滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【1004/230:県内政党動向】民主党がタウンミーティング

2010-04-30 23:49:27 | Weblog
 この夏の参院選のマニフェストに国民の意見を反映させようと、大津市で4月29日民主党のタウンミーティングが開かれました。

 大津市内で開かれた民主党滋賀1区のタウンミーティングには、約100人の市民らが参加しました。これは、この夏の参議院議員選挙のマニフェストに国民の声を反映させようと、民主党が全国で開いているもので、大津の会場では滋賀1区の総支部長を務める川端達夫文部科学大臣らが市民らの質問に答えました。

 参加者からは、「高速道路無料化の行程を明らかにしてほしい」「子ども手当てには所得制限をつけるべき」など、個別の政策に対する意見や要望のほか、「鳩山総理の発言がぶれていて、はっきりしない。」「民主党の人気が落ちているのをどうみているのか」など、民主党政権全体への厳しい意見も出されていましたが、川端大臣は「そういった意見があったことは、伝えておきます」と述べるに留まりました。

(4月29日、びわ湖放送・電子版)

http://www.bbc-tv.co.jp/houdou/news/news_week_detile.php?newsid=16410




【1004/229:エコ住宅】琵琶湖風で換気…湖国仕様のエコ住宅/近江八幡、毎週土・日に公開

2010-04-30 23:40:10 | Weblog
【写真:1日から公開される「近江八幡エコハウス」。西側の壁に壁面緑化パネルを張ってある(近江八幡市・小舟木エコ村)】

 滋賀県の気候風土を考慮したエコ住宅のモデルとして近江八幡市が建設していた「近江八幡エコハウス」が4月30日、同市小船木町の小舟木エコ村に完成した。5月1日から毎週土・日曜に一般公開する。

 地域住民や設計・建設関係者にエコ住宅について知ってもらうため、全国20地域に補助金を交付する環境省の事業に同市が選ばれ、建設した。敷地面積約490平方メートル、木造2階建て延べ約180平方メートルで、シンポジウムなど関連事業も含めた総事業費は約8400万円。

 断熱効果の高い材や植え込みなどによって冷暖房時のエネルギー効率を高める一方、非冷暖房時には琵琶湖からの風で換気できる通風設計になっている。また、ヨシを使った壁面緑化パネルを西側の壁に張り付けている。太陽光発電装置や雨水利用タンクも備え、外装は県内産スギの焼き杉板、内装は調湿機能を持つ貝殻粉末塗り仕上げにした。

 一般公開は毎週土・日曜の午前10時~午後5時。無料。

(4月30日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100430000150&genre=B1&area=S00


【1004/228:知事選】知事、民・自に支援要請 民主「県連支持へ」/自民 独自擁立模索 

2010-04-30 23:21:54 | Weblog
 7月の知事選に向け、再選を目指す嘉田由紀子知事が民主、自民の両党に対し、支援を正式に要請していたことが分かった。民主党県連は近く、同党県議たちの意見を踏まえて「県連支持」を決める見通し。一方、自民党県連内には独自候補擁立を模索する動きがあり、支援することでまとまるのは難しい状況だ。(飯竹恒一、高久潤)

 「県民党」を掲げる嘉田知事は政党の推薦は受けないものの「脱政党ではない」とし、各党から推薦よりも度合いが低い「支持」を得たい意向とみられる。今月中旬までに後援会関係者とともに民主党県連幹部に会った際も、支持が念頭にある「支援」の表現で要請したという。

 民主党は、ダブル選になる見通しの参院選との連動もにらみ、嘉田氏が要請すれば「単独推薦」する意向だった。嘉田氏が鳩山政権下の総務省顧問であることや、4年前の前回は自民党との相乗りで対立候補を推薦したものの、嘉田氏の当選後は新幹線新駅の中止や大戸川ダムの凍結などで知事を支える立場に回ったことを考慮した。

 しかし、知事の意向も踏まえ、次善の策として県連支持を打ち出した。民主党本部は知事選での相乗りを原則禁止しているが、県連幹部は「仮に自民党が同様に支持を決めても、県連レベルの支持なら原則に反しない」という。

 一方、自民党への要請は今月下旬。嘉田氏は県議会最大会派の同党との友好関係は議会運営上、不可欠だとの考えとみられ、同党の独自候補擁立が行き詰まっているタイミングを見計らったようだ。

