【写真:来年度当初予算案の編成に向けた方針を部局長級職員に説明する嘉田由紀子知事(大津市・県庁)】
滋賀県は10月22日、来年度当初予算案編成に向けた部局長級会議を開いた。嘉田由紀子知事は、各部局からの予算要求とは別枠で、来年度からの県基本構想に基づく八つの重点テーマに沿った「重点化特別枠」を新設する方針を明らかにした。
年明けに国が決定する地方交付税額の増額を視野に、11月の予算要求段階で通常の予算枠にこだわらずに必要施策を検討する狙いがある。嘉田知事は、全体の予算案が決定に至るまでの事業額の変遷と査定理由を公表する意向も示した。
重点化特別枠は、子育て・子育ち応援や低炭素社会実現などの8テーマが対象で、予算要求前に知事が認めた事業を部局ごとの一定の予算枠とは別に確保する仕組み。
会議で嘉田知事は「先駆的、戦略的な政策を盛り込みたい」と強調した。出席者からは、景気の先行きが不透明として「生活支援やスキルアップなど、地域ならではの雇用対策を予算編成に反映してほしい」などと意見が出た。
主要事業については予算案編成の透明化を図る。各部局の予算要求とその後の財政課内示、部局長級による調整、知事の最終決定の4段階でそれぞれ事業額と金額を調整した理由を説明する。公表は、来年2月の当初予算案発表時に行う。
(10月22日付け京都新聞・電子版:23日付け毎日・電子版、朝日なども報道)
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20101022000185
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20101023ddlk25010431000c.html
滋賀県は10月22日、来年度当初予算案編成に向けた部局長級会議を開いた。嘉田由紀子知事は、各部局からの予算要求とは別枠で、来年度からの県基本構想に基づく八つの重点テーマに沿った「重点化特別枠」を新設する方針を明らかにした。
年明けに国が決定する地方交付税額の増額を視野に、11月の予算要求段階で通常の予算枠にこだわらずに必要施策を検討する狙いがある。嘉田知事は、全体の予算案が決定に至るまでの事業額の変遷と査定理由を公表する意向も示した。
重点化特別枠は、子育て・子育ち応援や低炭素社会実現などの8テーマが対象で、予算要求前に知事が認めた事業を部局ごとの一定の予算枠とは別に確保する仕組み。
会議で嘉田知事は「先駆的、戦略的な政策を盛り込みたい」と強調した。出席者からは、景気の先行きが不透明として「生活支援やスキルアップなど、地域ならではの雇用対策を予算編成に反映してほしい」などと意見が出た。
主要事業については予算案編成の透明化を図る。各部局の予算要求とその後の財政課内示、部局長級による調整、知事の最終決定の4段階でそれぞれ事業額と金額を調整した理由を説明する。公表は、来年2月の当初予算案発表時に行う。
(10月22日付け京都新聞・電子版:23日付け毎日・電子版、朝日なども報道)
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20101022000185
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20101023ddlk25010431000c.html