滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【1012/258:イラク戦争】イラク戦争による民間人死者数(2010年12月31日現在)

2010-12-31 23:13:56 | Weblog
         ■イラク戦争による民間人死者数■

          (2010年12月31日現在)

     最小:9万9285人 (2010年12月1日より409増)
     最大:10万8398 (2010年12月1日より459人増)

イラク・ボディ・カウント(IRAQ BODY COUNT)より

http://www.iraqbodycount.org/

     【この一年間(2010年1月~12月)の民間人死者数】

       最小:4346人     最大:4810人

2011年3月が来ますと、イラク戦争が始まってから丸8年となります。昨年2月27日、米国のオバマ大統領はイラクからの撤退方針を表明しました。そして、9月1日、同大統領はイラクでの米軍の戦闘任務が終了し、イラクからの米軍戦闘部隊の撤退が完了したと発表しました。9月からは訓練などのため5万人規模の米軍が残るものの、全土の治安はイラク軍、警察が担うとされています。また、12月下旬、イラクのマリキ首相は、2011年末の米軍完全撤退を定めたイラク米軍駐留協定の「延長も変更もない」と明言しています(12月30日付け朝日新聞)。しかし、戦闘は依然として続いており、治安情勢は不安定のままです。一方、アフガニスタンでは、この2月13日に米軍1万2000人、NATO軍3000人、アフガニスタン数千人によるアフガニスタンで過去最大の掃討作戦が始まるなど、先行きは不透明です。

《イラク・ボディ・カウント》英米の市民による調査組織であり、欧米や中東の複数のメディアで確認された者、あるいは信頼のおける単一の情報源により確認された者を死者としてカウントしており、その調査精度は高いものと考えられます。しかし、これらの数値はあくまでもメディアで確認されたものであり、実際の死者数はこの数倍から十倍以上と推測する調査結果もあります。

たとえば、英国の医学雑誌Lancetはすでに三年前の10月に、イラク戦争による死者数は65万人に達するとする研究結果を掲載しています。

詳しくは上記のサイトをクリックしてご覧ください。

【関連ニュース番号:1012/09、12月1日など】



【1012/257:県警動向】アイテム開発で証拠信頼高めろ 滋賀県警

2010-12-31 22:57:50 | Weblog
 裁判員裁判の開始で刑事事件の証拠の正確性がより重要視されるなか、滋賀県警の鑑識課員が現場での経験を生かして、「さらに効率良く、確実な証拠収集を」と新アイテムの開発に励んでいる。

■鑑識課員ら経験生かし 簡易な指紋採取樹脂や資料開封防止ラベル開発

 強力なライトを取り付けた伸縮するアルミポール、簡単に指紋が採取できるシリコーン樹脂、採取した足跡をすぐに視認できる表示板。県警本部でこのほど行われた発表会で、県警鑑識課や各署の鑑識課員計14人が新しく開発した道具15点を紹介した。審査員席の捜査幹部からは、実用性や費用について盛んに質問が飛んだ。

 栗本峰男刑事部長は「確実な証拠による犯罪立証が重要になるなか、鑑識が担う責務は重い」と強調する。

 県警は2年に一度、鑑識課員が開発した道具の発表会を開き、審査を行っている。これまでに実用化された道具は指紋などを転写するシリコーンシートや、密封した資料の開封を防止するラベルなど8点。このうち、シリコーンシートなど2点は特許も取得し、他府県警でも使われているという。

 一方で、優秀なアイデアでも費用の問題などから実用化が見送られるケースも少なくない。県警鑑識課は「鑑識作業の簡易化は若手捜査員の早期育成にもつながる。費用の都合もあるが、現場ならではの発想を生かした道具で捜査力を強化したい」としている。

(12月31日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20101231000018


【1012/256:観光振興】3姉妹キャラ 企業熱視線 来年の大河ドラマ「江」

2010-12-31 22:53:25 | Weblog
【写真:浅井3姉妹のキャラクターを使った多彩な商品。観光活性化に向け、江姫効果に期待が高まる(大津市・県庁)】

