田舎者ですが(^◇^)

会津の四季やローカルな話題、日常の出来事などを不定期ながら少しずつ綴っていきます。

聖光学院センバツ初勝利!!

2012-03-27 23:54:05 | スポーツ

センバツ高校野球では4年ぶり3度目の出場となった我が福島県の聖光学院高校は昨日行われた1回戦に臨み、京都府の鳥羽高校を接戦の末2ー0で下し念願だったセンバツ初勝利を果たしました。
エースの岡野祐一郎君は東日本大震災と大津波で大きな被害を受けた宮城県石巻市の出身で、実家が浸水被害に遭ったそうです。
開会式で選手宣誓をした石巻工業高校の主将阿部翔人君とは中学時代に石巻中央シニアでバッテリーを組んでいたことがあるそうです。
石巻工は惜しくも1回戦で敗退しましたが、その阿部君から電話で受けた応援が大いに力になったのは間違いないと思います。
聖光学院の2回戦(29日予定)の対戦相手は神奈川県の強豪横浜高校ですが、臆することなくベストを尽くして闘って欲しいと思います。

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ちなみに、多くの被災者達に勇気と感動を与え話題になった石巻工業高校主将阿部翔人君の選手宣誓の動画はこちらです↓

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寒晒しそばと夢遊猫

2012-03-24 22:32:15 | グルメ

今日は朝から外を歩くと冷たい雨風がまともに吹き付けてくるような荒天でした。
そして、晴れそうでなかなか晴れないといった状態が一日続きました。
そんな中、喜多方市山都町の山都体育館で開催されていた「第15回会津山都寒晒しそばまつり」に出かけてきました。
『食彩7種』コースの前売りチケットを使ってそば四杯(さらしなそば・あらびき十割そば・田舎そばのかけそば・田舎そばのおろしそば)と天ぷら(鰊・アスパラ・饅頭)と郷土料理(鰊の山椒漬け・刺身こんにゃく)とそばスイーツ(シフォンケーキ)をいただいてきますたYO~♪(⌒¬⌒*)
そのついでに商店街の中にある喫茶店「茶房 千」までお茶しに足を延ばしてきたのですが、そこのギャラリーではたまたま会津若松市在住の手工芸作家飯塚千枝子さんの「夢遊猫~ゆめあそぶ ねこ~展」が開かれていました。
猫好きな僕は当然作品の写真撮影を敢行してしまった次第です(^^ゞ
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※寒晒しそばとは厳冬の中で玄そばを山都の澄んだ川の清流に10日間ほど浸した後で、20日から1ヶ月ほどかけて寒風に晒して自然乾燥させたものです。こういった手間をかけることによってそばの雑味が抜け、旨味がよりいっそう増すのだそうです。その昔、将軍家にも献上されたと言われる幻のそばなのです。
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※「茶房 千」のHPはこちらです。

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会津彼岸獅子

2012-03-20 18:53:45 | まつり・イベント

今日春分の日は彼岸の中日ですが、ここ会津では春彼岸に入ると人々が待ち侘びていた獅子舞が街にやって来ます。
太夫・雄・雌三体の獅子が笛と太鼓の独特な音色に合わせて古式ゆかしい舞を披露しながら街中を練り歩きます。
この「会津彼岸獅子」は五穀豊穣と家内安全を祈願して春の訪れを皆で喜び合う会津の伝統行事です。
今日は午前中に会津若松市の鶴ヶ城本丸内で行われた獅子舞の公演を見物して来ました。
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☆会津彼岸獅子の由来☆
天喜四年(1056年)の「前九年の役」で源義家が安倍貞任を征討の際、士卒の戦死者を弔い、士気を鼓舞するため、従軍の兵卒に笛太鼓の勇壮な調子に合わせて舞をさせたのが起源です。今から約三百年前、会津一円に悪疫が流行したため主な社寺に獅子舞を奉納し平癒を祈願したのが春彼岸の頃だったので彼岸獅子と呼ばれるようになりました。寛永二十年(1643年)に保科正之公が会津藩主として若松城に入城した際に獅子を先頭に立て、士気を鼓舞したそうです。また、戊辰の役で日光口総督「山川大蔵」が小松の獅子団と共に敵中を威風堂々と行進して帰城した話は有名です。
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※会津彼岸獅子について詳しくお知りになりたい方はこちらのサイトをご覧ください。

