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地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

激動のアニバーサリー

2009年05月26日 | sri lanka
激動のスリランカに居て
たくさん書きたいことがあるのに何も書けないまま
27万人緊急支援の激務と 
内戦終結のお祝いムードと 
自分自身のお祝いと・・・

とにかくCRAZY!

でも元気。すっごく元気。


実はまだ出張に行っていないのです。笑
私がキャンプを走り回っていると思っていた方、ごめんなさい。
防衛省の許可が何者かの陰謀?のように阻止されて
オフィス内で14人がみんな待っていたのですが
先日 バン・キムン国連事務総長が帰ったあと 12人に一気に出たけれど

・・・はい 落選2名のうちのひとり・・・ 

なんでー(T_T)

もう一人のアメリカ人同僚と「お前のせいだ」「アメリカ人と日本人とどっちが怪しいと思ってんのよ!」と言い合っているけれど
もう怒りとイライラ心頭で あまり考えないことにしてる

ということでコロンボのオフィスで走り回っています

5月18日に反政府組織LTTEのリーダー プロバカラン議長が殺害されて
27年の戦争が終わりました

でもね
ぜんっぜんおめでたい気分になんてなれないのですよ
戦闘地域がどんどん狭まって
彼と残党兵の終焉を見守る間に
毎日毎日何百人も犠牲になったという
そして終わってからますます たくさんのタミル人が迫害を受けている
知人は「石を投げられたりするから家から出られない」って
さらに
27万人はキャンプに閉じ込められて出られなくて
すべてが足りていなくて
この先いつ出られるのかもわからない

そんな犠牲になっている人たちのことはさておき 
もしくは殆ど知らされず
「one country, one flag」「大統領万歳」って
大騒ぎしているのがいたたまれない
街中の国旗やお祭りモードも
目を覆いたくなるくらい疎ましい

そりゃあ確かに 戦争が長過ぎて
ほとんどの若者は生まれてから戦争しか知らなくて
経済停滞もこれからよくなると考えたら
おめでたいことだというのはよくわかる

だけど本当に起きていることを 
メディアの規制によって知らされていないこの国の大半の人たちは
この先どこに向かうのだろうか

とりあえず私の誕生日が戦争終結の祝日になり
忘れ難い一日となりました

出張荷物チェック

2009年05月14日 | sri lanka
防衛省の許可がまだ出ない

おかげで今日もデスクワーク

おかげでいつもかなり「ざっくり」め、というと何となく聞こえが良いけれど
つまり だらしのない私が
めずらしく用意周到になったように一応は見える

出張に持っていくもの

お酒 (←一番に挙げるか)
シリアル
コーヒー
おみやげのチョコレート

DVD
ヨガマット

ここまで書いておいて、まったく何しに行くのかわからなくなるけれど
何もないところに出張に行くと
美味しいコーヒーがあるのとないのとはまるで1日が違うし
ご飯はカレーばかりで嫌になるだろうから
せめて朝ご飯用にシリアルを持参したい

本当は炊飯器や調味料も持参したいけれど
その地域に入る前に、チェック・ポイントと言って
いわゆる検問みたいなところで荷物もみんな検査されるんだけれど
そのときは車を下りて自分で荷物を運ばなければいけないから
もうすでにお酒のボトルで重いのに
炊飯器なんてもっての他なのです

でもお酒のボトルは持って運びます
さて 私は何本持っていくでしょうか?
こんな状況でみんなで集まってすることと言えばそのくらいだもん

あとクリケットのバットを持っていかなければ
もうすぐ試合があるから・・・

何しに行くのかと聞かれそうですが
これも元気に乗り切るのに大切なのです
これらがないと帰りたーくなっちゃうもん

さてどうやって運ぼうかな

写真はまたモルディブのです
隣の国なのに
天国と地獄みたい

はじめての世界

2009年05月13日 | sri lanka
ついにワウニヤ出張が迫ってきた
今は防衛省のセキュリティ許可待ち
これがないと国内避難民キャンプに入れない

待ちに待った?
満を持して?
とうとうリアル・エマージェンシーに足を踏み入れる
毎日到着する国内避難民の数は もうすぐ20万人に達する
キャンプの中はまさにエマージェンシー、大混乱だと皆が口を揃える

病院が足りない
水が足りていない
トイレが足りていなくて汚臭が充満
子どもが居なくなる
学校を開くスペースがない・・・

そんな中で私は使い物になるのだろうか
何かの役に立つのだろうか
・・・不安もあるけれど やるしかないものねぇと相変わらずエラい落ち着きぶりです

今日 副代表に「やっと行ってきます!」と満面の笑みで言ったら
意気込みを見せたつもりだったのに
曇り顔になって
「遊びじゃないのよ」と言われた

別の同僚に言われた
「どうしても どんなにがんばっても 
いっぱいいっぱいのときがきっと来る
そういうときは 明日はきっともっと良い日になるって
自分に言い聞かせるんだよ」

私はどんな困難な状況も乗り越えられる自信があるんだけれど
ちょっぴり未知の世界
どんな状況が待っているんだろう?
ハマる人はハマるというけれど・・・

とりあえず 行ってきますわ

写真はこの間行ったモルディブの写真
天国の写真

これから行くところが多分正反対の世界だから
辛くなったらこれを思い出そうっと

the biggest dilemma

2009年05月08日 | sri lanka
この紛争に対する支援で

何がしんどいって

一生懸命働くことは全然厭わないけれど

人々に起こっている事実を

真っ向から訴えられないこと

こんなに政治的にセンシティブな紛争を

もちろん私は経験したことがないし

同僚の多くもそう言っている



No Fire ZoneはほんとうはFire Zoneだけど

そこにまだ5万人いるかも知れないし

もっと居るかも知れないし

全部終わる頃にはもうあんまり生きていないかも知れない

政治ゲームに翻弄されている私たち

黙ってみていることしかできない私

子どもたちを守るためにここにいるのに

何をしているんだろう?

