【写真:県立高再編案への反対意見が相次いだ説明会(大津市・コラボしが21)】
滋賀県教委は7月30日、大津市のコラボしが21で、先に公表した県立高再編計画原案についての説明会を開いた。これまで再編の対象校で開催したが、一般向けに開くのは初めて。8月13日までに県内7カ所で行い、意見を集めて成案を練る。
この日は大津市内に加え、湖東や湖北からも33人が参加した。
まず末松史彦教育長が「20年ほど高校が縮小している中、多様な選択肢や豊かな学びの環境を提供したい」とあいさつ。青木洋教育次長が再編内容や進め方について説明した。
参加者からは、定時制3校を廃止し能登川高に集約する案に対し「湖北から能登川まで通い昼間に仕事をするのは無理」「不登校など課題を抱えた子も多く、距離以上の壁がある」と反対意見が出た。また特別支援学校の分教室を併設する案には「特別支援学校の改革と別に、突然出てきた。将来像は」と質問する参加者もいた。
県教委側は「能登川高を単位制にし、柔軟なシステムを用意して受け入れたい。通えないとの意見は受け止める」「特別支援学校の改革案はできるだけ早くまとめたい」などと答えた。
説明会は31日に彦根市と長浜市、8月6日に東近江市と甲賀市、13日に栗東市と高島市で開く。各回とも定員に余裕があり、県教委が参加を呼びかけている。教育総務課TEL077(528)4513。
(7月30日付け京都新聞・電子版;31日付け中日・電子版なども報道)
http://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20110730000091
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20110731/CK2011073102000106.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20110730-OYT8T00947.htm
滋賀県教委は7月30日、大津市のコラボしが21で、先に公表した県立高再編計画原案についての説明会を開いた。これまで再編の対象校で開催したが、一般向けに開くのは初めて。8月13日までに県内7カ所で行い、意見を集めて成案を練る。
この日は大津市内に加え、湖東や湖北からも33人が参加した。
まず末松史彦教育長が「20年ほど高校が縮小している中、多様な選択肢や豊かな学びの環境を提供したい」とあいさつ。青木洋教育次長が再編内容や進め方について説明した。
参加者からは、定時制3校を廃止し能登川高に集約する案に対し「湖北から能登川まで通い昼間に仕事をするのは無理」「不登校など課題を抱えた子も多く、距離以上の壁がある」と反対意見が出た。また特別支援学校の分教室を併設する案には「特別支援学校の改革と別に、突然出てきた。将来像は」と質問する参加者もいた。
県教委側は「能登川高を単位制にし、柔軟なシステムを用意して受け入れたい。通えないとの意見は受け止める」「特別支援学校の改革案はできるだけ早くまとめたい」などと答えた。
説明会は31日に彦根市と長浜市、8月6日に東近江市と甲賀市、13日に栗東市と高島市で開く。各回とも定員に余裕があり、県教委が参加を呼びかけている。教育総務課TEL077(528)4513。
(7月30日付け京都新聞・電子版;31日付け中日・電子版なども報道)
http://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20110730000091
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20110731/CK2011073102000106.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20110730-OYT8T00947.htm