滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【1204/371:原発再稼働問題】大飯再稼働説明 改めて党へ要請 / 民主県連(福井)

2012-04-30 17:58:25 | Weblog

 大飯原発3、4号機(おおい町)の再稼働問題について、民主党県連の糸川正晃代表は29日、政府が近隣府県の理解を得たと判断するなど、政府として何らかの意思表示をする際には、改めて党本部から、地元議員向けに、その根拠などを説明させる方針を明らかにした。地元同意の手続きが想定よりも長引いているためで、県議らが、支持者に政策決定の過程を丁寧に説明する必要に迫られていることが背景にあるという。

 党県連幹事会がこの日、福井市内で非公開で行われ、糸川代表が終了後、報道陣に説明した。政府が滋賀県や京都府、大阪府市などに再稼働の理解を求めるなど政府の最終判断に向けたプロセスが不透明になっているためで、説明を求める時期について糸川代表は「政府が最終判断する時か、関西の理解を得た時期か分からないが政府のメッセージが出た時だ」と述べた。

 幹事会では、再稼働について「消費地の理解が得られないなら計画停電もやむを得ない」「党として停電させない責任があり、再稼働はすべきだ」など様々な意見が出たという。

(4月30日付け読売新聞福井版・電子版)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20120430-OYT8T00006.htm


【1204/370:メーデー】原発再稼働が主題に (福井)県中央メーデー

2012-04-30 17:51:50 | Weblog

 県中央メーデー(連合福井主催)が二十九日、福井市田原一丁目のフェニックス・プラザであった。壇上で発言した西川一誠知事らは、東日本大震災からの復興や非正規労働者の増加などの問題に加え、関西電力大飯原発3、4号機(おおい町)の再稼働を取り巻く課題に言及した。

 西川知事は再稼働について「電力消費地の十分な理解も必要。県としてかじ取りをしながら、さまざまな課題とともに全力で取り組みたい」と述べ、政府の再稼働方針に注文を付ける橋下徹大阪市長らの動向を見守る姿勢をあらためて示した。

 民主党県連代表の糸川正晃衆院議員は再稼働問題に「まだ取り組むべき問題がある。経済と生活の安全を両立させなければいけない」と指摘。二十八日に東京であった中央メーデーで、連合の古賀伸明会長が民主党政権に苦言を呈したことには「まだ至らない点がある」と陳謝した。

 社民党県連の若山樹義代表も再稼働問題に触れた。「経済や雇用の面で、おおい町民が再稼働に前向きなのは当然。だが、事故が起きた場合、自分たちが加害者のようになると困るとも思っている。県議会や知事はより慎重な対応を」と訴えた。

 開会前、福井市花月一丁目の西公園から会場まで約一キロを、千二百人(主催者発表)が「東日本大震災の被災者を助けよう」などとアピールしながらデモ行進。式典には、同市や坂井市など五市一町の二百二十団体から二千人(同)が参加し、「働くことを軸とする安心社会の実現」を目指すメーデー宣言を採択した。 (梅野光春)

(4月30日付け中日新聞福井版・電子版)

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20120430/CK2012043002000009.html


【1204/369:県統計資料】「平成二十二年度県統計書」発行 / 県が22年度

2012-04-30 17:38:38 | Weblog

 県はこのほど「平成二十二年度県統計書」を発行した。
 この統計書は明治十六年の創刊以来、一世紀以上にわたり県の現状と推移、発展の跡を記録してきた歴史ある刊行物である。
 県の土地、人口、経済、社会、教育、文化など、あらゆる分野の基本的な統計資料を体系的に集録している。この統計書はA四サイズの三百二十一ページで、二十三分野 三百二十一表(付録四表)。県庁の県民情報室、各環境・総合事務所の行政情報コーナー、県内の図書館等でも見られる。
 県統計課のホームページ(http:/www.pref.shia.jp/c/toukei/toukeisyo/touiso.html)にも掲載している。また、同冊子は県統計協会でも販売中。一部三千七百円。購入希望者は、TEL077―528―3391まで。

(4月30日付け滋賀報知新聞・電子版)

http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0010065

 


