BAR Reload

大阪府門真市のBAR Reloadの新着ウイスキー情報を中心にマスターの休日の過ごし方などどうでもいい記事も多数ありです

キング ホワイト

2017年03月23日 15時44分11秒 | マッカラン
はいこんにちは。
温かったり寒かったり忙しい気候です。
コートを脱ぐか脱がないか大きな問題が起きております。
また同時にパッチを脱ぐか脱がないかこちらも大きな問題です。
身軽な服装が好きですので脱ぎたいのですがお店の帰りは結構寒いのです。





さてさて前回ご紹介しましたのは信濃屋さんのチェスシリーズ最後のチェックメイトでした。
その時にも言いましたが今回もチェスシリーズ。
今回御紹介のウイスキーはこちらです↓↓↓↓↓↓

マッカラン 1995
ザ・チェス キングホワイト for SHINANOYAです。
まずはこのウイスキーのスペックを。
マッカラン 1995
20年 バーボンホグスヘッド熟成
#11253
53・4%
アウトターン78本。
このようになってます。
少し前にマッカランのブログ書きましたが今回もマッカラン。
リロードの新商品としてマッカランはは極めて珍しいですね。
スペックだけでもいろいろ気になります。
まずシェリーバット熟成に特化してるマッカラン蒸留所なのにバーボンホグスヘッド熟成。
アウトターン78本の少なさ。
個人的なマッカランの経験値としましては60年代、70年代、80年代、90年代、00年代と飲んではいます。
しかしながら絶対的に数が少ないです。
それに加えてバーボンホグスヘッド熟成のマッカランなんて初めてです。
オフィシャルのファインオークがありますがあれもシェリーカスクの原酒が含まれてますのでバーボン樽系の原酒単体を飲むのが初めてです。
マッカランはシェリー樽原酒しかしてないって言うてたのにファインオークが出てきたとき、いきなり30年物が出ました。
いやいや最低でも30年前からバーボン樽使ってますやん!ってなったのを思い出しました(笑)
続いてアウトターン78本。
うーん、どっかとシェアしたのでしょうかねぇ。
あまりに少ないですね。
ホグスヘッドだと容量が250~300リットル。
300本以上が取れるような気がしますのでどうしたんでしょうね。





続いてコピペです。
【香り】オレンジ、甘いシトラス、アプリコット、
フレッシュなバニラやコリアンダー、
仄かに蜂蜜やメンソールの煙草の香り。
【味わい】口に含むと、黄桃、洋梨、ザクロ、ドラゴンフルーツ、
アップルパイ、甘くジューシーなフルーツフレイバーと白檀、
ジンジャー、リコリス等オークのスパイスが絶妙なバランスで展開。
【フィニッシュ】フィニッシュは、イチジク、
熟したグレープフルーツがホワイトペッパー、オールスパイス等の
新木系由来のスパイスと共に非常に長く続く。
【コメント】洗練された緻密で美しい展開はマッカランならではの業。
このようになってます。
僕も飲んできました。
バニラ、柑橘、フルーツ
完熟リンゴ、洋ナシ、イチジク、コショウ、ジンジャー
グレープフルーツ、樽香、余韻長しです。
このコメント以上に複雑です。
いろんな味がめくるめく、鼻先、口の中、鼻腔の奥で展開されます。
時間かけて飲んでください。
鼻を近づける度に口に運ぶ度に飲みこんで鼻で息を吐く度に味が変わります。
表情が変わります。
もちろん開けたてなので空気と触れあって開いてきたのだと思います。
開けたてでこんなに短い時間で変化するのも珍しい、すごいと思いました。
なんでこの一樽、一本にたくさんなフレーバーが出てくるのか、この素晴らしさを体感していただきたい。
少々高額ですが時間をかけてゆっくり楽しんでほしいウイスキーです。
ボトルも減っていくとどんどん開いてそのポテンシャルを発揮していくと思います。





気が付けば三月も終盤です。
なんか近所の大企業様の動向が大きく変わるとのことで戦々恐々としております。
そんなのに影響を受けないようにしなくてはなりませんね。
近い未来が少し不安になりますがそんなことばっかり考えてもしょうがないので楽しいことばっかり考えるようにします!
今日も楽しいことばっかりのお仕事ができましように!
本日も門真でお待ちしております!




