きよっちさん 今日は僕たち二人の結婚記念日だったね
覚えているかい あの日は朝からどしゃ降りの雨だった
古い土蔵の屋根裏部屋で 僕たちは三々九度の盃を交わした
町の老舗旅館の大広間で 披露宴が執り行われた
お色直しで君が着たのは 純白のウェディングドレスだったけど
本当は君が好きな ピンク色のドレスを着たかったんだよね
でも貸衣裳屋さんには チビデブな君に合うサイズがなかった
もう少し早く手配できていたらと 君は後々悔やんでいたよね
しょうがないさ 挙式するって決まったのが急だったんだもの
あのドレス 君の体にぴったりでとても良く似合っていたよ
あの日の君は 他のどの女の人よりも美しく輝いていた
僕の今までの人生で あの日が一番幸せだった
たぶんこれからも ずっとそうだと思う
想い出は尽きず 昨日のように甦ってくる
もしも願いが叶うなら あの日に戻って
もう一度 あの時の君に会いたいよ
僕の母は6年前に入院先の病院で長寿を全うして他界
しました。
妻が別な病院に末期がんの検査と治療のため第一回目
の入院をした日から五日目のことでした。
不思議な縁なんですが、僕は今母が終焉を迎えた病院に
清掃員として勤務しています。
母の最期をたった一人だけで看取った病室に毎日仕事で
入るたびにあの日の事が思い出されます。
母の死後(多分亡くなった翌年の母の日の数日前だった
と思います)亡き母に捧げる拙い詩(といえるかどうかは
わかりませんが)を書きました。
今日は母の日ということで、ご紹介させていただきます。
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~おふくろの味(親不孝な息子の独り言)~
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カレーライス・・・カレー粉と小麦粉から作る
本格派で 豚肉とジャガイモとタマネギとニンニクに
リンゴも入っているからこれは最高にいい!
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コロッケ・・・ひき肉はたっぷりだがジャガイモは
完全につぶさずに おまけに皮まで入っていたりする
形が少し残っているところがイモっぽくていい!
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ポテト・サラダ・・・ゆでたジャガイモとタマネギに
キュウリとハムと リンゴを刻んだものとかミカンが入って
いたりするところがおふくろの様に色っぽくていい!
.
チクワの天ぷら・・・ころもに隠し味でニンジンを
すりおろして ニンジン嫌いの俺に食わせようとする
おふくろの愛情がこもったところがいい!
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イカの塩辛・・・おふくろが作る塩辛はいつも最高に
しおからいので こんなもの食えるのかと思ってしまう
だが何故かその味がやみつきになってすごくいい!
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きんぴらごぼう・・・皮付のままの黒いごぼうだけを使い
味はぴりりと辛くて ご飯にも合うし逆立ちなんかしたって
こんな美味いものは俺には絶対作れないところがいい!
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肉ジャガ・・・これはもうおふくろの十八番(おはこ)
美味しいんだけど 毎回微妙に味つけが変わっているんだ
しかし恐くて文句がつけられないところがいい!
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おふくろの味は まだまだあるがきりがない
最近 どんな料理を食べてもおふくろの味を思い出すんだ
そして 料理を作ってる時のおふくろの顔が浮かんでくる
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おふくろ本人には 最後まで言えなかったことがある
それは 俺が大人になってから気が付いたことなんだけど
あまり大きな声じゃ言えんが 思い切って言ってみる
.
俺のおふくろは 本当は料理が下手くそだった
だがそれでも おふくろの味は間違いなく日本一だった!
関係ないけど ついでに言わしてもらえば・・・
.
おふくろよ 俺を産んでくれてありがとう!
こんな俺を まっとうな人間に育ててくれてありがとう!
長生きしてくれて 本当にありがとう!
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おふくろよ せめてあんたが元気な内に
おふくろよ 俺はひと言あんたに伝えたかったんだ
おふくろよ 親不孝だった俺を許してくれと・・・

あなたが今一番感謝したい人は誰ですか?
あなたはその人にどんな事を感謝したいですか?
僕は亡き妻に一番感謝したいです。
今でも僕のそばにいて僕を見守ってくれている事を感謝したいです。
下に掲載した詩は丁度8年前に妻に贈ったものです。
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~感謝の気持ち・・・Part1~
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あなたから贈られた唯一のもの
それは心に沁みる優しさ
私の生きる糧となるもの・・・
.
あなたから贈られた唯一のもの
それは溢れんばかりの愛
私の生きる証となるもの・・・
.
あなたから贈られた唯一のもの
それは輝く希望のひかり
私の生きる力となるもの・・・
.
あなたから贈られた唯一のもの
それは虹の橋に続く未来
私の生きる導となるもの・・・
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~感謝の気持ち・・・Part2~
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君と手を取り合いここまで歩んできたこの道
僕のそばにいてくれていつも励ましてくれたね
心優しき妻よ君に贈ろう感謝の気持ちを
.
言葉に出して今こそ言おう・・・
「君を宇宙一愛しているよ!!」
僕達の行き先は虹色に包まれた未来
.
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~感謝の気持ち・・・Part3~
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愛する女神様
いつも笑顔をありがとう
いつも幸せをありがとう
.
