気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

はなみずき

2007-04-13 08:12:17 | Weblog
つい2~3日前、庭の“はなみずき”の花芽が膨らんだと思ったら、昨日はもう幾つかの花が開き始めていた。だがまだ完全には開ききっていない。
もう少し経てば、多くの図鑑に載っている写真のように、4枚の花びらは平面になるまで開いていく。
私にとっては、世間の桜が散り庭の“はなみずき”が咲いて、ようやく春がやってきたとの実感が湧いてくる。
尚、この“はなみずき”は街路樹として植えられていることも多く、赤い花と白い花、その他にピンクなどの中間色のものもある。そして秋には紅葉し、春と同じく季節の移り変わりを感じさせてくれる。

プロの文章

2007-04-12 08:11:20 | Weblog
小説が雑誌に載るまでには、文章の校正が為され、ゲラ刷りされたものを確認し、初めて印刷に廻されるわけである。その程度のことは誰でも知っているであろう。やがてこれらの小説は1冊の本になるが、その時にもまたゲラ刷りの確認をして加筆・修正の作業が行われる。これらの作業は作者が自分の作品に対しての愛情とも言える感情からそうするのであろう。私は、ここまでの作業で作者の仕事はようやく終ると考えていた。
ところがこの度、藤沢修平の長女である遠藤展子の「父・藤沢修平との暮し」を読み、更に作者の仕事が続くことを知った。
単行本の発行後3年ほどして文庫本が出版されるが、勿論この場合にもいろいろと手が加えられる。そして更に、文庫本になった後にも、読み返し赤字を入れたり付箋を付けたりしていたという。
プロの作家でさえ自分の文章を大切にし絶えず修正している。ましてや素人の自分だ、努力なしの文章を書くなんて、読んで下さる方に失礼だと改めて自戒した。

子供の幸せ

2007-04-11 08:12:20 | Weblog
生まれてきた子供は当然の権利として幸せになれなければならない。だが必ずしもそうならないのが今の世の中だ。
法律を守らず戸籍を得ることができない子供を産んだり、産んだ子どもを遺棄したりと常識では考えられないことが続出している。
「離婚後300日以内に生まれた子は前夫の子」と推定する民法の見直し問題は非常に複雑だ。戸籍法に特例を設けDNA鑑定などで子の親が立証されれば、出生届を受理できるようにするとの方針でほぼ一致したようだが、一夫一婦制や法律婚保護の立場から、あくまで離婚後に懐胎した子だけを例外的に再婚後の夫の子と認めるべきとの意見もあり、まだ流動的らしい。
また、最近話題になっているのが「赤ちゃんポスト」問題だ。捨て子・養育放棄を助長するとの批判もあるが、現実に捨て子の問題が年間200件前後に上ることを考えれば、泥縄ではあるが必要なのかも知れない。後は、「あそこに置けば育ててもらえる」と考える単純無知で無責任な親を減らす工夫が必要になるだろう。

火葬のランク

2007-04-10 08:11:19 | Weblog
先日叔母が89歳で亡くなった。これで身内の“オジサン、オバサン”の中で存命なのは99歳の伯母1人になってしまった。だが、私自身が間もなく72歳の誕生日を迎えることを考えれば、致し方のないことかもしれない。
今回も火葬場まで同行し最後のお別れをしたが、いつも考えさせられることがある。
それは、他でも同じような状態だとは思うが、私の地域で利用するT火葬場では、火葬料金が3段階にランク付けされていることだ。そうした違いがある限り残された家族にしてみれば、少しでも上のクラスでと考えるであろう。だが現実には総てのクラスが使用されている。
火葬場も株式会社である以上、経営面からいろいろ考えるのは当然であろう。そして、肝心な炉の構造自体は変わりないのに、ホールや前扉等の豪華さに力を入れ、ランク付けをしているのもその一環であろう。だがあまり良い気持ちはしない。せめて最後くらいは人間平等で終りたいものである。

