鉄道模型とテルマエの部屋

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御坊臨港鉄道DB158 津川洋行の製品を仕上げる

2022-07-30 13:01:00 | 工作記録 津田沼第二工場


プラ完成品としては究極の渋いプロトタイプ選択。発売を心待ちにしていました。
実際に手に取ってみると、モールドの繊細さと組み立てのアレな感じがなかなかハードルが高く、ちょっと手をつけるのに恐れをなしておりまして。

ボンネットは前後繋がった成形ですが、前後にある床板に嵌まる突起がほんの僅かですが穴より長めになっていました。これでボンネットが浮いてしまうので、極僅かに慎重にヤスってピッタリ収まるようにしました。
まだ少し歪みはありますが、これくらいなら大丈夫かな。

キャブはボンネットに被さる構造なのですが、これも少し固すぎなので、慎重に引き抜いたあと裏をヤスリました。
この製品、窓ガラスの成形そのものはいい感じなのですが、窓枠に色が入っていないのと裏側の平面性が良くなく波打ち、細かい傷が入っていて惜しいです。
なのでそっとガラスを外し側面側の裏に#2000→#5000の耐水ペーパーをかけて完全に平面にし、最後はコンパウンドを丁寧にかけました。
あとは妻板側共々手元にあったクレオスのガルグレーで窓枠を塗りました。非常に細かい成形なのであちこちはみ出してしまい忸怩たる思いですが、まあ下手くそということで。あ、中のウェイトも黒を塗っておくと見栄えします。

屋根は二箇所の突起でキャブとつながっているので、先端の尖ったもので騙し騙し…っと、片方突起が折れてorz…

嵌め合いを直したらタミヤエナメルの艶消し黒で墨入れ。屋根にヘッドライトが載るのですが、オリジナルの何ともカッコ悪い櫓とのアンバランスさが気に入りません。
何かないかなとジャンク箱を漁ると、あったあったありました。岩橋商会の広電750用ホワイトメタルパーツ(!)が。
充てがうとちょうど良さげなサイズなので、全体をいさみやのカラープライマー黒で筆塗りし、レンズをコンパウンドで磨いておきました。
屋根にある元々の穴はランナー引き伸ばし線で埋め、改めて0.8ミリの穴を開けて塗装後に取り付けてあります。

実物写真を見ながら0.3ミリ真鍮線と割りピンでカプラー解放テコを作って取り付け。
掴み棒は昔の銀河EF58用。実物は8本必要なのですが、そんな在庫はないので端梁に4本だけ取り付けました。穴を貫通させて裏から耐衝撃瞬間を流してあります。

下回りはほぼそのままです。金属の色が出ている部分にいさみやのカラープライマー黒を塗ったくらい。ロッドが光り過ぎている気がして、極く薄く溶いたそれを軽く塗りましたらちょっと自然になりました。
屋根だけは全体を塗らねばならないので、全体をスポンジヤスリで研磨して、クレオスサーフェイサー1000のオキサイドレッドを塗り。ライトを載せた後ゴム系で車体に合わせました。
最後にカプラーは前後でカトー短縮ナックルとGMナックル短。添付されたスポンジ板をカプラー本体と中に両方貼っておきました。


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