貴女の笑顔を見ているだけで
僕は幸せいっぱいになれるのです
きよっちさん 今日は君と僕の結婚記念日ですね
憶えていますか? 23年前のこの日のことを
君の生まれ故郷・・・僕が今住んでいるこの地で
ささやかな結婚式を挙げましたね
蔵造りの古民家の 天井が低い屋根裏部屋で
三々九度の盃を交わしましたね
あの時の光景が まるで昨日のことのように
思い出されてなりません
結婚してからの 僕の小さなしあわせのひとつ
それは 君の晩酌のお付き合いをすることでした
美味しそうにビールを飲んでいる時の
あのしあわせな笑顔 あの笑顔をもう一度
たった一度だけでいいから もう一度
もう一度・・・夢でもいいから見せてほしいのです
今でも君を宇宙一愛しています
ずっと愛しています 愛しています
CDで保存をしておいた昔の掲示板とかブログ記事を懐かしみながら読んでいたら、casTY時代に親交のあった折り鶴さんが書いた詩を見つけました。
折り鶴さん、お元気ですか?
長いことお友達付き合いさせていただきありがとうございました。
今日は貴女の素敵な詩を一詩人でもある僕がここでご紹介させていただきますね(*^_^*)
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.
「止まらない涙 」
.
君のことだけを想ってしまう夜には
胸の中にこみ上げる何かが弾けて
止まることの無い涙も拭えないまま
時だけが過ぎるのを待ってる
.
何度も知らされた言葉のすれ違い
雨にも負けないで
風にさえ負けないで
彼のあの詩になれなくて
いつしか覚えてしまったよ
ひとりきり心を閉ざしたまま
生きること
.
.
.
「指先 」
.
そっと触れたその指は
あなたの温もり伝えてくれる
冷たいね
そう言って 手を握り返すあなた
冬の道
そのままポケットの中で
手をつなぎ
温め合う二人
歩きながら
.
もっと寄り添ってね
言葉が肌に伝わって来るほど
幸せなの
こうしていると 少しも寒くない
冬の夜
あなたのコートが温かい
心にも
体にも届いてる
寄り添いながら
.
.
.
「微睡み」
.
私は椅子に腰掛け微睡んでいた
ふと目を開けると蒼い海が
視界を覆う
.
海の向こうからあなたの影
日焼けしたあなたの顔が
私に話かける
.
そんなに驚いてどうしたの?
だってあなたに会えるなんて
僕と一緒に泳ごうよ
.
何を考えているのさ
生まれたままの姿でいいさ
早く一緒に泳ごう
.
一頻り泳ぎ戯れた後に
.
君に会えてよかった
ほら見てごらんあの雲
そう言い残すとあなたは・・・
.
会いに来てくれるなんて
ありがとうなんて言えない
淋しさが胸を震わせるから
.
あなたの顔が私の瞳の中で微睡んでる
いつまでもでいる
.
今頃あなたは雲に乗って
旅を続けているのかしら
.
ふと目を覚ますと
額の中のあなたが
私を見つめてる
.
あなたが逝った日を
忘れはしないけど
泣きもしないけど・・・
.
.
.
「透明な時」
.
もっといろいろ 教えてあげる
ずっと昔の 幼い日から
楽しかったり 悲しかったり
この心の中に いっぱい詰まった
君のことも 全部
今 透き通った僕を
感じてほしい
.
君と出会って 変わっていくよ
閉じこもってた 本当の自分
泣いたり 笑ったり
その瞳の中に いっぱい写して
僕のことは 全部
もう 透明な気持ちで
いられるんだよ
.
.
.
「別れの予感」
.
ただ なんとなく
あなたの顔を眺めてた
青い空をバックに
.
こんな場面を
どこかで見たような気がして
思い出そうとしても
今が眩しくて
.
あなたの肩に
白い雲がかかる
優しい形で甦る
ずっと遠い夏
.
まだ少し早い春に
あの時の日差しを感じて
妙に寂しい影が延びる
.
ただ なんとなく
気づいてしまった
別れの予感
.
.
.
「白い君 」
.
目覚めると 外はうっすらと白い景色
楽しそうな 子供達の声がしても
素直に喜べない 自分がいる
.
あの時 冷たい手を君の顔にあてて
はしゃいだこと 懐かしくて
何年か振りに 素手で雪にふれてみると
思い出す間もなく 溶けていく
.
冷えた 君の体も心も
今なら 温めてあげられる
そんな 勝手なこと考えながら
渋滞の中へ 流されて行く
.
君の心の 日影には
まだ 残っているんだろうか
いくら時が過ぎても 消えない思い出もある
.
今日 また 知らされた
溶けていない 僕の心には
白い君が いることを
.
.
.
「夢電車 」
.
ふかふかの待合室
とても落ち着くところ
改札にある時計の音は
ホームに招待してくれる
.
早く会いたくて目を閉じる
線路の向こうは真っ暗
まだ何も見えない
いつも来る訳じゃない
.
時刻表も無い駅では
祈りながらただ待つだけ
耳元に駅員さんの声
なかなか来ませんね
.