ロールスロイス初登場

2017年03月09日 15時25分28秒 | マッカラン
はいこんにちは。
ええ天気です。
昨日お客様とも話してたのですが今年は3月初めにしては寒いですね。
後2週間もせんうちに春分の日です。
暑さ寒さも彼岸までって昔から言うてますのでもうすぐ暖かくなって桜が咲くのではないのでしょうか。




さてさて昨日のブログのアクセス数は予想通りなかなかの伸びでした(笑)
このブログはツイッターでのみ宣伝してるのですが何人かの方にリツイートしていただきました。
ありがとうございます。
面白い話の方もたまにあげていきますね。
今日はまじめに行きますよ!
今日はウイスキー!
最近新発売になりました今話題のお話です。
本日ご紹介のウイスキーはこちらです↓↓↓↓↓↓↓

マッカラン12年ダブルカスクです。
先週行きましたマッカランのセミナーでお披露目になりました新商品。
まずはスペック。
マッカラン 12年 ダブルカスク
40%
こんなもんです。
今回のこの商品は定番商品で限定品ではございません。
なにがダブルオークかと言いますとアメリカンオークとヨーロピアンオークの2種類の樽を使用しております。
二種類ともシェリー酒でシーズニングしましたいわゆるシェリー樽です。
このダブルカスクも普通のマッカランもシェリー樽熟成100%です。
現在、世界的なウイスキーブームでシェリー樽の需要が強くなってます。
マッカランは自分で樽を製作しましてシェリー酒を作ってるスペインに送り熟成後に回収してスコットランドに戻す。
そんなことを昔からやっております。
シェリー樽と言えば昔からアメリカンオークなんですけどね。
スパニッシュオークも使ってたかもしれませんでしたがおもにはアメリカンオーク・・・この話長くなるのでお店で聞いてね♡




続いてコピペ。
色:深い金色
香り:クリーミーなバタースコッチ・アップルキャンデー・バニラカスタード
味わい:蜂蜜のような甘さ・ややスパイシー・シトラス系のフルーツ感
フィニッシュ:甘く長い余韻
こんな感じです。
僕も飲んでまいりました。
香り:レーズン、レザー、シェリー香
味わい:レーズン、リンゴ、チョコレート、シナモン、クローブ、コショウなどのスパイス
フィニッシュ:レーズン、リンゴの甘さから苦みへと、そんなに長くない
こんな感じです。
セミナーでも飲みましたし昨日お仕事後にゆっくりテイスティングしてまいりました。
なんかコピペと少し違うけど気にしなーい。
皆様も難しく考えなくていいと思いますよ。
甘い、辛い、ピリッとする、つんとくる、苦いこれくらいは感じると思います。
後は表現のしかたです。
どう甘いのか、どう辛いのか、どんなピリッとの仕方なのか・・・。
失敗なんてないのです!
飲みながら僕にテイスティングコメントを言うてください。
ニヤニヤしながら眺めてますので(笑)





いやーシングルモルトのロールスロイスと言われますマッカランってこのブログで初めての登場なんです。
ありそうでなさそうなんですよね。
このダブルカスクが発売されたせいなのかSNS等でマッカランが話題になってます。
よく昔のマッカランはー、今のマッカランは―なんてことが言われてます。
お互いの言うてることは間違ってないしあってると思います。
60年代マッカランは僕も何度かしか飲んだことないですがすんばらしいマッカランです。
正直最近のマッカランは少しネガティブなとこもあります。
しかしながらこれが今のマッカランなんです。
昔のマッカランは昔のマッカランとして今のマッカランを愛してあげていただけたらと思います。
悪くないですよー。
ただ4月からまた値上がりらしいです(笑)
3月いっぱい愛してあげてください!
4月からまた考えてください・・・。
ということでこのあたりで。
本日も門真でお待ちしております!