ミリオンダラー獲得。

2009年05月04日 | sri lanka
やりました。

宝くじに当たったわけではありません。

外務省:スリランカへの緊急無償

ありがたく、使わせていただきます。

使う内容は、私のお給料です。

嘘です。

キャンプにいる国内避難民のための水と栄養の支援です。

給水車を借りてきて、水の供給したり、

仮設のトイレを作ったり、

栄養不足の子どもと妊婦さんに高カロリー食を配ったり。

ほんとうは、自分のセクション、教育部門にお金を持ってきたかったけれど、仕方ない。

まずは、ベーシック・ニーズ、生きるために必要なものが当然優先。

そのあと、できるだけ早く、学校もきっちりと再開させたいです。

緊急支援では教育はないがしろにされがちだけれど、

今、学校に半年以上も行けていない子どもたちが、この先学校に戻って、ちゃんと卒業して、大学にも入れる確率は、現時点ではすごく低い。

と、声を大にして叫んでも、学校は人々の住居になっている現実。



それはさておき、大金があっという間に物資の供給で消えていくのが、

すごく不思議な感じ。

でもそれで生き延びている人が何万人もいます。

これぞ、緊急支援。

弱酸性アドレナリン週間

2009年05月01日 | sri lanka
戦闘地域から逃げてきた国内避難民(IDP)は

昨日1日で9419人増加

4月20日からの到着は10万人強となった

この6ヶ月間合計で 17万1184人に上る

この人たちはワウニヤ(15万2671人)、ジャフナ(1万1089人)、マナー(52人)、トリンコマレー(5468人)のキャンプにそれぞれ入れられている

突然増えたから 当然キャンプは大パニックで
現場の人たちがてんてこまいでテントを張って
食料を配って
水・トイレ・シャワーを整備して
仮設病院を作っている

この1週間 テントが間に合わなくて
雨が降って
何千人の人たちが雨空の下で寝なくちゃいけなかったと聞いた

そんな話を聞くたびに
涙が出そうになる

そしてまだ5万人が戦闘地域から逃げられずにいるのだ

何かしたい
何かしないとって私も走り回っていて
あんまり疲れなくって
心地いいくらいのエネルギーがみなぎってる

これをアドレナリンというのかな?
それにしちゃあ、なんだかゆる~いアドレナリンだ
肌にやさしい感じのね
フレグランスをつけるとしたら 少しぱりっとしたレモン

元アスリートのくせによくわからないのは
昔アドレナリンを出していたのに気がつかなかったのか
気が弱くて(ほんとに。笑)出ていなかったのか・・・

少しは私も貢献できたかも知れないニュースが
明日やってくる
日本政府からの緊急支援が閣議決定されるのだ

されたら IDPのみなさんたちと乾杯したい
なんてジョークも少し不謹慎だ

リアル・emergency

2009年04月25日 | sri lanka
この写真 すごくない?
ずっと向こうまで長蛇の列が見えます

避難民大量流出4日目

この4日間で避難してきた人10万人突破しました

長蛇の列でぞろぞろと歩いてきます
って私はテレビで見ているだけですが・・・

戦闘から命からがら逃げてきて
ぼろぼろになってバスで運ばれて
テントにたどり着いたとき
涙流して喜んでいたって

え?と私は聞き返した
これから住むのがビニールシートで作られた「テント」
それで大喜びだなんて・・・

移動中のバスの中で産まれた赤ちゃんがいます
たどり着く人たちの60%が怪我を負っているとの報道もあります

想像を絶する 映画みたいな現実



「足の速さ」を重視する緊急支援は
障害物競走みたい
あらゆる障害を取っ払って
如何に速く援助物資を届けられるか
手腕が問われます

手前味噌ですが
ユニセフの速さに驚かされました
2、3日前にコペンハーゲンにオーダーした物が
来週月曜日に到着します

5歳以下の子どもと妊婦さんのための高エネルギービスケットを
なんと飛行機で下ろすらしい

すげー 

すげー


出てきた10万人みんなが今週末 安心して眠れますように

ラジオ出演

2009年04月23日 | sri lanka

明日ラジオに出演します。

ぜひ聞いてくださーい。

 

電話収録だったのですが、外で飲んでいるときだったので(笑)、トイレで話しました。(笑)

トイレから語る、国連活動。

 


「いま世界へ 国連活動と日本」(ラジオ日本) 
4月24日(金)午後10時30分~午後11時
ラジオ日本 1422KHz (AM)

東京、神奈川、埼玉、千葉で聴取可能です。

 

アーカイブは、国連大学のウェブサイトで引き続き聴いていただく事ができます。
http://www.unu.edu/jp/interviews/