ため息と一緒に
何度も寝返りをうつ
今日は来ないみたい
あなたの乗る夢電車
.
.
.
「甘い香り」
.
甘い香りの思い出を
レモンティーに浮かべて
淡い色 眺めながら
映ってる笑顔に
話しかける ひとときが
とても好きで
でも寂しくて
かきまぜようとしてる
.
髪の色を変えてみたわ
もう大人のつもりよ
フレンチの味 苦さも知った
悲しい時いつも
思い出すの あなたのこと
よく唄ってた
あの曲がまた
どこからか聞こえてる
.
.
.
「忘れ物」
.
あなたが微笑んでたのは
私でなく 夢に だったのね
気付かないまま時が過ぎて
もう この気持ち変わらない
.
あの時 感じた温もりも
優しい その笑顔も
忘れられないの
.
行かないで
言葉にすると 悲しすぎて
いつものように 笑って見せる
.
わたしが悩んでたのは
あなたにとって 小さいこと
ドアにもたれた影を見てる
その声を 消してしまうベル
.
あなたの 希望乗せて
走り出す電車
堪えてた涙が
.
愛してる
勇気があれば 言えたのに
この忘れ物 届けたいのに
.
.
.
「人生の読点」
.
過ぎ去る風に 季節を感じながら 歩く海辺
迎えてくれたのは 鳥の声と波の音
足りないのは やさしい笑顔と声
寄り添う恋人達に あの頃を重ねてしまう
いつまでも 今の気持ちでいて欲しいと
思えるようになった 今
男が一人で 海に来るのは
きっと 思い出を探して
戻れない人生の読点を 打つ為に
.
飛び交う鳥に 見守られながら 佇む港
心残りなのは 幸せに出来なかったこと
忘れないのは やわらかい胸と唇
寄り添う恋人達が いつか思い出して
ここに来る そんなことが無いように
思えるようになった 頃
女が一人で 海に来るのは
もっと 幸せになりたくて
戻れない人生の読点を 打つ為に
.
.
.
「春に」
.
今 こうしていることを
懐かしく思う時が来ても
その先では
また
あの頃になってしまう
.
時は
過去しか作らないのだろうか
制服がとても眩しい
春に
.
.
.
「月」
.
月が姿を変えるのは何故?
.
君は
それはねっ 地球が、、、
.
本当は そんな答えじゃなくて
ロマンチックな言葉を期待してたんだよ
.
ひょっとして それに気付いてて
知らないフリしてるの?
.
僕の言葉は
いつも 遠回しだから
伝わらないかも知れないね
.
どんなことも
答えは ひとつじゃないってこと
.
僕が見つけた この質問の答えは、、、
.
二人が
白髪になったら 教えるよ。
.
.
.
「通り過ぎた風」
.
テーブルの紅茶が
冷めるだけの時間が過ぎた
透明な光が君の目に浮かぶ
もう会えないことは分かっている筈
今までの想い出が
通り過ぎる風のように頭をよぎる
悪者になりきれなくて
思いつくのはやさしい言葉ばかり
君から言わせたくない気持ちは
僕の頬を細かく揺する
そのたった一言を
言う為にここに居る
.
改札を通った君が
思いがけずに振り向いた
口元が少し動いた気がする
もう聞き直せない言葉なんだろう
君にとって僕は
通り過ぎた風のようになるんだね
心の傷だけを残して
思出すのは笑顔の君ばかり
君は心なしか微笑んでるみたい
引きつった僕の顔を笑うように
すぐにホームへ消えて行く
あれが最後の姿
.
.
.
「春の終わる音」
.
気まぐれな天気
長い間待っていたよね
楽しいことだけを
いつも考えていたのに
まるで君が降らせたような
胸にしみる雨
.
潮の香りもなく
どんよりと曇った空
それでも鳥は飛ぶ
君には青空が似合う
苦しいような土の色に
映っている薄い影
.
春の終わる音
最後の言葉を交わし
その線に触れたね
横で聞いている歌
空を見上げた横顔に
何かが重なる光
.
.
.
「気づかないふたり」
.
無理に笑顔をつくる君は
初めて失った恋を
小さな胸の中に閉じこめてしまう
日記を綴るようにいつも
君を見て来た僕にさえも
話したくないほど傷ついたんだね
明かりの消えた部屋は
涙の海に変わっている頃
.
もう鳴らなくなった電話を
待ち続けているようなしぐさ
気づかないふりして差し出す紅茶
君の大好きな香りでも
心癒すこと出来ないのに
こんなことだけしか してあげられない
週末は晴れそうだ
遊園地にでも行こうか二人で
.
.
.
「秋の海」
.
誰もいない夕暮れ時の浜辺
雲が重く垂れ込めて来る
.
私ひとり浜辺を歩き あなたを思う
.
泳ぐ人もいない海ただ波の音だけが
潮の香りをのせて空気を振るわせる
.
空は何を想い雲を呼び雨を降らせるの?
遠い暑い夏を思い出し悲しんでいるの?
.
風に語りかけても海に波をたたせるだけ・・・
雲に語りかけてもただ雨を降らせるだけ・・・
.
頬を伝わる涙を雨が洗い流し
冷たい風が私の胸を吹き抜ける
.
