一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

夏休み特別企画・私が選ぶ女性ファン、トップ10

2009-08-24 00:04:21 | 女流棋士ファンランキング
最近、金曜サロンアフターや棋友との酒の席で、「一公さんは女流棋士とかの話をいろいろするけど、いったい誰のファンなの?」と訊かれることがある。これは某女流棋士からも詰問されたことがある。そこで今日は、いままでこのブログに登場した女性を対象に、「私が選ぶ女性ファン・トップ10」を挙げてみる。なおこれは2009年8月24日時点での順位であり、来年になれば、また変動する。

第1位 船戸陽子女流二段(LPSA)
私の「船戸陽子フリーク」は、棋友の間では周知で、1位は揺るぎないところ。
船戸女流二段の、目の覚めるような抜群の容姿もさることながら、曲がったことを潔しとしない、スジを通す生き方に惚れた。なお私が彼女のファンだという話は、昨秋発行の将棋ペンクラブ会報に「船戸陽子女流二段の決心」が掲載されたことで、ひとり歩きしてしまった。しかし私が棋友に「船戸先生のファンです」と「正式に」漏らしたのは、意外にも今年の5月が最初である。いまでは隠しようがないので、開き直って言っているが。

第2位 山口恵梨子女流1級(女流棋士会)
山口女流1級を初めて拝見したのは、昨年の第2期マイナビ女子オープン予選の一斉公開対局だったが、このときの記憶はまったくない。
初めてビビッときたのは、今年の3月9日に行われたマイナビ女子オープン挑戦者決定戦の控室で彼女を見たときである。とくに口を挟まず、先輩棋士の検討をじっと聞いている姿は可憐の一言であった。実際の彼女は感想戦などで独特の言い回しをするらしいが、それも高校生らしくてよい。
山口女流1級がもっと活躍すれば、マスコミが放っておくまい。女流棋士会は、彼女を大切に育てていくべきである。

第3位 中倉宏美女流二段(LPSA)
2位とは僅差。外見はおしとやかだが、実際の中倉女流二段は休日にハーレーを乗り回す、アクティブな女性である。指導対局中にボソッとつぶやく言葉はおもしろく、LPSAファンクラブなどでインタビュアーを担当させれば、ソツなくこなす。それでいてちょっぴり毒舌なところもあり、まさに絶品である。
中倉女流二段は正面の顔も魅力的だが、横顔が断然よい。その美しさは女流棋界一であろう。なお金曜サロンなどで中倉女流二段の指導対局を受けるなら、昼間より夜のほうが断然よい。「夜のナカクラヒロミ」には妖しい雰囲気があり、二重の意味で楽しめる。

第4位 島井咲緒里女流初段(LPSA)
昨年の春までは断然トップだったが、今年に入ってから公式戦以外での目立った活動がなくなり、不覚にもその存在をすっかり忘れていた。いつぞやのLPSAのイベントでは、帰宅後に「あ、今日は島井先生がいなかった」と気付く有様で、私にとって島井女流初段は、半分過去の人になっていた。
ところが今期のマイナビ女子オープンで島井女流初段は見事に予選を通過して脚光を浴び、私も彼女を見直した。予選通過者の集合写真を見ると、島井女流初段は女優のように光輝いており、「島井咲緒里と11人の女流棋士」というキャプションをつけたいくらいだった。
やはり(女流)棋士は勝たねばならぬ。勝てばファンも注目し、さらにファンが増えるのである。今回は、圏外から一気に4位につけた。

第5位 中村桃子女流1級(女流棋士会)
彼女は美しい。第2期マイナビ女子オープン予選一斉対局での横顔が「週刊将棋」に掲載され、こんな美人が女流将棋界にいるのかと思った。彼女は現在、NHK「将棋講座」のアシスタントをしているが、橋本崇載七段の講義にうなずきながら、「皆さん分かりましたか?」とテレビカメラ(テレビ画面)をチラッ、と見る仕種がなんともいえずよい。最近、この「チラッ」があまり見られないのがさびしい。
もちろん中村女流1級も、活躍すればマスコミが放っておかない女流棋士のひとりである。

第6位 岩根忍女流二段(女流棋士会)
岩根女流二段は人妻なので、順位づけをすれば大駒1枚ぶんぐらい落ちる。もっとも上記の女流棋士の中にも、入籍している人(失礼)や同棲している人(失礼)がいるかもしれないが、それを言い出したらキリがない。
岩根女流二段は女流棋界でいちばんかわいらしいが、対局中はそれが抜けて、凄絶な美しさが残る。しかし感想戦では、一転してこぼれるような笑顔が戻り、やんわりとした口調になる。すばらしいキャラクターだ。
3月9日のマイナビ女子オープン挑戦者決定戦では、終局後にスポンサー(私を含めて2人)との記念撮影があったのだが、そのときはカメラマンが5人もいて、岩根女流二段が「どこを見たらいいか、わからへん…」とつぶやいた。
か、かわいい…!!

第7位 月見栞さん(AV女優)
月見栞さんはKO大学を卒業後、レースクイーンからAV女優に転身した、異色の経歴を持っている。いつもファンを第一に考え、サービスに努める姿勢は大いに好感が持てる。私は、一生懸命に生きている女性を応援する。
彼女は背も高くスタイルもよい。しかし身長170cmはいいとして、バスト90cmはどうだろうか。もう少し小さい気がする。
現在はエスワンから、「芸能人×テレビで言えない淫語 月見栞」が好評発売中である。

第8位 中村真梨花女流二段(女流棋士会)
中村女流二段は勉強熱心である。東京・将棋会館の控室で、いつも男性棋士の対局を検討していると聞く。
石橋幸緒女流王位の就位式では軽くお話をさせていただいたが、「はい、はい」とハキハキした応対で、とても好感が持てた。彼女は絶対に強くなる。私が将来の女流名人位候補に付けているひとりである。

第9位 藤田麻衣子女流1級(LPSA)
藤田女流1級は、私が初めて指導対局をしていただいた女流棋士。観戦記者として竜王戦や棋聖戦で健筆を振るわれており、尊敬できる女流棋士のひとりである。
私が5連敗中の指導対局のときは、R氏のブログを見ると、藤田女流1級は、鬼のような形相であった。指導対局で、ここまで真剣に対峙してくれる女流棋士はなかなかいない。ありがたいことである。

第10位 中倉彰子女流初段(LPSA)
私見だが、NHK杯将棋トーナメントの司会を務めた女流棋士は、皆さん話術に長けている。中倉女流初段ももちろんそうで、LPSAの1dayトーナメントなどで聞き手を務めても、ウィットに富んだ受け応えは感心する。とても頭の回転の早い女性だと思う。

次点 成田弥穂女子アマ王位(中学生)
成田アマは、すでに女流棋士と同等の棋力を有している。決して勝ちを急がない、アマらしからぬ(女流棋士らしからぬ?)将棋が好きだ。
中学生とは思えない容姿にも心を惹かれる。これからの、さらなる活躍を期待したい。

以上である。トップ10から漏れた女流棋士は、「選ばれなくて、ああ良かった」と、胸をなで下ろしていただきたい。
コメント (6)
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