滋賀県断酒同友会主催の公開セミナー「アルコール依存と自殺問題」が1月30日、大津市におの浜1のピアザ淡海であり、アルコール依存と「うつ」、自殺について理解を深めた。
当事者や家族、市民ら約150人が参加。まず、同会の60~70歳代の男性3人が自殺未遂体験を発表。アルコール依存で職場にも家庭にも居場所がなくなり、「おれさえいなければ」と屋根裏で首をつったり、何度も自殺を企てた末に家族に刃物を向け、妻に「病院に行くか、別れるか」と迫られて酒をやめる決心をした、といった経験を話した。
次いで、全日本断酒連盟顧問の精神科医、猪野亜朗氏が講演。「うつ病で治療を受けている40~50代男性の13%がアルコール依存症」などのデータを示して、「地域でアルコール依存を視野に入れた自殺対策を」と述べた。【中本泰代】
(1月31日付け毎日新聞・電子版)
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20110131ddlk25040277000c.html
当事者や家族、市民ら約150人が参加。まず、同会の60~70歳代の男性3人が自殺未遂体験を発表。アルコール依存で職場にも家庭にも居場所がなくなり、「おれさえいなければ」と屋根裏で首をつったり、何度も自殺を企てた末に家族に刃物を向け、妻に「病院に行くか、別れるか」と迫られて酒をやめる決心をした、といった経験を話した。
次いで、全日本断酒連盟顧問の精神科医、猪野亜朗氏が講演。「うつ病で治療を受けている40~50代男性の13%がアルコール依存症」などのデータを示して、「地域でアルコール依存を視野に入れた自殺対策を」と述べた。【中本泰代】
(1月31日付け毎日新聞・電子版)
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20110131ddlk25040277000c.html