この浜辺には二度と来ることはないでしょう
思い出をありがとう
.
さようなら あなた・・・
.
.
.
(無題)
.
明日がどうなるなんて わからない
未来なんかわからない それでいい
.
昨日のことなんか 忘れればいい
過去のことだもの 取り戻せない
.
今日のこの時があれば それでいい
.
今を生きれば いいじゃない
.
.
.
「僕」
.
大人たちが 僕にはわからない
何でそんなに いがみあうの
何でそんなに 憎しみあうの
僕にもわかるように 教えてよ
.
お母さんが 僕に教えてくれたよ
ともだちと 仲良くしなさいと
お父さんが 僕に教えてくれたよ
人をいたわり 愛することを
.
戦車が走りまわる 街なんて
ミサイルが飛びまわる 街なんて
瓦礫の山がある 街なんて
僕はいらない そんな街
.
僕が欲しいのは 家族
楽しかった あの時
みんな笑っていた あの時
もう戻れないんだね あの時に
.
僕のお母さんを返してよ
僕のお父さんを返してよ
悲しみと 憎しみだけしか残らない
大人になるんだね 僕は
.
.
.
「幻想」
.
何時(いつ)の時代も
争い事が絶えることが無い
人々は無意味な争いに
翻弄され逃げまどう
.
男達は武器を持ち
女達は祈り続ける
子供達は泣き叫ぶ
.
限りない困惑
限りない幻滅
.
だれもが我を見失い
だれもが勝利を信じ
争いは終わらない
.
暴力から生まれ出るもの
悲しみ 憎しみ 怒り
大地に染みいる血
.
何時果てる事も無く
悪夢は果てしなく
続く・・・
今日は15日なんだけど
今夜は十五夜ではないのだ
これでいいのだ
.
お月見は昨日だったけど
今日月見バーガー食べるのだ
これでいいのだ
.
昼間はお月様が見えないけど
月見バーガーを昼間食べるのだ
これでいいのだ
.
店内で食べたかったのだけど
一人きりだからテイクアウトしたのだ
これでいいのだ
.
ダブル月見にしたかったけど
17時以降でないと販売しないのだ
これでいいのだ
.
ポテトはMでも良かったけど
見栄を張ってランク上のLにしたのだ
これでいいのだ
.
ドリンクはコカコーラだけど
自宅の冷蔵庫のもので冷え冷えなのだ
これでいいのだ
.
昨日はおまつり休みだったけど
今日は敬老の日だったので連休なのだ
これでいいのだ
.
僕はお年寄りじゃあないけど
これから温泉でのんびりするのだ
これでいいのだ
.
これでいいのだ
沢田知可子さんの配信時に投稿するために、僕も詩を書くようになりました。
詩を書いたのは何しろ小学校の国語の授業以来でしたが、一番最初の詩(のようなもの)は意外とすらすら書けました^_^;・・・ですが、自分ではとても詩と呼ぶには程遠い代物ができたと正直思いました。
それなのに、何故かひかり荘の詩人Leo masterさん(後にひかり荘第1号の体験入居者としてユーザー配信をされた方でした)を初めとして仲間達から大絶賛を浴びることになってしまい、その後はかなりのプレッシャーを感じたものでした(>_<)
僕はあまり余計なことは考えないで詩を書いており、何か行き当たりばったり的で人の心にはあまり響かないと思うし、一貫性も統一性もないので、全部を同一人物が書いたものかどうかも疑わしく感じられるでしょう_| ̄|○。。。
でも、天に誓って申し上げますが全部自分自身で書いたものです。
なので、良い子の皆さんはパクったりしちゃあ、や~YO(^◇^;)
パクられるほどのもんでもないっすけどね。
まあ、前置きはこれくらいにして、とくとご笑覧あれ☆ミ
詩を読まれた感想を聞かせていただけるとうれしいです(●^o^●)
夢で見た事をそのまま詩にしたものなんかは自分でも面白いと思うのですが^^;・・・
.
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.
~感謝の気持ち・・・ ~
.
あなたから贈られた 唯一のもの
それは心に沁みる優しさ
私の生きる糧となるもの・・・
.
あなたから贈られた 唯一のもの
それは溢れんばかりの愛
私の生きる証となるもの・・・
.
あなたから贈られた 唯一のもの
それは輝く希望のひかり
私の生きる力となるもの・・・
.
あなたから贈られた 唯一のもの
それは虹の橋に続く未来
私の生きる導となるもの・・・
.
.
.
~感謝の気持ち・・・ part2~
.
君と手を取り合い ここまで歩んできたこの道
僕のそばにいてくれて いつも励ましてくれたね
心優しき妻よ 君に贈ろう 感謝の気持ちを
.
言葉に出して 今こそ言おう・・・
「君を宇宙一愛しているよ!!」
.
僕達の行き先は 虹色に包まれた未来
.
.
.
~絆ーーーひかりの輪~ (沢田知可子さんへ)
.
貴女は優しい声で 魂の歌を僕の心に 語りかける
その歌声は宵闇の中で 響き渡る 遠くへと
.
やがてその歌声を聴きに どこからともなく
仲間がやってきた
.
