滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【1010/200:県内政党動向】議席の過半数確保を 来春の県議選、自民県連が役員会

2010-10-24 23:43:02 | Weblog
 自民党県連は10月23日の役員会で、来春の統一地方選に向け、20議席にとどまっている県議会(47)で過半数確保を目指す方針を打ち出した。

 有村治子会長が就任後、初めて開く役員会で、役員会後に有村氏、石田祐介幹事長らが市内で記者会見した。有村氏は統一地方選に「県連にとって大事な船出になるので、勝つことにこだわって候補を選びたい」と意欲を示した。選挙対策委員会が候補者選考、戦術を決める。

 有村氏は「4カ月にわたって就任を要請されていたが、自民党が県民の良識の受け皿になっていくために、火中のクリを拾う決意をした」と決意をあらためて語った。

 役員会では、次期衆院選をにらみ、空席になっている衆院滋賀1区と2区支部長は、党本部の通達に従い公募で選ぶことを確認。4区は、昨年8月の衆院選で敗れた武藤貴也氏を支部長に昇格させたが、今後、県連で精査して正式に判断することにした。 (曽布川剛)

(10月24日付け中日新聞・電子版:同日付け毎日・電子版なども報道)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20101024/CK2010102402000114.html
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20101024ddlk25010328000c.html
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/shiga/101024/shg1010240224001-n1.htm


【1010/199:事業仕分け】「公開事業診断」始まる 近江八幡市市民ら、14件審査

2010-10-24 23:38:15 | Weblog
 近江八幡市の現行事業の仕分けをする審査会「公開事業診断」が10月23日、2日間の日程で同市の安土町公民館などで始まった。市は、結果を参考に再検討し来年度以後の事業に反映させる。初日は、有識者や市民の中から選ばれた診断員ら計16人が2班に分かれて計14件を審査した。

 旧安土町が考案し、町内の高齢者らを地元の公共施設へワゴン車で無料送迎する予約制交通システム「安土福祉自動車運行事業」(年間事業費約490万円)について、診断員は「数年後には福祉自動車を有料にしてもよいのでは」「医療機関からも運営費をもらうべきだ」と述べた。

 コーディネーターを務めた石井良一・滋賀大地域連携センター特任教授は「両市町が今年3月に合併した以上、市全体が一体のなるよう路線見直しをするべきだ」と話した。

 イタリアの国際交流員が安土町に滞在し、サロンや語学教室などを開いている事業(年間事業費約890万円)も診断し、現状のままならば交流員は必要ない、との方針も示された。石井教授は「民間活用も一つの方法。あらためて仕切り直すべきだ」と述べた。

 24日は午前9時20分から近江八幡市総合福祉センターひまわり館で開催。乳幼児健診・がん検診事業、放課後児童対策事業など計12件を診断する。 (桑野隆)

2010年10月24日

 近江八幡市の現行事業の仕分けをする審査会「公開事業診断」が23日、2日間の日程で同市の安土町公民館などで始まった。市は、結果を参考に再検討し来年度以後の事業に反映させる。初日は、有識者や市民の中から選ばれた診断員ら計16人が2班に分かれて計14件を審査した。

 旧安土町が考案し、町内の高齢者らを地元の公共施設へワゴン車で無料送迎する予約制交通システム「安土福祉自動車運行事業」(年間事業費約490万円)について、診断員は「数年後には福祉自動車を有料にしてもよいのでは」「医療機関からも運営費をもらうべきだ」と述べた。

 コーディネーターを務めた石井良一・滋賀大地域連携センター特任教授は「両市町が今年3月に合併した以上、市全体が一体のなるよう路線見直しをするべきだ」と話した。

 イタリアの国際交流員が安土町に滞在し、サロンや語学教室などを開いている事業(年間事業費約890万円)も診断し、現状のままならば交流員は必要ない、との方針も示された。石井教授は「民間活用も一つの方法。あらためて仕切り直すべきだ」と述べた。

 24日は午前9時20分から近江八幡市総合福祉センターひまわり館で開催。乳幼児健診・がん検診事業、放課後児童対策事業など計12件を診断する。 (桑野隆)

