忘れるところでしたが、今日は友人ヨッチさんの30+α歳の誕生日でした。
ヨッチさん、お誕生日おめでとうございます!!
最近はご無沙汰してしまいお会いしていませんが・・・
僕は今の仕事をするようになってから多くの障がい者の方と親しくなり友人としてお付き合いさせていただくようになりましたが、ヨッチさんもその内の一人です。
彼と僕との唯一の共通点は歌手の沢田知可子さんの大ファンであるというところです(*^▽^*)
一緒にコンサートを観に出かけた事が何度かありますが、最近では去年の10月に喜多方市内で行われたコンサートでも一緒になりました。
彼は脳性まひという重度の障がいを背負っています。
障がいのせいで言葉が少し不自由であり、その外見も健常者の方とは少し異なってはいますが、明るくて頭が良くてとてもユーモアがあって面白い奴で一緒にいても飽きがこないです。
彼は普段車椅子の生活をしていますが、両手も不自由なのでオーディオとかパソコンを操作するのには全て足を使います。
彼のご自宅にお邪魔した時にいつもある事に感心させられていたのですが、それは彼が足の指を器用に動かし見事なタッチでキーを打っている様子でした。
そしてその世界一器用な足の指でとても素敵な詩をたくさん創作していました。
そんなヨッチさんでしたが・・・
実は去年の秋の初め頃から体全体の筋力が急激に低下して力が出せなくなってしまいました。
電動車椅子での外出や自宅でしていたパソコンとプリンターを使った印刷の仕事もできなくなってしまったのです。
原因は神経からきているらしいのですが、このままだと症状がどんどん進行してしまうというのでそれをくい止める為の手術を去年の11月に受けました。
首の部分にメスを入れるという非情に難しい手術のようでしたが無事に成功したのです。
手術後しばらくして一度だけ病室までお見舞いに行ったのですが、検査中との事で本人には会えませんでした。
去年の暮れに退院して自宅に戻り現在はリハビリの為の通院を続けているそうです。
元通りの体力に回復するまでにはまだまだ多くの困難が彼の行く手に待ち構えているかもしれませんが、彼が不屈の闘志でそれらを乗り越え奇跡の復活を果たす事を僕は信じています。
知可子さんの名曲『gift』の歌詞では「がんばれ」という言葉が何度も繰り返して使われています。
この曲では自殺を図った友人の生還を願う少年の心情が切々と綴られています。
ヨッチさんの場合は全くケースが違うし、「がんばれ」を安易に使ってはいけないと仰る方も多いと思いますが、僕は今声を大にしてヨッチさんに「がんばれ」と言いたいのです。
ヨッチさん、がんばれ!がんばれ!がんばれーーー!!!
快復を心から祈っています。