今日は午前11時から猪苗代町のリステルスキーファンタジアでフリースタイルスキーのモーグル競技の予選が開始され午後に決勝が予定されています。
エントリーしている日本選手は男子が上野修選手、遠藤夏樹選手、附田雄剛選手その他で、女子が上村愛子選手、伊藤みき選手、里谷多英選手などです。
☆モーグル競技は急斜面に大きなコブのあるコースを素早く細かくカービングターンをしながら滑り降り途中に設けられたジャンプ台でジャンプ(エア)を2回行ない速さを競います。
スキー競技の中では最も華麗でアクロバティックな種目です。
モーグルのコースは長さが235±35m、平均斜度28±4°、最大斜度37°最低斜度20°です。
モーグルの見所は最も得点が高いターンテクニックと迫力あるエアーの演技とスキー競技の原点であるスピードです。
2回のエアー演技は違った技を行わなければなりません。
エアーの基本は足を広げるスプレッドイーグルとか上半身を軸に下半身を左右にひねるツイスターですが、最近は空中で縦に一回転するバックフリップや、コーク720(セブンツー)などのいわゆる「3D系」の軸を斜めにして空中で回転するような複雑な技が、主流になってきているようです。
大技が出るたびに観衆から大きな拍手と歓声が沸き上がって会場全体が大いに盛り上がります。
このビデオ↓は長野オリンピックの女子モーグルで里谷多英選手が金メダルを獲得した際の勇姿です。