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ウイスキー、樽熟成の違い

2012年04月05日 15時16分45秒 | Weblog
こんにちは。
4月になりました!
桜も咲いて暖かくなってきました。
今日が入学式の人もいてるんでしょうね。
一番いい季節かもしれませんね。
花粉症の人はもうしばらくしんどいのでしょうかね?
お花見とかするんですかね?




さてさて今月初めの更新ということで恒例の新商品の入荷です(笑)
まぁ毎回思うんですがなんやかんやでお酒増えてきてますよね。
みなさんに喜んでいただこうという一心で増やしてるんですよ!
自分自身が飲みたいとか趣味なんて気持ちは全くないのです!
全く言うたらウソになるな(笑)



ほんで今月はみなさんにおなじみのグレンモーレンジです。

グレンモーレンジラサンタ。(右)
グレンモーレンジネクタードール。(左)
以前あったウッドフィニッシュを踏襲したと言えると思います。




ではまずラサンタの方から。
ラサンタの意味はゲール語で「温かさと情熱」て言う意味らしいです。
ほんでこれはシェリー樽で後熟させたモルト。
後熟って言うのは、普通のグレンモーレンジはバーボン樽で熟成するんです。
んでこれはといいますとバーボン樽で熟成した後にオロロソシェリーの樽に入れ替えて2年間熟成させたのです。
10年間バーボン樽で熟成→オロロソシェリー樽2年間
このあとの2年間熟成を後熟というのです。
わざわざ樽を入れ替えるひと手間をしてるんですよ。


気になるテイストの方は。
バーボン樽由来のバニラ香とシェリー樽由来の香りが相まってなんかねアップルパイみたいな香りがするんです。
まぁその前にバニラがきますけどね。
どちらかと言えばバーボン樽のファクターが強いです。
ナッツのような香ばしさで余韻も長くていいですね!
アップルパイみたいってことはシナモンとかのファクターもあるんですかね。
あくまで仕事後に飲んだ僕の主観ですが参考にしていただけたら。
おいしいですよー(笑)



続いてネクタードール。
ネクタードールの意味は「黄金の果汁」って意味らしいです。
これもバーボン樽熟成の後の後熟です。
ソーテルヌワインの樽で2年間後熟しました。
また意味わからんソーテルヌワインとか出てきました。
僕も飲んだことない(笑)
いわゆる貴腐ワインだそうで。
今度は貴腐ワインってなんじゃいってなりました?(笑)
少し脱線して貴腐ワインの話。
貴腐ワインは白ワイン用のブドウに果皮に菌がついて甘くなり香りが強くなるんですがそのぶどうを使ってワインを造ると貴腐ワイン。
菌がついたら腐ったように見えるらしいです。
でもめっちゃええ香りらしいです。
めっちゃ甘口で食前や食後酒として用いられるそうです。
まぁ簡単に言うたら極甘口ワイン。



この貴腐ワインの樽で後熟したネクタードール。
柑橘系の甘い香り。
フルーティーで甘い。
甘い香りが長い事続きますよ!
おいしいですよー。
これも僕の主観なんで好きなように感じてください。



両方ともノンチルフィルタリングです。
冷却ろ過してないってことです。
実はもう一個ポートワインの樽で後熟したキンタルバンってやつも発注したんですが酒屋さんが欠品してたのでまた後日。
スタンダードの10年と飲み比べると樽の違いでこうなるかと感じられると思います。
2つともワンショット1000円です。
自信を持っておいしいとお勧めできるモルトですね。
ぜひお試しください!



いやー今日は長い事お酒の話書いたねー。
キンタルバン無くてよかったわ(笑)
あったらもう少し長くなってましたもんね・・・。
では今日はこんなもんで。
ビール工場見学まだまだ募集していますのでいつでもお声かけください♪
んじゃね


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