滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【1010/101:県議会議員定数】県議会:県議定数47維持、きょう可決 非公開で協議 

2010-10-13 23:58:09 | Weblog
 来春の県議選の定数を検討していた県議会(定数47)は、合併による変更以外は現状維持とする条例改正案を10月13日の9月定例会最終日に提案する。昨年8月から非公開で協議を重ね、共産を除く各会派が合意した。【安部拓輝】

 議長の諮問機関である議員定数検討委員会が昨年8月から16回協議。委員は5会派の代表10人で、非公開で進められた。

 定数委は当初、定数削減を念頭に協議を進めたが不調に終わり、大津市選挙区(定数10)を増やし米原市選挙区(定数2)を減らす「1増1減」案も先送りとなった。

 大半の選挙区で議席獲得を目指す民主は保守地盤の米原の削減に反対。大票田の大津で議席拡大を狙った自民も最終的に同調した。中村善一郎委員長(自民)は「地域間の均衡などを考慮した」と話す。

 ◇「県民不在」批判の声も

 定数委が非公開だった点については「県民不在」との批判もある。同じく定数削減を議論していた京都府議会(定数62)は今夏、定数の小委員会を公開。9月議会で2減の結論を出した。民主会派の代表だった山本正・府連幹事長は「何事も公開の時代。議会がこそこそしていては示しがつかない」と話す。これに対し、中村委員長は「公開では自由に議論できない」とする。

 大津市選挙区に住む同志社大政策学部の真山達志教授(行政学)は「行政審議会のように住民の意見を取り込む仕組みを作れば政治への関心も高まるのでは」と提案。関西学院大総合政策学部の長峯純一教授(公共選択論)は「県議選の公約に定数への考えを掲げ、県民の意見を聞く場としては」と話している。

【関連ニュース番号:1009/235、9月29日;1009/194、9月24日など】

(10月13日付け毎日新聞・電子版)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20101013ddlk25010451000c.html


【1010/100:県庁周辺構想】県:県庁周辺構想に災害時拠点施設 新設の意向示す

2010-10-13 23:51:26 | Weblog
 県庁周辺で老朽化した施設や敷地の活用法を検討している県は10月12日、災害発生時の拠点となる危機管理センター(仮称)の新設を県庁周辺の将来構想に盛り込む意向を示した。14年度までに実施計画を策定する。

 6月から地元住民も参加したまちづくり検討会を計5回開催。福祉や医療、文化などにかかわる事業所や大学のサテライトキャンパス誘致案などが上がっているが、県から具体的な施設案が示されたのは初めて。災害対策本部を置く県庁本館が国の耐震基準を満たしておらず、新たな整備が必要となっていた。

 大津市も県庁周辺のまちづくりの協議の場を設置する方針で、県と市は今年度中に活用方法を具体化させる。【安部拓輝】

【関連ニュース番号:1010/93、10月12日;1009/237、9月29日など】

(10月13日付け毎日新聞・電子版)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20101013ddlk25010459000c.html


【1010/99:栗東市長選】市と県の連携態勢が必要 知事が会見

2010-10-13 23:42:46 | Weblog
 栗東市長選について、嘉田由紀子知事は10月12日の定例会見で「市と県が連携できるような態勢が必要だと思っている。どなたになろうとも、選挙以上に実質の4年間が大切」と述べた。中止となった新幹線新駅計画に触れて「そのまま続けていたらどうなっていたか。事実を正確に理解していただける市長さんが望ましい」と注文も付けた。 (木原育子)

【関連ニュース番号:1010/92、10月13日など】

(10月13日付け中日新聞・電子版)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20101013/CK2010101302000121.html


【1010/98:栗東市長選】政策課題絞り討論会/栗東市長選の立候補予定者、関係団体「参加を」

2010-10-13 23:38:39 | Weblog
 10月24日告示の栗東市長選を前に、テーマを絞って立候補予定者が意見をぶつけ合う公開討論会が相次いでいる。市長選を機会に、候補予定者の声をじかに聴きたいという思いのほか、同時に市民に関心を持ってもらう狙いもあり、主催者はより多くの参加を呼び掛けている。

 同市綣の栗東芸術文化会館さきらでは、15日午後7時から、文化振興に特化した討論会が開かれる。催すのは、文化団体関係者でつくる「さきらと歩む100人委員会」。いずれも無所属の前副市長中村洋三氏(62)=民主推薦=、市議の野村昌弘氏(44)、市議の馬場美代子氏(65)=共産推薦=の新人の候補予定者が出席する予定。

 市は財政再建の一環として、来年度予算で、同館の指定管理料削減を打ち出しており、自主事業の廃止など運営見直しが検討されている。委員会は「さきらの今後も含めて、立候補予定者がどれだけ文化行政に力を入れるのかじっくり語る場にしたい」と話す。

 9月30日には、RD問題の討論会が処分場周辺6自治会により開かれ、3氏が出席。県の対策の是非や市の取り組み方に対する持論を住民30人に説明した。主催者の男性(63)は「3人ともこの問題を重要課題だと考えていることが分かって安心した。投票の1つの目安になる」と納得していた。

 このほか、栗東青年会議所などが16日午後7時から同市中央公民館で公開討論会を催す。問い合わせは事務局=電077(553)1250=へ。

 さきらの討論会の問い合わせは委員会副代表の竹之内晃さん=電090(8141)0041=へ。 (添田隆典)

(10月13日付け中日新聞・電子版)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20101013/CK2010101302000122.html


【1010/97:企業誘致】「日本熱源」が初進出 大津のびわこサイエンスパーク、来秋に工場稼働

2010-10-13 23:28:11 | Weblog
 大津市は10月12日、市と独立行政法人都市再生機構(UR)が整備を進める「びわこサイエンスパーク」(大津市伊香立)に、空調設備会社「日本熱源システム」(東京)の新工場建設が決まったと発表した。パークへの企業進出は初めてで、同社は工場を来秋に稼働させる方針。

 同社は大型施設の空調システムを製造し、大阪府茨木市に工場を持つ。今後、企業の省エネ対策や二酸化炭素(CO2)削減への取り組みが進んで受注増が見込まれることから、製造強化のために新工場の建設を決めた。

 パーク内の約4400平方メートルを、20年間借り受ける契約をURと締結。既に9月30日に土地が引き渡された。新工場の着工は来年1月ごろの見通し。

 このほか、事業用地は10万7500平方メートルあり、2011年度中にすべての造成が完了するが、具体的な企業進出は未定となっている。 (林勝)

【関連ニュース番号:1006/71、6月11日;1004/26、4月4日;0901/31、09年1月7日など】

(10月13日付け中日新聞・電子版:同日付け産経・電子版なども報道)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20101013/CK2010101302000124.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101013-00000058-san-l25