滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0804/156:イラク戦争】イラク戦争による民間人死者数(2008年4月30日現在)

2008-04-30 23:51:19 | Weblog

         ■イラク戦争による民間人死者数■

          (2008年4月30日現在)

     最小:8万3221人 (08年4月15日より449人増)
     最大:9万0782人 (08年4月15日より477人増)

イラク・ボディ・カウント(IRAQ BODY COUNT)より

http://www.iraqbodycount.org/

3月20日でイラク開戦から5年になりました。《イラク・ボディ・カウント》英米の市民による調査組織であり、欧米や中東の複数のメディアで確認された者を死者としてカウントしており、その調査精度は高いものと考えられます。しかし、これらの数値はあくまでもメディアで確認されたものであり、実際の死者数はこの数倍から十倍以上と推測する調査結果もあります。

たとえば、英国の医学雑誌Lancetは昨年10月に、イラク戦争による死者数は65万人に達するとする研究結果を掲載しています。

詳しくは上記のサイトをクリックしてご覧ください。

【関連ニュース番号:0804/770、4月15日など】

【0804/155:憲法記念日】澤地久枝氏招き、滋賀・憲法の集い

2008-04-30 23:40:17 | Weblog

■5月3日、滋賀会館ホール=

滋賀憲法のつどい実行委員会と滋賀九条の会は、5月3日午後2時から「滋賀・憲法のつどい~守ろう平和・語ろう未来~」を滋賀会館大ホールで開催する。

同つどいでは、九条の会呼びかけ人で作家の澤地久枝さんが「一人からはじまる」と題して講演する。

1930年に東京で生まれた澤地さんは、中国東北部(旧満州)で敗戦を迎えた。中央公論社で編集生活を送り、五味川純平氏の資料助手として「戦争と人間」の執筆を助けた。

その後、「妻たちの二・二六事件」で本格的な執筆活動に入り、昭和の語り部として独自の歴史ドキュメンタリー世界を構築。著書には、「火はわが胸中にあり」(第五回日本ノンフィクション賞)や「昭和史のおんな」(第四十一回文藝春秋読者賞)などがある。

講演以外にも、津軽三味線合奏と唄などが行われる。

入場無料で、事前申し込み不要。詳しくは、同実行委員会(電話077―525―1950)へ。

(4月30日付け滋賀報知)

http://www.bcap.co.jp/s-hochi/08-04/n080430.html#2


【0804/154:障害者支援】機能回復へ音楽療法:潜在的な力引き出す/NPO淡海センター設立

2008-04-30 23:33:13 | Weblog

【潜在的な力引き出す/NPO淡海センター設立】

障害者や高齢者らが歌ったり楽器を演奏したりして、機能回復や病状の改善などを目指す音楽療法を広めようと、県内の音楽療法士らが4月29日、NPO法人「淡海音楽療法センター」(呉竹英一理事長)を設立した。今後、勉強会やボランティア活動で県内での理解を深め、音楽療法士の国家資格化などを目指していく。

大津市内で開かれた発足式には約100人が参加。滋賀文化短大非常勤講師の蒲生洋子さんがレクリエーションの効果などについて講演した。蒲生さんは、身ぶり手ぶりを交えて童謡などを歌い、「音楽と同時に体を動かすことで、脳を活性化させ、潜在的な力を引き出すことが出来る。音楽療法の普及を進めましょう」と訴えた。

講演の後、金沢市で音楽療法などに取り組む「グループ銀河」の障害者ら約30人が、ベートーベンの交響曲第9番やチャイコフスキー「くるみ割り人形」などを歌と踊り、打楽器の演奏で披露。息のあった演奏に、会場から手拍子が起こった。

「銀河」の和田啓子さん(54)は「音楽を通じて集中力を身につけた障害者のメンバーはとても多い。多くの人に希望や生きがいを見つけてもらえるよう、活動を頑張りたい」と話した。

(4月30日付け朝日新聞:同日付け毎日、5月1日付け読売も報道)

http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000804300003

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080430ddlk25040288000c.html

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20080430-OYT8T00756.htm


【0804/153:県議会動向】徹夜議会もったいない!?旅費・時間外150万円

2008-04-30 23:28:32 | Weblog

【旅費・時間外150万円/本社試算】

議長選出などを巡り、2年連続の徹夜となった県議会臨時会。議員への支払いや県職員の残業代などを朝日新聞社が試算したところ、徹夜にかかった費用は約150万円に上った。過半数を占める会派がなく、調整に時間がかかったのが要因だ。「もったいない」を掲げる嘉田県政にとって「徹夜議会」は民主主義のコストか、はたまた無駄遣いか――。(日比野容子)

