【１０１０/２６０：有効求人倍率】滋賀の有効求人倍率は０．５４倍

　滋賀労働局が発表した９月の滋賀県の有効求人倍率は０．５４倍と、前の月をわずかに上回ったことがわかりました。

　滋賀労働局のまとめによりますと、仕事を求めている人１人に対してどれだけの仕事があるかを示す９月の有効求人倍率は、滋賀県は前の月を０．０１ポイント上回る０．５４倍となっています。しかし、全国平均の０．５５倍を下回っており、滋賀労働局では、「徐々に上がってはいるものの水準的には低く、厳しい状態ではある」としています。

　また地域別に見てみると、長浜が０．７３と最も高く、高島が０．３７と低くなっています。なお近畿２府４県の中では滋賀は近畿の平均と同じ０．５４倍となっています。

（１０月２９日、びわ湖放送・電子版）

http://www.bbc-tv.co.jp/houdou/news/news_week_detile.php?newsid=17395

【１０１０/２５９：県内経済状況】県内経済情勢に持ち直しの動き

　今年７月から９月までの県内の経済情勢について財務省の大津財務事務所は「依然として厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きが続いている」との見方を示しました。

　今年７月から９月までで持ち直しの動きが大きかったのが県内の主力である電気機械や化学、窯業などの生産活動で、全国や近畿全体で比べても滋賀は大きく持ち直しています。また住宅建設についても持ち家、分譲とも前の年より増えており、全体として前の年を大幅に上回っています。

　ただ企業収益は製造業を中心に減益の見通しで、雇用情勢についても依然として厳しい状況にあるということです。今後の見通しについて大津財務事務所では、引き続き海外の経済動向や円高の影響などを注意していく必要があるとしています。

（９月２９日、びわ湖放送・電子版）

http://www.bbc-tv.co.jp/houdou/news/news_week_detile.php?newsid=17394

【１０１０/２５８：RD産廃処分場】産廃処分場問題で滋賀県の検討委が初会合

【写真：有害物調査を実施する処分場内を現地視察する滋賀県の検討委員ら（栗東市・ＲＤエンジニアリング産廃処分場）】

　栗東市のＲＤエンジニアリング産廃処分場で滋賀県が実施する有害物調査と環境対策工事に向け、県の検討委員会が１０月３０日、同市内で初会合を開いた。県側が示した調査案について、委員と周辺自治会の代表者の双方が意見を出した。検討委は、委員長に就任した樋口壮太郎・福岡大大学院教授ら廃棄物、地盤の専門家５人。年度内に終了予定の有害物調査の方法と結果への評価、調査結果をもとにした対策工事計画について助言する。

　初会合で県は、これまで未調査もしくは調査不足の区域を対象にした調査案を提示。有害物のおおよその有無を探る表層ガス調査とボーリング、試掘で段階的に範囲を絞り込むとした。

　委員からは「有害物に焦点を絞らず、塩類濃度などの指標も調べた方がいい」との意見や「地下水層に廃棄物が接したままなのは致命的。何らかの緊急対策も検討してはどうか」との提案があった。周辺自治会の代表者も「疑わしい区域は（地層を抽出する）ボーリングより、掘削によって詳細な調査をすべき」などと指摘した。

　検討委は会合前に処分場を視察。県の担当者から、元従業員から「ドラム缶を埋めた」との証言が得られた処分場西側の市道付近などの案内を受けた。

【関連ニュース番号：１０１０/２４９、１０月２９日；１０１０/２３６、１０月２８日など】

（１０月３０日付け京都新聞・電子版：３１日付け毎日・中日の電子版なども報道）

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20101030000155
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20101031ddlk25010287000c.html
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20101031/CK2010103102000108.html

【１０１０/２５７：長浜市水道工事汚職】職員、収賄の起訴内容認める 贈賄側の被告も / 初公判

　長浜市発注の簡易水道工事を巡る贈収賄事件で、収賄罪に問われた同市上下水道課の元主幹、千田一朗被告（４２）＝人事課付、同市相撲庭町＝と、贈賄罪に問われた「滋賀ポンプ工業」元役員、堀内久和被告（４１）＝同市東上坂町＝の初公判が２９日、大津地裁（大村陽一裁判官）であり、両被告とも起訴内容を認めた。

　起訴状によると、千田被告は０８年３月、同社が下請け受注できるよう便宜を図った謝礼と知りながら、堀内被告から東京都内の風俗店などで約２４万円相当の接待を受けたとされる。【村瀬優子】

(１０月３０日付け毎日新聞・電子版：同日付け読売・電子版なども報道）

【関連ニュース番号：１００９/１４２、９月１７日；１００９/１５、９月３日など】

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20101030ddlk25040366000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20101029-OYT8T01060.htm

【１０１０/２５６：甲良町の官製談合問題】来月８日の百条委、議長ら３人証言

　甲良町議会官製談合疑惑調査特別委員会（百条委）は１０月２９日、第９回委員会を開き、次回委員会を１１月８日午前９時半から開き、３人に証言を求めることを決めた。証人は、恐喝未遂罪に問われ、今月８日に保釈された同町議の宮崎光一被告▽同町議会の山田寿一議長▽元町総務主監。それぞれ５０分～１時間半、官製談合疑惑にかかわる関係者との対応や協議内容などについて質問する予定。【松井圀夫】

【関連ニュース番号：１００９/６６、９月９日；１００８/１１４、８月１８日；１０７/５０、７月７日】

（１０月３０日付け毎日新聞・電子版：同日付け読売・電子版なども報道）

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20101030ddlk25040355000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20101029-OYT8T01058.htm