【1204/368:人権意識調査】「人権尊重社会になった」10.2ポイント増 滋賀県民意識調査

2012-04-30 17:25:24 | Weblog

 滋賀県はこのほど、2011年度の「人権に関する県民意識調査」の結果をまとめた。人権が尊重される社会になっていると思う人は42%で、前回(06年度)より10・2ポイント増と大幅に伸びた。一方で人権が尊重される社会の実現に向けて自らが努力したいとする意識は低下しており、県は「県民の主体的な取り組みが進むよう情報提供していきたい」としている。

 調査は5年ごとで、今回は昨年11月に実施。県内在住者を対象に1618人から回答を得た。

 滋賀では人権が尊重される社会になっているかとの問いには「思う」「どちらかといえばそう思う」を合わせ42%で、前回の31・8%、前々回(01年度)の24・7%と比べ大きく伸びた。思わない人の割合は6・3ポイント減少した。

 一方で、人権が尊重される社会の実現に向けて考え方を聞いたところ、「自分も実現に向けて努力したい」と答えた人は47・2%で、前回の51・7%、前々回の60・4%から下落傾向に。併せて「なりゆきにまかせる」「特に考えていない」とした人は増加した。

 県の条例では、県民も人権が尊重される社会づくりに貢献するよう明記している。県人権施策推進課は「県民の認識は高まっているが、主体的な動きにつながっていないのかもしれない。日常生活から取り組みが進むよう情報提供したい」としている。

 調査では人権侵害を受けた際の対応も質問。「黙って我慢した」が59・7%、「身近な人に相談した」が39・6%と自己完結型が目立った。県は行政機関の相談支援体制の充実を図るとしている。

(4月30日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20120430000015


【1204/367叙勲】春の叙勲 40人受章

2012-04-29 17:45:33 | Weblog

 

各界で功労のあった人に贈られることしの春の叙勲の受章者が発表され、滋賀県からはあわせて40人が受章することになりました。顕著な功績があった議員や民間人などに贈られる旭日章のうち
▼旭日小綬章を受章するのは
▽元県議会議員で東近江市の
 上野幸夫さん
▽元栗東市議会議員の
 宇野哲さん
▽元県議会議員で彦根市の
 中村善一郎さんの3人です。
▼旭日双光章を受章するのは
▽元近江八幡市議会議員の
 大橋正光さん
▽元大津市議会議員の
 北林肇さん
▽元県議会議員で竜王町の
 杼木捨藏さんの3人です。
また公務員などで功績のあった人に贈られる瑞宝章のうち
▼瑞宝中綬章を受章するのは
▽大阪大学名誉教授で大津市の
 有本卓さん
▽元広島矯正管区長で大津市の
 板垣嗣廣さん
▽滋賀大学名誉教授で大津市の
 巌和峯さんの3人です。
▼瑞宝小綬章を受章するのは
▽元県立新旭養護学校長で
 高島市の佐々木善澄さん
▽元豊能税務署長で
 長浜市の佐野八朗さん
▽元水口高校校長で
 甲賀市の清水忠和さん
▽元大阪府立三島高校の校長で
 近江八幡市の武井正三さん
▽元県知事公室長で
 大津市の土井典彦さん
▽元高槻市消防正監で
 大津市の橋本輝男さん
▽元京都市消防司監で、
 草津市の原田一郎さん
▽元伊吹高校校長で
 多賀町の松宮忠夫さん
▽元大津警察署長で大津市の
 水谷清治さんの9人です。
このほか▼瑞宝双光章を14人、▼瑞宝単光章を8人がそれぞれ受章します。
このうち瑞宝双光章を受章する
長浜市の丁野惠鏡(71)さんは40年以上、地元の保育園の園長を務めています。
この間、滋賀県保育協議会の会長を平成4年から3期務め、県内の保育園など保育関係団体の育成や発展に大きく貢献しました。
また、社会福祉協議会の役員も長年務め、地域の社会福祉の向上に力を尽くしました。
受章について丁野さんは、「受章を光栄に思います。保育はボランィア、奉仕の精神だと思い、子どもたちの幸せを考えてきました。今後も現職の園長として、後継者の育成を進めると共に保育を学ぶ心を持って頑張っていきます」と話しています。

春の叙勲の伝達式は滋賀県公館や東京の各省庁で行われます。

(4月29日、NHK大津放送局・電子版)

http://www.nhk.or.jp/lnews/otsu/2064521001.htm

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