 滋賀が舞台になる来年の大河ドラマで、滋賀県や地元経済団体などでつくる大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」滋賀県推進協議会がデザインした浅井3姉妹のキャラクターやロゴマークを活用した商品やサービスが300件を突破した。雑貨や菓子・食品から旅行企画まで幅広く、観光振興や消費の活性化に期待が高まっている。

■座布団や菓子… グッズ続々 使用申請300件突破

 キャラクターは、江、茶々、初のかわいらしい3種類のイラストで、ロゴと合わせて6月末から申請の受け付けを始めた。当初3カ月の申請は10~30件台だったが、年末が近づくとともに関心が高まり、10月は71件、11月は112件に達した。

 キャラクターを使った商品は、キーホルダーや座布団、マグカップ、バッジなどの雑貨、地酒や菓子などの食品が過半数を占める。JTBなどの旅行会社が滋賀をめぐるツアー商品を企画し、パンフレットに掲載しているほか、企業が自社の年賀状や封筒に利用する動きもある。全体の3割が県外からの申請で、雑誌や電話帳にも登場している。

 事務局の県観光交流局は「関連商品の販売や利用を通じて滋賀への注目度が高まり、さらなる誘客につながる」と話し、キャラバン隊の全国キャンペーンなど「江姫ブーム」の演出に力を入れる。ロゴとキャラクターの使用は2012年3月まで。申請は来年も随時受け付ける。

(12月31日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20101231000016


【1012/255:労働組合員数】湖国の労組員、3年連続増 / 県調査、雇用悪化で連帯

2010-12-31 22:46:22 | Weblog
 滋賀県内の労働組合員が3年連続で増加したことが、県の労組基礎調査でこのほど分かった。全体の雇用者に占める組合員割合を示す推定組織率も前年比0・6ポイント上昇した。工場再編などの影響で製造業の組合員が増えたほか、雇用環境の悪化を受けて組合離れにも歯止めがかかっているとみられる。

 県が今年6月末現在で調べた結果、県内の組合は前年同期比7組合減の736組合で、3年ぶりに前年を下回ったが、組合員数は同43人増の10万2131人となった。金融業・保険業が大幅に減少したが、組合員の過半数を占める製造業が353人、卸売業・小売業が281人、医療・福祉が225人それぞれ増加した。製造業では400人規模の支部が新規登録するなど工場再編に伴う組合支部の登録地変更の影響も大きかったという。

 推定組織率は、17年ぶりに上昇した前年をさらに上回り、19%となった。組合員の増加も上昇要因だが、分母となる推定雇用者が53万8778人と前年同期比2・8%減少し、全体を押し上げた。

 上部団体は、連合滋賀が418組合(前年同期比2組合減)で、組合員は6万7225人(同1633人増)、滋賀県労連が前年と同じ126組合で、組合員は1万15人(同418人減)となった。両団体に所属しない組合は192組合、2万4891人だった。

 県商工観光労働部は「滋賀は製造業の影響を受けやすく、今後は非正規労働者の動きが組合員の増減につながる可能性がある」とみている。

(12月31日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20101230000113


【1012/254:県人口動向】県の総人口140万4千4百人 / 県統計課

2010-12-31 22:38:58 | Weblog
 県統計課はこのほど、11月1日現在の滋賀県の総人口を公表した。

 それによると、滋賀県の総人口は140万4410人で、前月に比べて自然増減で227人増加、社会増減で206人増加、増減計で433人増加している。なお、前年同月に比べて2015人の増加。

 人口増減を市町別に見ると、前月に比べて増加したのは草津市(166人増)、大津市(135人増)など8市2町、減少したのは湖南市(38人減)、高島市・米原市(22人減)など5市9町。

 具体的には、増加が大津市、彦根市、、草津市、守山市、栗東市、甲賀市、野洲市、東近江市、愛荘町、豊郷町。減少したのは、長浜市、近江八幡市、湖南市、高島市、米原市、日野町、竜王町、甲良町、多賀町となっている。

(12月31日付け滋賀報知新聞・電子版)

http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0006538