滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0707/105:展覧会】近江八幡市立資料館がテーマ展「平和への祈り」、戦時下を生きた子どもたち

2007-07-31 00:29:43 | Weblog

近江八幡市立資料館(新町二丁目)で、テーマ展「平和への祈り」が開かれています。八月十九日までです。

戦争を実際に体験した人たちが少なくなっていく一方で、戦争の記憶を風化させないようにと、昨年から、夏のテーマ展として開催されるようになり、今年も二回目を開きます。

今回は、「戦時中の子ども(小中高校生)」を中心のテーマにすえ、当時の子どもたちの学校生活や日常生活を知ることができる写真を多く展示しています。

会場には、馬淵小学校や桐原小学校、八幡商業高校など市内の学校が所蔵する写真や、大切に残されてきた個人の写真や資料など、多方面から資料提供の協力を得て、約八十点の資料を展示しています。

「集団疎開」では、大阪市東区(現中央区)の国民学校(現小学校)の子どもたちが近江八幡に疎開した時の受け入れ学校、寮となった寺院などの施設の資料や直筆日記、また、学徒勤労動員で堅田の工場に動員された「八幡商業学校学徒隊」の立札と写真、その他にも防空訓練や満蒙開拓青少年義勇軍、青年団や処女会、運動会や授業風景、初等科修身教科書などが並べられています。

また、空襲にそなえて電球にかぶせた「愛国カバー」、“力”の字を布に一千個書いて兵士にお守りとして贈った「千人力」、“きっとかって下さい。僕もうんとべんきょうして国家の為にはたらきます”の文章に“バンザイ”“忠”の血染めの文字が添えられた児童から兵士に贈られた手紙、その他、衣類、生活用具、防空頭巾、出征旗や日章旗などの品々が、くり返してはならない戦争の歴史を訴えています。

同館では、「戦時下を生きた子どもたちと、今を生きる子どもたちの、時代を超えた交流の場に。また、見学を通して、戦争や平和、生活や社会について目を向けるきっかけに」と、特に子どもたち、親子、祖父母と一緒での来場を呼びかけています。

また、8月4日には、午前十時から「子どもたちに語る戦争のおはなし」(小学生の親子三十人、要申し込み)と、同十一時から「戦時食の体験」(先着百人、申し込み不要)を開催します。

同館は月曜日と祝祭日の翌日休館。入館料は一般500円、小中学生300円。ただし、近江八幡市民はテーマ展のみ無料で入場できます。おはなしへの参加申し込みと問い合せは、近江八幡市立資料館(TEL0748―32―7048)へ。

(7月30日付け滋賀報知が報道)

http://www.bcap.co.jp/s-hochi/07-07/n070730.html#4

【0707/104:参院選】滋賀選挙区投票率は60.3%、前回より2%上昇

2007-07-31 00:01:19 | Weblog

参院選滋賀選挙区の投票率は60.32%で、04年の前回58.00%を上回りました。年金や格差社会、税金の問題など生活に密着した争点が多く、有権者の関心が高まったことが投票率にも反映したとみられます。

地域別の投票率は、13市が59.99%、13町が63.35%で、郡部が市部を上回っていました。男女別では、男性60.78%(前回58.55%)、女性59.87%(同57.48%)でした。

有権者の投票意欲は、期日前投票でも示されていました。県選管によると、7月28日までに期日前投票をした人は9万2595人と、3年前の前回に比べて56%も上昇しました。県内有権者の8%以上が事前に投票を済ませた計算になり、2年前の総選挙での期日前投票者数7万5618人も大きく超えて過去最高に達しました。

補選を除く参院選の投票率は、50年の78.50%が過去最高。その後は92年までのほとんどが60~70%台で推移していた。しかし、95年に48.34%と大きく下落して過去最低を記録。前回、前々回は58%台と、低落傾向に歯止めがかかる傾向がみられていました。