休肝日

2007-04-08 08:10:47 | Weblog
飲酒に関しては昔からいろいろの注意がある。その中で、≪週に2日は肝臓を解放し休めよう、いわゆる「休肝日」を設けよう≫ などは特によく知られていることだろう。実際、昨日のテレビでも、毎日飲む人と「休肝日」を設けている人では死亡率が違うと報じていた。
だがこれには「毎日飲みたいだけ飲んでいる人」との前提があると思う。毎日好きなだけ飲めば飲酒量が増えてよくないのは当然だ。2日間休めばその分の飲酒量が減るのだから理解できる。
だがその一方で、≪酒は百薬の長≫との有名な言葉もある。6日、厚生労働省研究班でも次のような発表をしている。≪お酒を飲むと顔がすぐ赤くなる人でも、適度な飲酒は急性心筋梗塞を予防する効果がある≫と。
私は毎日、25度の焼酎を1合ほど飲んでいる。肝臓に不規則な負担をかけるより、平均して穏やかな働き方をさせた方が良いと考えているからだ。それに薬と考えれば毎日飲むのは当然だと思う。あくまでも素人の考えであるが・・・。

さくらんぼ

2007-04-07 08:05:21 | Weblog
東京で桜の花が終わるか終わらない内に、もう「さくらんぼ」が出荷されたという。勿論ハウス物だ。だがこのニュースに驚いた私は知識不足だった。「さくらんぼ」は、1月5日の初せりに合わせて山形から出荷されるのが初出荷だそうだ。300グラム入りで1箱30,000円以上することもあるというから、所詮自分には縁のないものではあるが。
今「さくらんぼ」のインターネット通販の広告を見ても、納期は総て、露地栽培物が出回る“6月下旬頃のお届け”である。今すぐにも食べたい人は、東京辺りのデパートか高級果物店にでも行かなければならないのだろう。
昨日聞いた値段は300グラム入りで1箱20,000円。1粒に換算すると、なんと800円もするそうだ。こんな高価な「さくらんぼ」、実際は食べられないのであるが、負惜しみでもなく、食べたいとも思わない。あと2ヶ月と少し経てば、1/10以下の値段で、糖度も18度以上と高く食味の大変優れた王者「佐藤錦」を食べられる。その時期を楽しみにしている。

ライバル

2007-04-06 08:13:19 | Weblog
昨シーズンまでは浅田真央が契約していたデジタルカメラのイメージキャラクターに、今季から2歳上の姉“舞”も一緒に登場するようだ。
出演にあたり舞は、「真央に少しでも追いつけるように競技でもがんばります」と明るく語ったようである。だがその心境は複雑であると思う。
通常は、家族が何かの行事に参加・出演する場合、身内の人たちは全力を尽くして応援する。よい成績を上げれば心の底から喜べる。だが兄弟姉妹で同じ競技の道に進みライバルとなった場合、その心境は複雑だろう。相手が優勝できれば自分はその下になってしまうのだから。
結果的に兄・姉が上の成績を納めることができればまだ救われるが、弟・妹が上に行った場合、口には出さなくとも、兄・姉の心中はいかばかりかと思ってしまう。若・貴の関係も、2人の実力が逆であったら、結果も違っていたのではないかと思う。
だがそう思うのは私の心が狭く、考え過ぎなのだろうかうか? 実際は深い愛情に結ばれ嫉妬心などなく、私が従来から心配していたよりも、ずっと清々しい関係なのだろうか?

走行距離

2007-04-05 08:14:50 | Weblog
1953年のボストンマラソンで優勝した山田敬蔵氏の話を聞いた。
氏は1927年生まれだそうだから今年で80歳になるが、いまだに招待選手としてボストンマラソンに参加しているというから驚く。
勿論、記録は2時間台から3時間台、そして最近は4時間を僅かながらオーバーするようになったが、生涯走り続けるそうだ。
1951年から「東日本縦断駅伝競走大会」(青森-東京駅伝)が行なわれていたが、あるときこの大会に、秋田チームの1員として出場した山田選手を間近に見て驚いた。小柄だということは聞いていたが、その身長は、標準である私の肩までしかないのだ。あれだけの体の何処にあれだけのスタミナがあるのか信じられなかった。
「体力・気力・努力」の言葉を残し、日本における「マラソンの父」と称されている金栗四三氏が生涯に25万kmを走ったそうで、「自分も金栗先生のように90歳過ぎまで生きて、一生のうちに35万kmを達成できるよう頑張っている」と語っていた。
“35万km”? “マラソン8千300回”分だ。常人の私には想像もつかぬ数字である。

