気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

日本漢字能力検定協会

2009-04-22 07:14:26 | Weblog
この度の日本漢字能力検定協会の内情が明らかになるにつれて本当に呆れてしまう。
その呆れた理事長・副理事長の退任に伴い、新しい理事長に元日弁連会長の鬼追明夫弁護士が就任したという。
鬼追弁護士は、85~90年に豊田商事破産管財人、96・97年度に日弁連会長、99~04年に整理回収機構代表取締役を務めており、実力を備え実績のある人であることは間違いないようである。だが既に74歳と高齢である。もっと若い人でその任に適した人はいなかったのであろうか?
鬼追弁護士が豊田商事の破産管財人として活躍したのはもう20年以上も昔で、彼が50代の時であった。情熱・体力を共に備え充分に働けるピークは40代・50代であると思う。
この公益法人「日本漢字能力検定協会」に関しては、元国連事務次長の明石康氏が役員を務めていたが、この度の問題が浮上したからであろう、協会に辞任届を提出したそうである。彼は以前から名前だけで、年2回の理事会にも欠席気味であったという。こんなことでいい筈がない。
公益法人の役職が著名人の肩書を飾り役人の天下り先になっては困る。考えるべきだ。