【関連ニュース番号:1010/188、10月23日】

(10月24日付け中日新聞・電子版:25日付け読売・電子版なども報道)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20101024/CK2010102402000112.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20101025-OYT8T00024.htm

【1010/198:選挙】新人3氏が無投票当選、栗東市議補選

2010-10-24 23:32:02 | Weblog
 栗東市議補選(欠員3)が24日告示された。いずれも新人で、ともに無所属の中村昌司氏(62)=民主推薦=、北川健二氏(63)、共産党公認の大西時子氏(56)の3人が立候補した。ほかに立候補の届け出がなく、無投票で当選が決まった。

 同補選は、死亡による欠員1に、市長選に立候補した市議2人の辞職に伴い行われた。任期は来年5月31日まで。

◇栗東市議補選当選者◇(欠3-立3、届け出順)=氏名、年齢、所属、新旧、職業、役職(経歴)、学歴、住所、当選回数の順。敬称略

・中村 昌司 62 無新 学校職員(地振協役員)龍谷大卒。小平井2丁目(1)

・北川 健二 63 無新 無職、地区自治会長、朱雀高卒。小平井2丁目(1)

・大西 時子 56 共新 無職(県職組書記)大津商業高卒。小平井3丁目(1)

(10月24日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20101024000114


【1010/197:生物多様性会議】湖国のヨシ群落視察 COP10、海外参加の21人

2010-10-24 23:28:42 | Weblog
湖国のヨシ群落視察 COP10、海外参加の21人印刷用画面を開く

西の湖のヨシ群落を船から視察する参加者ら(近江八幡市) 名古屋市で開催中の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の海外参加者を対象にした1泊2日の琵琶湖視察が23日始まった。参加者は近江八幡市などで琵琶湖の生き物をはぐくむ内湖とヨシ群落を視察した。

 県が主催。海外の政府やNGO(非政府組織)の関係者、学生ら12カ国の21人が参加した。

 同市にある内湖の西の湖で、県立大の学生グループ「DIG’S」と地元の小学生5人から、西の湖でヨシ群落が魚の大切な産卵場所になっており、水鳥のカイツブリも見られると説明を受けた。船にも乗り、内湖の岸沿いに植生するヨシ群落を視察した。

 同市内のヨシ博物館では西川嘉廣館長から、県条例でヨシを守る政策が進むなど「かつての商用から、現在は水の浄化や生態系保全で大切な植物となった」と解説を聞き、博物館内のヨシを加工する納屋を見て回った。

 カナダのラルフ・シンプソンさんは「ヨシを使った環境システムが興味深い。ヨシ群落の保全など、カナダでも環境面と経済面との両立が課題だ」と話し、台湾の陳維立さんは「子どもを含め、地域ぐるみで環境を守る活動に好感を持った」と話していた。

 この日は草津市の県立琵琶湖博物館も視察。24日は高島市新旭町針江のかばたや長浜市西浅井町の山門水源の森を訪問する。

(10月24日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20101024000012


【1010/196:県内政治団体動向】対話塾:「政局より政策」 開講で知事が初講義 

2010-10-24 23:14:37 | Weblog
 嘉田由紀子知事を支援する政治団体「対話でつなごう滋賀の会」が主催する政策勉強会「対話塾」の開講式が10月23日、野洲市内であり、初講座を嘉田知事が担当。環境社会学者から政治の世界に飛び込んだ4年間を振り返り、ダムだけに頼らない治水方法など目指す地域主権のあり方を語った。 

 来春の統一地方選に向け地域政党の意義を伝えようと企画。約25人が参加した。嘉田知事は大戸川ダム問題などを巡る県議会での対立や、再選した7月の知事選で県民参加型のマニフェストを作り出したことを紹介。「政局よりも政策。選挙で支援をお願いし合うのではなく、党派を超えて政策の実現を約束する政治に変えていきたい」と語った。

 次回は31日。12月12日までの8講座で嘉田知事が県政の重要8政策を紹介する。第2部では県内の首長や琵琶湖環境の研究者らも登壇する。受講費は1000円。【安部拓輝】

(10月24日付け毎日新聞・電子版)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20101024ddlk25010329000c.html