(7月30日付け朝日など各紙が報道)

http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000707300002など

【0707/103:参院選】滋賀選挙区、徳永氏が初当選、民主、参院滋賀選挙区を独占

2007-07-30 23:49:17 | Weblog

7月29日投開票された第21回参院選。滋賀選挙区(改選数1)は、民主新人で前県議の徳永久志氏(44)=国民新党推薦、社民党県連支持=が、自民前職で党環境部会長の山下英利氏(54)=公明推薦=と、共産新人で党県常任委員の坪田五久男氏(48)を破り、初当選しました。

年金記録漏れ問題での自民への逆風が滋賀でも大きく影響した形。徳永氏の当選により、民主は非改選を含め参院の滋賀選挙区の議席を独占することになりました。衆院選比例での復活当選を含めた県選出の衆参国会議員は6人となり、4人の自民を上回りました。徳永氏は年金問題に争点を絞って政府・与党を批判、無党派層や自民支持層らにも支持を広げて勝利しました。山下氏は年金問題で釈明を繰り返しながら、琵琶湖の保全や地球温暖化防止の環境政策などを訴えましたが、無党派層に浸透できませんでした。坪田氏は格差社会の是正や憲法改正反対などを訴えましたが、自民と民主が対決する構図の中で埋没した結果となりました。選挙区の投票率は60・32%。当日有権者数は108万9870人でした。

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 ◇開票結果(改選数1-3)=選管最終発表

当  325,365 徳永久志  44 民新

▽  263,067 山下英利  54 自前

    59,275 坪田五久男 48 共新

 (▽印は法定得票数に達した候補)

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徳永久志(とくなが・ひさし) 44 民新(1)

 [元]県議▽党県副代表・県政調副会長▽松下政経塾地方議員の会会長▽ローカルマニフェスト推進地方議員連盟運営委員▽近江兄弟社学園評議員[歴]松下政経塾生▽会社員▽衆院議員公設秘書▽近江八幡JC監事▽早大=[国]

(7月20日付け毎日など各紙が報道)

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shiga/news/20070730ddlk25010285000c.htmlなど

【0707/102:医師不足問題】産科医不足に危機感訴え、彦根で助産師交え勉強会

2007-07-30 00:53:04 | Weblog

お産を取り巻く環境について考える「ぷちたま塾」が7月28日、彦根市小泉町の「ひこね燦(さん)ぱれす」で開かれました。

同市立病院の分娩(ぶんべん)休止問題を受け、産婦人科医の確保を求めて活動している「安心なお産を願う会」(高居涼佳代表)の主催です。近江八幡市立総合医療センターも六月末から新規の分娩予約を受け付けていないことを踏まえ、子育て中の女性を中心とする会員や助産師、医大生ら十五人が話し合いました。

会員らは、県内の病院や診療所の位置を示した地図を掲げながら「このままでは長浜市から栗東市まで約六十キロの間、二次医療を扱う分娩施設がなくなってしまう」と危機感を訴えました。医師不足の原因についても意見交換を行いました。会場からは「医療訴訟が増えるのは、患者と医師のコミュニケーションが不足しているからではないか」などの声もありました。

高居代表は「県全体でどういう連携システムをつくれば、安心してお産ができるか考える必要がある」と締めくくりました。

産科医の実態を調査する授業の一環として参加した滋賀医科大四年の寺井万里紗さん(25)は「私も今は産婦人科医を目指しているが、国の医療制度を根本的に変えない限り、現状は打破できない。市民も自ら積極的に情報を得ていくことが必要だと思う」と話しました。

(7月29日付け中日新聞が報道)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20070729/CK2007072902036886.html

【0707/101:参院選】2007年参院選、きょう投開票

2007-07-30 00:44:21 | Weblog

第21回参院選は29日投開票される。選挙戦では、年金記録漏れ問題や安倍政権への評価などが争点となりました。

投票は県内938カ所の投票所で行なわれます。投票時間は、沖島や山間部など7市町の33カ所で繰り上げがある以外は、午前7時~午後8時。開票は午後9時から順次行われます。

(7月29日付け毎日など各紙が報道)

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shiga/news/20070729ddlk25010014000c.html