臨時会は25日午前10時開会予定だったが、実際に議長選に入ったのは午後1時20分すぎ。議長ら議会三役を選出し、常任委、特別委の委員を決めて正副委員長を互選。造林公社関連の補正予算案も審査した。本会議は断続的に開かれ、閉会したのは翌26日午前4時35分だった。

県議は議会に出席すると、議員報酬とは別に費用弁償と呼ばれる旅費が出る。午前0時を過ぎて会期を1日延長した費用は、47人分で計32万4500円になる。一方、県職員のうち、知事ら特別職と部長ら管理職は「タダ働き」だが、課長補佐級以下の職員には時間外手当が支給される。

県議会事務局は26人の職員全員が閉会まで働いた。午後5時半以後の勤務について、時間外手当の時給を平均2800円として試算すると52万9200円。会派の控室に詰めた臨時職員分を含めると54万7200円にのぼる。

他の部署の時間外手当は、知事直轄組織で11万2千円、総務部は32万7600円、琵琶湖環境部は10万800円。提出議案と直接関係のない部署は、最終列車の出る午前0時前に部長ら幹部への「待機」を解除。手当が出る職員は各0~2人が残業し、総額は7万8400円だ。

昨年は議長選出に時間を要したため、各会派は事前に協議を重ねてきた。共産党が「第1会派から議長、第2会派から副議長を出す」という会派間の調整の必要がないルールを提案したものの、合意できなかった。

今回選出された上野幸夫議長(自民党・湖翔クラブ)は「県民には『いつまでやってんねん』と見えるかもしれない。ルール化は一つの方法だが、調整に時間をかけることで会派間の相互理解が深まる」と説明。青木愛子副議長(民主党・県民ネットワーク)も「決まりを作っていいものと悪いものがある。竹をパンと割ったようにはいかない」とルール化には否定的だ。

自民系2会派・公明と、相対する民主系・対話の会・共産が1票差という微妙なパワーバランスの上に成り立つ現在の県議会。今年は昨年と比べて9時間以上短縮したものの、来年はどうなるか。

(4月29日付け朝日新聞)

http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000804300001


【0804/152:認知症問題】認知症サポーター、滋賀で急増 :25人に1人の充実度

2008-04-30 23:12:36 | Weblog

【写真】認知症サポーター養成のため、紙芝居などを通して認知症への理解を求めるキャラバン・メイトたち(東近江市・老人福祉センター「延命荘」)
 
認知症の人や家族を手助けする「認知症サポーター」が滋賀県内で急増している。高齢者人口に対するサポーター数は25人に1人と、全国でも岩手県に次ぐ充実ぶりで、福祉に対する県民意識の高さがうかがえる。

認知症サポーターは養成講座を受ければ誰でもなることができ、活動内容はサポーター個人の判断に任されている。2005年度に国が提唱して以来、昨年10月時点で全国で約20万9000人のサポーターが誕生している。

このうち、県内のサポーター数は1万131人。サポーター1人当たりで換算した高齢者数は、全国平均(123人)の5分の1という少なさだ。

22日に東近江市の老人福祉センター「延命荘」であった養成講座には、市民ら約60人が参加。キャラバン・メイトと呼ばれる指導者5人が、手作りの紙芝居や朗読劇を通し「認知症の人は感情や理解力を失っていない」「正しく付き合えば、問題行動は軽減する」などと説明した。

東近江市内のサポーター数は、県全体の3割超を占める。60人を超えるキャラバン・メイトがおり、昨年は年間延べ約200回の養成講座を開いている。

キャラバン・メイトの一人、飲食業中寺寿男さん(69)=同市永源寺=は「特に若者に、認知症の人を『怖い』と思い、敬遠する人が多い。正しい知識を身に付けてもらい、認知症の人を支えてもらえるよう頑張りたい」と話している。

【関連ニュース番号:0701/55、1月29日】

(4月30日付け京都新聞)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008043000084&genre=O1&area=S00