田舎者ですが(^◇^)

会津の四季やローカルな話題、日常の出来事などを不定期ながら少しずつ綴っていきます。

冬のドライブ その1

2008-02-21 23:05:35 | 季節

今日は夕方までは予定が無く暇だったので午前10時20分頃から愛車でドライブに出かけました。
お天気は晴れ時々曇りで雪は降らずまずまずでした。
行き先は猪苗代町(いねこしろまちじゃなくていなわしろまちですよ^_^;)です。
一番の目的は猪苗代湖天神浜の「しぶき氷」を鑑賞するためでした。
猪苗代湖は日本で4番目に大きい湖ですが、寒さが厳しい冬の時期でも湖面が結氷することはありません。
そして、冬の猪苗代湖では強烈な西風によって巻き上げられた波しぶきが湖岸の樹木に吹き付けられ厳しい寒さのために凍り付いてしまいます。
それが幾度と無く繰り返された結果氷がいろんな形に変化しながら成長して行くのです。
この現象を「しぶき氷」と呼んでいます。
新潟といわきを結ぶ国道49号線を通って猪苗代町に着き、「野口英世記念館」とか「世界のガラス館」の前を通り過ぎて郡山方面へしばらく行くと右側に天神浜へ行く近道があるのででそこから進入しました。
天神浜の駐車場には11時過ぎに到着しました。
天神浜は夏場になると湖水浴客で賑わう場所で、オートキャンプ場もあります。
僕が初めてここ天神浜でしぶき氷を観て大感動したのは2002年の冬ですが、それ以来毎年ここを訪れるようになりました。
しぶき氷は1月の初め頃から2月末頃まで観ることができます。
毎年見れますが、寒さの度合いによって毎年全く違う形の物ができるのでそれが楽しみなのです。
しぶき氷が観れる場所までは湖岸沿いの林の中の道を20分以上も歩かなければなりません。
そこは映画「バルトの楽園(がくえん)」のロケ地になった場所です。
いつもだと数人の方とすれ違うのですが、今日は誰とも会わずしぶき氷の場所に辿り着きました・・・と思ったらそこには先客が一人いました。
その方は20代後半か30代前半位の男性でした。
こちらから挨拶をしたら、向うも挨拶を返しながら近づいて来て名刺を差し出し、「しぶき氷を観たりカメラを構えているところを遠くから撮影させて欲しいのですが、お願いできないでしょうか?誰か来ないかなとずっと待っていたんですよ。」と言いました。
名刺を見たら東京の某新聞社の編集局員だったので、快く応じてあげました。
1枚か2枚位かと思っていたら角度を変えてかなりの枚数を撮っていました。
モデルが若い女性でなくて僕みたいなおじさんで気の毒だなと思いました(^◇^)
お礼に後日写真を送るとのことでしたので住所も教えちゃいました。
その後は強風で帽子がとばされそうになるのを気にしながら僕も撮影を開始しました。
下の方にその写真を貼っておきます。
しぶき氷は実際に自分の目で観ないと感動が湧いてこないと思いますが、この写真でその感動が皆さんに僅かでも伝わってくれれば幸いです。
自然が作り出す素晴らしい芸術ですが、これだけの規模のしぶき氷が観れるのは世界中でもここだけだそうです。
しかし、地球の温暖化がこのまま進めばこの貴重な現象も観られなくなってしまうに違いありません。
(その2へ続きます)

Shibukikoori1 Shibukikori2

コメント (4)
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