり。
今回は、閉館時間までゆっくりと静かに楽しみました!