集まった仲間達が 手を繋ぎ合い 輪を創った
初めは小さな輪でしかなかった
.
貴女の飾らない優しさと 柔らかい愛に包まれて
それは少しずつ 少しずつ大きくなって行った
.
いつの間にかそれは 大きな眩しいひかりの輪になって
辺り一面に輝き始めた
.
仲間達は何時しか 絆という輪を創ったのだ
大きな暖かいひかりの輪 その真ん中に 貴女がいる
.
.
.
~感謝の気持ち・・・Part3~
.
愛する女神様
いつも笑顔をありがとう
いつも幸せをありがとう
貴女の笑顔を見ているだけで
僕は幸せいっぱいになるのです
.
.
.
~悪夢~
.
目が覚めたら
俺の体がのしイカのように
平べったくなっていた
何かものすごく重いものが
例えば戦車とかが
俺の体の上を
通り過ぎて行ったらしい
.
俺の傍らでは妻が
何事も無かったかの様に
軽い寝息を立てていた
いったいどうなっちまったんだ?!
.
俺は仕方なく尺取虫の様に
ベッドを這い出し
何とか玄関横の車庫まで向かい
ようやく辿り着いた。
.
周りを良く見渡すと
片隅に自転車の空気入れがあった
こりゃいい天の助けだ
俺は空気入れのノズルを
自分の口に銜え
体の中に空気を入れ始めた
.
気が遠くなるような
時間が流れ
気がついたら
俺は元通りの体になっていた
あ~良かった
死ぬかと思った
.
.
.
~愛犬GINGAの鯉のぼり~
.
お~いGINGA~! 空の上から見えるかい?
ムラの観音様の桜が今年も咲き始めたよ・・・
.
GINGAがいつも立ち止まって見上げていた桜だよ
GINGAと一緒に並んで見れないのは悲しいよ・・・
.
GINGAのお墓の周りにお花の苗を植えたよ
綺麗に咲いてくれるといいんだけど・・・
.
GINGAの好きだった鯉のぼりも立てたよ
元気いっぱい泳いでおくれ 頼むから・・・
.
.
.
~おふくろの味(親不孝な息子の独り言)~
.
カレーライス・・・カレー粉と小麦粉から作る
本格派で 豚肉とジャガイモとタマネギとニンニクに
リンゴも入っているからこれは最高にいい!
.
コロッケ・・・ひき肉はたっぷりだがジャガイモは
完全につぶさずに おまけに皮まで入っていたりする
形が少し残っているところがイモっぽくていい!
.
ポテト・サラダ・・・ゆでたジャガイモとタマネギに
キュウリとハムと リンゴを刻んだものとかミカンが入って
いたりするところがおふくろの様に色っぽくていい!
.
チクワの天ぷら・・・ころもに隠し味でニンジンを
すりおろして ニンジン嫌いの俺に食わせようとする
おふくろの愛情がこもったところがいい!
.
イカの塩辛・・・おふくろが作る塩辛はいつも最高に
しおからいので こんなもの食えるのかと思ってしまう
だが何故かその味がやみつきになってすごくいい!
.
きんぴらごぼう・・・皮付のままの黒いごぼうだけを使い
味はぴりりと辛くて ご飯にも合うし逆立ちなんかしたって
こんな美味いものは俺には絶対作れないところがいい!
.
肉ジャガ・・・これはもうおふくろの十八番(おはこ)
美味しいのだけど 毎回微妙に味つけが変わっているんだ
しかし恐くて文句がつけられないところがいい!
.
おふくろの味は まだまだあるがきりがない
最近 どんな料理を食べてもおふくろの味を思い出すんだ
そして 料理を作ってる時のおふくろの顔が浮かんでくる
.
おふくろ本人には 最後まで言えなかったことがある
それは 俺が大人になってから気が付いたことなんだけど
あまり大きな声じゃ言えんが 思い切って言ってみる
.
俺のおふくろは 本当は料理が下手くそだった
だがそれでも おふくろの味は間違いなく日本一だった!
関係ないけど ついでに言わしてもらえば・・・
.
おふくろよ 俺を産んでくれてありがとう!
こんな俺を まっとうな人間に育ててくれてありがとう!
長生きしてくれて 本当にありがとう!
.
おふくろよ せめてあんたが元気な内に
おふくろよ 俺はひと言あんたに伝えたかったんだ
おふくろよ 親不孝だった俺を許してくれと・・・
.
.
.
~悪夢 part2~
.
夢の中 この俺は加山雄三だ
いや 加山雄三に変身した俺だった
俺は浮気をしていた
.
ホテルの一室 バスローブ姿で微笑む女
俺は女に囁く そして例のセリフを
ぼかぁ、君といる時が一番幸せなんだ・・・
死ぬまで君を離さないぜ いいだろう?
返事の代わりに女は悲鳴を上げた
.
思い切りのけぞる女
女の背後には金槌を振り上げた妻が
物凄い姿で仁王立ちに・・・
スローモーションで逃げ出そうとする俺
後頭部を一撃され目を覚ますと・・・
.
自宅の寝室 Wベットでは傍らに妻
俺はほっとする そして妻に優しくキスを
○○ちゃん ぼかぁ君を宇宙一愛してるよ・・・
死ぬまで君を愛してるよ いいだろう?
