とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

竹の秋

2010年05月18日 | とだ*やすこの町政報告
薫風に吹かれて議会報告「いまここ島本」を配布、出来る限りにおいて町を歩いています。しかし今年の山は新緑が楽しめません。「山がおかしい」「気が枯れているの」と、とうとう誰の目にもわかるようになってしまいました。

竹は数十年に一回花をつけ、実がならないのが特徴です。実がないということは、鳥など生き物の餌がなくなるということです。さらに「破竹の勢い」といわれるように、成長がとても速い。高く伸びて光をさえぎると、他の植物が育つことができません。

竹の皮は腐敗防止に役立つとされて昔は重宝されていました。これは翻せば、落ち葉になっても腐らず、土には戻らず、地面の上に蓄積されるということです。他の植物の芽は育たず、竹林独特の静寂はそのせいで生まれています。

しっかり根を張って山崩れ防止に役立ってくれると思えそうですが、実は深さはなく、浅い層に根を張ることによって、むしろズルッと根こそぎ表面を滑り、山崩れの原因になるときいています。

毎年、ため息ながらに見上げていた山ですが、いよいよここまで来たか!という状況です。竹は今の季節に落葉します。俳句で「竹の秋」は春の季題。とてもじゃないが詠む気にはなれません。

画像は、ユニハイムから撮影
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