 県議会の自民党系会派の一部には、嘉田氏再選を想定し、来春の統一地方選で支援を期待する思惑もあり、嘉田氏を支援すべきだとの意見もある。だが、従来の支持者からの声や、新幹線新駅やダム問題で対立してきた経緯などから、独自候補を擁立すべきとの意見が大勢だ。意見がまとまらず自主投票もささやかれるなか、県内の元国会議員や現職県議らを含め、改めて候補者を模索している。

 嘉田氏は今後、すでに支持を決めた社民党に改めて接触するほか、県民党の立場から公明党、さらには独自候補を擁立予定の共産党にも支援を要請する方針とみられる。

【関連ニュース番号:1004/207、4月28日;1004/188、4月26日;1004/134、4月18日など】

(4月30日付け朝日新聞・電子版:5月1日付け毎日・電子版なども報道)

http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000291004300001
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100501ddlk25010442000c.html

【1004/227:あしなが学生募金】「学ぶ機会」支援の手を / 高校無償化でも 生活苦境

2010-04-30 23:11:39 | Weblog
【写真:募金を呼びかける学生ら=大津市粟津町のJR石山駅前】

 病気や災害などで親を亡くした子どもたちの進学を支援する「あしなが学生募金」が今春も始まり、県内の奨学生や学生ボランティアらが道行く人に募金を呼びかけている。事務局によると、県内では現在64人が「あしなが育英会」の奨学金を受けて高校や大学などに通う。しかし、県内では必要な奨学金を集められず、県外での募金にも頼っているという。(板倉吉延)

■あしなが学生募金、県内でも

 毎年春と秋に全国約200カ所で募金活動をし、全額を遺児支援団体「あしなが育英会」に奨学金として寄付している。昨秋の募金活動では県内で約233万円、全国で約1億6300万円の寄付があった。

 4月24、25の両日はJR石山駅(大津市)と草津駅(草津市)で募金活動をした。石山駅では東大津高や滋賀大などの学生ボランティアら約20人が活動に参加。今年度から高校授業料が無償化されたが、既に授業料の減免を受けている多くの奨学生にとって、恩恵はあまりなく、教材費や通学費などの負担は変わっていない。学生らは「遺児の生活の厳しさは変わっていない。子どもたちに学ぶ機会を与えてください」と訴えていた。

 事務局スタッフの龍谷大3年、山腰真由さん(20)は、中学2年の時に病気で母親を亡くし、その後父親も過労で倒れて障害が残ったため、アルバイトをしながら進学したという。「奨学金は大きな支えになっている。進学を望む後輩たちのためにも支援をお願いします」と話していた。

 募金は5月1、2日も午前10時~午後6時に両駅である。問い合わせはあしなが学生募金事務局(078・453・2418)。

【関連ニュース番号:1004/194、4月26日;0904/195、09年4月26日など】

(4月30日付け朝日新聞・電子版:5月1日付け毎日・電子版なども報道)

http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001004300002
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100501ddlk25040463000c.html


【1004/226:現代美術展】環境破壊を批判するアート展示 守山市民ホール

2010-04-30 23:04:49 | Weblog
【写真:空き缶の山から木の山へと逃げ出すアリの模型を展示し、環境破壊への批判を込めた深田さんの作品=守山市民ホールで】

 湖南市在住の現代彫刻家深田充夫さん(53)が環境破壊への批判を込めて制作した空間アート「地球の調和」が守山市民ホールに展示されている。5月5日まで。無料。

 市文化体育振興事業団がホール開館25周年記念事業として依頼した。100平方メートル以上の展示室いっぱいに、約3000個の空き缶の山と、苗が植わった土の山を対置し、間を移動する巨大なアリの模型を108匹並べた。空き缶には「温室効果ガス」や「土壌汚染」「核戦争」など環境破壊のキーワードを書いたラベルを1つ1つはった。

 「煩悩の数と同じ108匹にして人間にたとえた」というアリの群れが、空き缶の山から自然を象徴する土の山へと脱出する光景に、環境破壊の愚かさを込めている。深田さんは「身近な生き物や事物をモデルに地球環境をテーマにした作品を作りたかった」と話している。30日休館。 (添田隆典)

(4月30日付け中日新聞・電子版)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100430/CK2010043002000008.html