返事の代わりに目を覚ました妻は喚いた
.
○○ちゃんて誰なのよー?!
.
俺のほっぺたを張り飛ばす妻
更に訳の分からない言葉を口走る妻が
物凄い形相で仁王立ちに・・・
首を両手で絞められベッドから落ちそうな俺
死にそうな俺が目を覚ますと・・・
.
ホテルの廊下 目の前には鬼のような妻
俺は震えあがる そして必死に命乞いを
○○ちゃん ぼかぁ死にたくないよ~・・・
死ぬまで生きていたいんだ 助けてくれ!
返事の代わりに妻は血まみれの金槌を振り上げた
.
ぎゃああああああああー!!
.
それは決して終わる事のない悪夢だった
.
.
.
~凍える貴女へ~
.
貴女は今 悪夢の中
凍えているのは 貴女の心
.
その心を 温めようと
天使が一人 舞い降りて来る
.
たちまち温もる 貴女の心
悪夢は 抜け殻となる
.
待っていて! 天使は必ず
貴女を助けに降りて来るから
.
貴女を悪夢から救い出しに
降りて来るから・・・
.
もうじき悪夢から覚める
貴女が見えるはず
.
.
.
~わたしとあなた~
.
わたしの知らない わたしを
あなたが 知っているのは何故?
あなたの知らない あなたを
わたしも 知っているのでしょうか?
.
わたしはあなたを もっと知りたい
わたしは あなたになりたい
あなたになって あなたを知りたい
あなたを もっともっと知りたい!
繊細で純な心の持ち主であるヨッチさんが紡ぎ出した言葉のひとつ
ひとつはまるで宝石箱からこぼれ出した勾玉のようにきらびやかな
輝きを放っています。
その詩を読み進む内に頭の中にはまるで映画のように美しい情景が
次々に浮かんで来ます。
そして僕の心はいつのまにかたまらなく切なくなり、泣けてきそうになって
しまうのです。
とにかくあなたも読めばわかります。
以前、ヨッチさんのHPには詩のコーナーがあり、素敵な作品がたくさん
掲載してありました。
そのHPも残念ながら今は無くなってしまっているので、とりあえず僕の
PCに保存してあった詩だけをご紹介いたします。
.
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
.
~心の扉~
.
晴れ渡った夕暮れ
今日も平凡な一日が終わったね
片思いを胸に飲み干す一本のビール
煙草の火が ため息つかせる心を灯すよ
.
会いたい気持ちが夜を長く 切なくさせる
いけないことだとわかっていても
時がたてばきっと答えを見つけられるから・・・
そしておしえてくれるから・・・
.
そんな気持ちにしてくれた 時の流れに乾杯
.
.
あの人が切ってくれた
爪きりの音を今でも覚えてる
けんかして何度も唇かんだけれど
そのたびに交わした言葉は ごめんね・・・
.
会いたい気持ちが夜を長く 切なくさせる
叶わないことだとわかっていても
目を覚ませば明日がきっと迎えてくれる・・・
そして生きていくから・・・
.
そんな思いでつくってくれた あの人に Thank you
.
.
.
~マイウェイ~
.
誰かが乗ったあとのブランコが
錆びた音を立てて揺れている
ふと目にした光景
遠い昔のワンシーンを映してくれてた
子供心に迷いひとつなかったあの頃が懐かしい
.
雨に濡れたランドセルを背中に 小石を蹴りながら
友だちと無邪気に笑い合った帰り道
指では数え切れないけれど 素朴な思いでだね
.
手のひらにのせた夢の種をあたためながら
いつか心に蒔こうと誓った日々
見上げれば虹の空 それが My way
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引き出しから出しそびれた手紙
あのときの面影は記憶の中に
照れくさく笑いながら
何年経ってもずっと忘れないって
背中を押してくれたあの人の優しさが恋しい
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若葉が芽生えるように それぞれが旅立つから
その香りを柔らかく大切に包んで
いつかアルバムを開くとき 思い返すだろう
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手のひらにのせた夢の種を胸に刻んで
遠くへ沈む夕陽に微笑んだ
振り向けば長い足跡 明日も My way
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~永遠の絆~
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広い海の向うから
新しい一日がはじまる
やわらかい朝日が潮風に乗って
街の白い灯りを消してゆく
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大空に翼を広げ 飛び立つ鳥のように
流れる雲を背中に感じて 旅してみたいね
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今日もこの地球(ほし)のどこかで
かけがえのない生命(いのち)が生まれてようとしている
両手に広がる希望の光が
眩しい欠片となって結びつくとき
新しい絆が生まれるんだね
いつまでも 心の中で 生まれたて
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長い道のりに迷ったら
そっと後を振り返る
あの時に覚えた切ない失敗が
重い肩をポンと叩いてくれるよ
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前向きな気持ちなんて いらない時もある
苦い過去の思い出が バネになることもあるから
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明日を生きる地図を描いて
果てしなく続く長いスタートライン
車椅子につながる銀河のレールが
夢を叶える力となって結びつくとき
強い絆が見えてくるんだね
どこまでも 光の中で 永遠に
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両手に広がる希望の光が
眩しい欠片となって結びつくとき
新しい絆が生まれるんだね
ずっと 心の中で Forever
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~心のまなざし~
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風のように過ぎ去っていった月日が
落ち葉とともに手を振って
一年のアルバムに別れを告げれば
何かが見えてくる気がする
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誰もが時代(とき)の流れに身をまかせて
ふと振り向けば 不自由しない暮らしの中で
何かを置き去りにしてる
失ったものを取り戻せない過ちは
身体が不自由でも変わりはないけれど
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どこへ行ったの? どこへ行ったの? 大切な忘れ物
ほんの少しだけでも拾いに行こう
静かにささやく心のまなざしで
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切なく悲しい出来事ばかり流れ
