気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

八百長問題

2011-02-05 05:54:17 | Weblog

相撲協会の八百長問題で大騒ぎになっている。

多くの識者?といわれるような人の発言を聞いていると、“国技であり、公益法人としての相撲協会であるのだから、徹底的に調査し膿を出し、体制改善をして出直すべきである”というような主旨の発言が多い。

だが急に騒ぎ出したそれらの人々は、心から、過去に八百長問題は存在しなかったと信じていたのであろうか?

過去に力士の内部告発もあったし、週刊誌がその内情を報じたこともあった。素人の私ですら、“相撲に八百長は付き物”との感覚でいた。多くの人も漠然と疑問を抱きながら楽しんでいたと思うのだが? 今更「信じられない!」という発言の方が信じ難い。理事長の「過去にはなかった。今回このような事件が起こり残念」との発言も白々しい。

抜群の強さで好成績を残した日本人横綱が八百長の常連だったとの話もきいた。“勝てるとは思うが、万が一に備え保険として星を買っていた”そうだ。“黒”でありながら物証の上がらぬ力士も多い筈で、一部トカゲの尻尾切りでは不公平だ。過去は水に流し、重大な危機感をもって本当の新規出直しをし、伝統の国技を守って行くという方法もある。