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あれから1年・・・

2012-03-11 20:01:08 | 日記・独り言

今日は朝から良く晴れ渡りやや春めいたお天気でしたが、夕方になって雨が降り出しました。
東日本大震災発生から今日で丁度1年になりました。
僕は1年前のあの日あの瞬間には勤務先の病棟で清掃作業に従事していましたが、震度5強というこれまでに経験した事もない激しい揺れに襲われ、その場で足がすくんだまましばらく身動きもできなかったのを今でも鮮明に記憶しています。
地震やその後に発生した大津波の被害などにより亡くなられた方達は全国で1万6千人で、さらに3千人余りの方達が未だに行方不明のままとなっています。
今日は地震発生時刻の14時46分に自宅で黙祷し、犠牲になられた方達のために追悼の祈りを捧げました。
皆さんもご存知の通り、我が福島県は地震や大津波の被害に加え福島原発事故の影響が復興の大きな妨げとなっています。
現在県の内外へ避難している福島県民は16万人(内県外避難者数6万3千人)です。
原発事故後に指定された警戒区域・計画的避難区域からの避難者の数は合わせて9万人ですが、その他に放射線量が比較的高い二本松市などの区域から7万人が自主避難をしています。
その方達が避難した大きな理由は放射線の影響を受けやすいであろう子供達の将来を考えたからという事でした。
しかも、大半は両親と子供達があるいは夫と妻や子供が親の仕事の都合などで離れ離れに暮らすという苦渋の決断になりました。
その結果は・・・お互いに遠く離れて月に一・二度しか会えずに家族の絆がばらばらになってしまい、夫婦が離婚したとか夫が鬱病に罹ってしまったとか子供が情緒不安定に陥りキレやすくなったという信じられないような悲劇も生じているとのことでした。
同じ福島県民なのに震災後も以前と変わらず何不自由なく生活ができている僕がこの事実を知った時には胸がつぶれる思いがしました。
福島第一原発がある大熊町では1万1千人の町民全員が避難を強いられ、その内の3千3百人は約100km離れた
会津若松市内にある仮設住宅で暮らしています。
たまたまその避難者の方達と話をする機会があったのですが、今の心境を次のように語っていらっしゃいました。
「早く我が家に帰りたい・・・でもいつ帰れるかも分からずに先の見通しがつかない内は帰るのを諦める事すらできず、悲しさや辛さよりもただただ悔しいだけ・・・どうしてもその感情を押さえる事ができないでいる。原発に対して今言いたいのは自分達の町を元に戻して欲しいという事だけだ。」
この話を聞きながら相手を励ます言葉を発す事もできずに、心の中でただ涙を流していただけの僕は自分の無力さを痛感しました。
例えば、こんな時に「がんばってください!」とか「一緒にがんばりましょう!」なんてありきたりの言葉をかけたとしても・・・「じゃあ、どういう風にがんばればいいんだ?」と聞かれて言葉に詰まってしまっていたかも知れません。
原発事故で避難されている区域の方達の心の内も知らずに、会津は風評被害で迷惑を被っているとか思っていた頃の自分の身勝手さを今はただ恥じたい気持でいっぱいです。
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この1年間福島県に対してご支援くださった世界中の方達に一県民として深く感謝いたします。
福島県民全体にとってこの1年はひとつの区切りではなく、これからの数十年間も原発の不安を抱えながら生きて行かなければならない事をどうか忘れないでいてください。

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ラーメンとコーヒーとおひな様

2012-03-04 10:31:08 | 喜多方ラーメン

昨日は久々の「喜多方ラーメンDEランチ」の日でした。
喜多方旧市内のラーメン店は全部で120軒ほどだそうです。
僕がラーメンを食べた喜多方の店をこのブログで紹介するようになってから今回の店が38軒目ですから、もうちょっとで全体の三分の一に到達する予定です。
その店の名は"正統派の喜多方ラーメン"をウリにしている「本家大みなと味平」といいます。
そこのチャーシューメンを食べてみました。
とんこつベース+魚介系ダシのスープは旨味がっつり~、なおかつ後味すっきり~で本当に美味かったなり~です!

~ヾ(@⌒¬⌒@)ノ
ラーメンの後はコーヒーをというわけで、前回と同様にギャラリー喫茶「きりん」へ行きました。
実はここで開かれる「ひな人形展」を見に来る事をきりんのマダムと約束していたのです。
注文したスペシャルブレンドコーヒーとホットケーキができるのを待つ間にいろんなおひな様を眺め、たっぷりと目の保養をさせていただきますた。
ところで、一番最後の写真なんですが・・・よく見たら、写さないはずだった従業員の方のお姿が手違いで写り込んでしまっていました。
ご本人には大変申し訳なかったと思っていますが、あえて掲載させていただきました。

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