胸を打たれる毎日で
同じ海に囲まれて生きてるのにと
青い地球(ほし)が送るメッセージ
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なによりも大切な命さえも
ガラスみたいに 砕け散るような歴史だけは
残さないでほしいと思う
冷たい雨が心に染みわたっていけば
枯れた涙もやがて笑顔に変わるから
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忘れないでね 忘れないでね 振り返る大切さ
前を見ることに疲れたらそっと
ぬくもりあふれる心のまなざしで
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失ったものを取り戻せない過ちは
身体が不自由でも変わりはないけれど
冷たい雨が心に染みわたっていけば
枯れた涙もやがて笑顔に変わるから
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どこへ行ったの? どこへ行ったの? 大切な忘れ物
忘れないでね 忘れないでね 振り返る大切さ
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~車椅子の足跡~
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静かに降りそそぐ雪のたよりの中で
夢見るように誘われる 二十歳の頃・・・
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曇った窓ガラスの向こうに
無邪気にはしゃいでる なつかしい自分が見える
迷いも悩みもほんの少しで
時間が過ぎゆくままに さまよっていたシーズン
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いくつのドラマを数え上げても もうあの頃には戻れない
わずかなプライドを胸の奥で握りしめながら
どこまでも どこまでも 車椅子の足跡を残して
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白い吐息で包んだ声を
しゃぼん玉のように ふくらませては消えていく
年上の女性(ひと)ばかりに恋して
そっと寄り添いあえる 心のぬくもりがあった
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誰かに支えられている陰で 誰かを支えていけたなら
ほがらかに過ごした思い出が色あせないように
少しずつ 少しずつ 目には見えない力を信じて
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ポカポカ陽気を待ちわびながら 雪景色に夢を描きながら
遠くでささやくメロディー いつの日か近づけたい
どこまでも どこまでも 車椅子の足跡を残して
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~片想いのあなたへ~
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出会いと別れはいつも背中合わせで
花も緑も すべてが生まれ変わるこの季節に
涙で包んださよならを胸に誰もが旅立ってゆく
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片想いで終わったあの日から
あなたのことを忘れた日はなかった
叶わない恋だと知りながらも
あなたのことを忘れた日はなかった
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4月の桜はどんなふうに目に映るだろうと
ほのかな期待が心をくすぐるけれど
いつしか夢の音色 あなたの手元に届けたい
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ありふれた食事にも思い出が残り
たとえそれが 最後の1ページだったとしても
口に入れてもらった喜びは大切にしまっておきたい
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あなたの職場の側を通るたび
あのときの味と香りを思い出す
一人静かにくつろぐ夜更けも
あのときの味と香りを思い出す
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かすかな日射しを頼りに雪が溶けていくなかで
思い出ひとつひとつが春風にゆれる
陰で支えていてね ずっと変わらぬあなたらしく
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長い冬のトンネルを追い越して
「ありがとう」の言葉をささげます
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4月の桜はどんなふうに目に映るだろうと
ほのかな期待が心をくすぐるけれど
いつしか夢の音色 あなたの手元に届けたい
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~思い出のラブソング~
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さわやかな春風に包まれながら
電動車椅子を走らせた午後の散歩道
行きつけのCDショップから流れる音色に
言葉にできない感動を覚えたあの日
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はじめて聴いた歌なのに なぜこんなにも愛しいの?
甘くせつないメロディーが なぜこんなにも愛しいの?
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胸の奥でこみあげる何かを感じ
そよ風に誘われながら 夢への扉を開いた
思い出のラブソングであるように
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ある日受け取った一通のメールは
遠い夢に手を差しのべてくれたあなたの魔法
今でも覚えてる ずっと忘れることのない
やわらかな母性とあの握手のぬくもりを
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重い障がいがあっても この歌に出会えてよかった
長い時間がかかっても あなたに出会えてよかった
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どんなにせつない明日が待ってても
ずっと色あせることなく いつまでも心に残る
思い出のラブソングであるように
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ありがとうという言葉を虹色に染めて
同じ歓びを分かちあえる仲間を大切にしたい
Uh・・・「会いたい」
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はじめて聴いた歌なのに なぜこんなにも愛しいの?
甘くせつないメロディーが なぜこんなにも愛しいの?
