BAR Reload

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新生ニッカ

2015年08月10日 13時07分01秒 | Weblog
はいこんにちは。
あいも変わらず暑いです。
木曜日くらいに天気が崩れるらしいのですがそこまでは暑いらしいです。
もう少し暑い日が続くでしょうね。
お盆休みに入ってる方もいてるでしょう。
くれぐれも熱中症などに気をつけて楽しい夏休みにしてください。



さてさて先週はおかげさまで八周年でございました。
週の真ん中はブログの更新が止まっておりました。
その間いろいろしておりまして火曜日にリーがロイヤルホテルにてニッカの新商品のセミナーに参加してまいりました。




ニッカと言えば去年の朝ドラの「マッサン」の影響もあり余市、宮城峡の原酒不足が深刻になってきてました。
そこでニッカのシングルモルト余市、宮城峡、この二つのブランドの刷新を行うことになったのです。
余市は10年、12年、15年、20年、宮城峡は10年、12年、15年とラインナップがあったのですがすべてを終売
そこで新商品が発表になりました。

何と両方ともノンビンテージ・・・。
ウイスキーは作ってすぐ商品になりません。
熟成という長い期間が必要になるのです。
たとえば10年表記のウイスキーがあると蒸留してから10年以上のウイスキーを入れとかなくてはなりません。
10年表記のウイスキーの中にたとえば10年、11年、18年と三種類の原酒が入ってますと10年と表記しなくてはならないのです。
ということはノンビンテージのこの商品だいぶ若い原酒が入ってるのでしょう。
まぁその分使える原酒の選択肢は広がるでしょうけど・・・。




まぁ肝心の味ですよ!
やっぱり二つとも若さを感じます。
それでも二つとも悪くないです。
余市はバニラ、ウッディ、塩、軽いピート感。
宮城峡はやさしいフルーツ感、ごく弱いピート感。
きっと二つとも10年の流れを踏襲してる作り方なんでしょう。
余市12年はブラインドで飲んだらヘビータイプのピート感を感じて、まるでアイラモルト?ってなるくらいのピート感があります。
この新商品はピート感よりバニラ感、ウッディが取りやすいですね。
宮城峡も10年に若さをくわえたような感覚。




この二つ以外にも試飲させてもらいました。
余市のヘビーピーテッド。
こちらは余市らしい力強いピート感、舌の上では甘みを感じました。
宮城峡のシェリーカスク。
宮城峡らしいフルーティーなモルト。
シェリー樽由来のレーズンのようなドライフルーツ感。
この二つは9月に発売される限定品となってます。
リロードにも両方とも入荷予定をしております♪
楽しみにしておいてください!
カフェ式の試飲しましたが今まである商品なんで今回は割愛します。

難しい連続式蒸留器のお話でしたがわかりやすく説明していただきました。




限定品も含めて全部ノンビンテージ。
今後このように各社なっていくんでしょうかね・・・。
個人的には何年熟成って書いてる方が好きです。
俺今12年間熟成されたウイスキー飲んでるねんで!って思うのもウイスキーの楽しみ方の一つやと思うんですよ。
今後またビンテージの入った商品は再販売されるんでしょうかね。
この調子でウイスキーブームが続くと無理でしょうね。
ウイスキーブームはバー経営者としてはうれしい半面、値上げ値上げとなるのは少し面白くないです。
そして10年くらい後このウイスキーが売れた頃にできた原酒はどんな表情を見せてくれるのかも気になります。




いやーまじめなウイスキーブログになりましたね(笑)
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
今日はまじめに書いたので疲れましたのでこれくらいにしたいと思います(笑)
お盆期間中もリロードは通常通り営業してますので皆様ご来店ください!

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