「桜」と「てぬぐい」

2007-04-04 08:12:12 | Weblog
東京の桜も昨日の雨で大分散ったようだ。実際の桜が終わると名残りを惜しんで、わが家の玄関には1ヶ月間ほど「桜の額」が掛けられる。
だがその額、日本画でもなく、油絵でもなく、私の撮った写真でもない。それは芸術品ともいえる「てぬぐい」だ。
浅草の観音様近くにある「てぬぐい」専門店の「ふじ屋」さんの製品である。その店内には、歌舞伎、風景、四季の花等のデザイン製品から、古典的な雰囲気のものまで多くの“作品”が展示されている。
友人から贈られた、立派な専用額に納まったこの店の「桜」が、わが家に雰囲気をもたらしてくれている次第である。
「桜」と「てぬぐい」と言っても、桜の下で手拭をほっ被りし、ヒョットコ踊りなどをするのとは次元が違う。上品な、優雅な環境で? 単純な私は悦に入っている。

子供の成人病

2007-04-03 08:02:26 | Weblog
昨日のNHKラジオ「こころの時代」は、香川短期大学の名誉学長である北川博敏氏の“子供の成人病”に関してであった。
「食育」に関する専門家である北川氏の調査によれば、地元高松市の小学生や中学生約15,000人の血液検査によると、高脂血症20%、肝臓障害10%、肥満15%、高血圧2%で、小・中学生の3割が生活習慣病だそうだ。そして、この傾向は全国的にも変わらないだろうとのことであった。
通常、肝機能異常の原因は肝炎の後遺症かアルコールの飲み過ぎであるが、子供の場合はポテトチップス、フライドポテトなど、スナック菓子の食べ過ぎによる脂肪の取り過ぎが大きな原因だそうだ。インスタントラーメン1カップには約20gもの脂肪を含まれているという。
高脂血症の生徒は、今の体調は悪くなくとも、20年、30年先、つまり30~40歳代の働き盛りに心筋梗塞や脳梗塞で倒れる危険性が高いそうだ。こうしたことを考えると、子供の食事や肥満に関して、母親はもっと真剣に取りくまねばならぬと思う。

来館者100万人達成

2007-04-02 07:57:04 | Weblog
昨年7月1日、川口駅前の再開発ビル「Cupola」にオープンした「中央図書館」が、当初予定の1年間より3ヶ月も早く、“来館者100万人達成”を記録した。因みに、この中には“私の200人分”程度も入っているはずだ。
平日は浪人?の学習と年配者に利用され、休日には学生も多く満席になる。市民のための啓蒙と憩いの場として大いに貢献していることは間違いない。
以前にも書いたが、この図書館は蔵書量・設備とも抜群だ。トイレの綺麗さなど近くのデパート以上と言っても決してオーバーな表現ではない。
先日、ある学校の高校生たちが、多くの図書館のランク付けを行なったようだ。いろいろな調査項目を設定してそれらを点数で評価し、その合計点で優劣を決定したそうだ。
その結果、「川口中央図書館」が3位の「東京都立日比谷図書館」等を押さえて第1位に選ばれた。立地条件も駅前と、大変交通の便がよいところである。機会があったら訪れてみることをお勧めする。

世界3大○○

2007-04-01 08:16:19 | Weblog
世界の「3大○○」という言葉は多い。
シンガポールの「マーライオン」は「世界3大がっかり名所」として有名である。
食べ物でも「フォアグラ」、「キャビア」、「トリュフ」は「世界3大珍味」として知られている。“珍味”であるから“美味”でなくともよいのであろうが、「フォアグラ」のソテー以外は旨いとは思わなかった。
ところで、「世界3大スープ」は「フカヒレスープ」、「ブイヤベース」、「トムヤンクン」といわれている。一部では「ブイヤベース」の代わりに「ボルシチ」を挙げる人もいるようだが、寄せ鍋の大好きな私は「ブイヤベース」の方を支持したい。
「フカヒレスープ」は旨い。中国ではヒレをほぐしたものと、そのままの形のものとでは呼び名も異なるようだ。値段も違うが丸ごとの方が断然旨い。「フカヒレの姿煮」など最高である。
トマト味の好きな私は、勿論「ブイヤベース」も大好きだ。「トムヤンクン」に関しては、タイ旅行をした際にはくせが強く駄目だった。日本で出されるスープの味は違うのだろうか?