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~もしも時間を戻せるなら~
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白いさざ波を追うかのように
あなたは僕の前から姿を消して
あれから長い年月が過ぎたけど
今でも心の時計は止まったままで
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幼い恋心に身をまかせてたあの頃へ
美しい緑が導く まるで昨日のことのように
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もしも時間を戻せるなら教えてほしい
風のたよりでもいいから あの時の真実を
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ここに今の自分があるのは
あなたが残してくれた手紙の中に
生きるすべてを一言でつづった
かけがえのない言葉があったから
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数えきれない季節をめぐってきた足跡は
たとえ車いすでも同じ大地を踏みしめてきたから
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語りつくせないほどの感謝の気持ちが今
未来(あす)を描く勇気に変わる
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思い出よ振り向いてくれ 振り向いてくれこの胸に
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もしも時間を戻せるなら教えてほしい
風のたよりでもいいから あの時の真実を
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「お元気ですか?」とせめて一言
いつか交わせる日が来ることを夢見て・・・
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~雪に染まる街で~
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雪に染まる街 季節が届けた
一面に広がる白いハーモニー
やわらかな雪が 風に揺れながら
まばゆい景色を描いている
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心のふもとで見渡すこの街に
鮮やかな緑が芽生えるのは いつだろう
襟を立てたコートのポケットがあたたかい
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小さな希望を 手のひらに包んで
だれかの足跡にそって歩き出す
いつしか訪れる春だから
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かすかな陽ざしが 雲の向うから
きらきら輝くつららを溶かしてる
静かに流れる しずくの音色が
乾いた心にはじけていく
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曇った窓ガラスにつのる想いを
胸の奥でかみしめながら今日を生きてる
青く澄んだ大空をなつかしむ気持ちで
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吐息と混ざり合う 頬に染みる風
眠る大地にやさしくといかければ
いつしかほほえむ あの日のように
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小さな希望を 手のひらに包んで
心の奥に小さな明かりが灯る
明日も舞うのかな 白い天使
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~明日の空の下で~
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どんなに先が見えない明日でも
きっと願いは届くはず
ふと立ち止まって見上げた夏空
忘れかけてた色だった
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風が流れ 時が流れ ありふれた毎日の中で
誰かの支えや役立つことができるなら
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いくつもの不安やためらいを越えながら
目の前の扉をたたこう 残された力を信じて
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灼けたアスファルトの向こうにゆれる
ほんのわずかな勇気でも
一歩ずつふみ出せば何か変わる
心を見つめる何かが
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つまずく壁 悩み抜いて 積み重ねてきた経験を
明日の空の下でふりかえろうと思う
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不自由な身体をいつもノックしながら
夢のパズルを埋めていこう 胸にこぼれる白い砂で
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いくつもの不安やためらいを越えながら
目の前の扉をたたこう 残された力を信じて
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~人生(たび)の駅~
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静かな眠りから目を覚まし
一年に一度迎える 特別な朝
愛する君が側でほほえんで
朝日に溶け込むメッセージは
心からの「おめでとう」
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長い人生(たび)の途中で この日の駅に毎年下りた
出逢いと同じ数の別れがあったけれど
激しい雨に打たれても 君はあきらめることなく
次のホームで待っててくれたね
濡れた髪 風になびかせて
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どんなに年を重ねても
今日という日を大切にしていきたい
迷いながらもたどり着いた 繰り返し吹く風のように
Happy birthday
虹に映る自分の姿
あの頃の青春を呼び戻して
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一枚の写真が物語る
風と足跡が残した 記憶のバラード
そっとワイングラスを傾け
やさしく思い出をあたためる
胸のキャンドルを灯して
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居座る安らぎでも 少しリッチに感じるのは何故
時間の波に乗ってまた歩いてゆくから
新しい年に向かって 希望の光をすり抜けて
明日へのパズルをうめていく
どこまでも ゆとりの気持ちで
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切ない季節が待ってても
今日という日を大切にしていきたい
二人が歩く夜の街に 白い星屑が降りそそぐ
願いを唱えて
溢れる想いは空の果て
月の輝きに導かれながら
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どんなに年を重ねても
今日という日を大切にしていきたい
迷いながらもたどり着いた 繰り返し吹く風のように
Happy birthday
それは心の奥に飾る
永遠に輝く宝石だから
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~心のフィルター~
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ゆるやかに川が流れていくように
時間が過ぎゆく中で ぽつりと思う
取り返せない過去は歯がゆいけれど
風にあおられぬように何かを信じて
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こわいものなんてなかった あの夏に帰りたい
子供達がはしゃぎ合ってた あの夏の夕暮れに
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そっと肩を並べるように同じ胸の痛みを
わかちあえた歓び きっと忘れない
目には見えない心のフィルターを通して
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日々の忙しさの中に消えてゆく
硝子が飛び散ったような涙さえも
いつしかきっと笑って過ごせるねと
唇を噛んでは遠くを見渡した
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背伸びするのは好きじゃないから いつもいつの日も
彼方に浮かぶ小さな船を漕いで 明日へ向かう
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まぶしい青空に傷ついた気持ちを投げ捨てて
涙ぬぐったあのとき きっと忘れない
風を見透かす心のフィルターを通して
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そっと肩を並べるように同じ胸の痛みを
わかちあえた歓び きっと忘れない
目には見えない心のフィルターを通して