28日、LPSA金曜サロンに行く。
この日の指導対局担当は、昼が中倉宏美女流二段、夕方が中井広恵女流六段だった。
午後2時25分ごろに入室すると、ずいぶん会員がいる。金曜サロンは原則的に女流棋士との指導対局がメインなので、会員同士が対局する将棋盤は4面しか用意されていない。しかしこの日は、そこが全部埋まっている。観戦している人も何人かいた。
いつぞやのマンデーレッスンで、中倉女流二段がゲスト講師になったときも満員御礼だったが、今回もそうだ。この日の棋客が全員中倉女流二段目当てとは思わないが、NHK杯将棋トーナメントでの知名度の高さもあいまって、絶大な人気である。
中倉女流二段の服装はしっとりした感じ。船戸陽子女流二段の艶やかな衣装もいいが、中倉女流二段も魅せる。
この日も新規の方がいらして、入会の手続きをしていた。宮田利男七段の将棋教室に通われているそうで、私が2回ぶんの席料を払っていると、「ブログを読んでます」と挨拶される。私のブログの読者の絶対数は少ないが、最近はこう言われるケースが多い。R氏のブログで私のメンが割れているということもあるが、ネットの影響力をあらためて感じる。
中倉女流二段を観賞していたいが、植山悦行手合い係氏は、会員同士の対局をどんどんつけてゆく。こちらも将棋を指しにきているので、喜んで指す。しかしスペースがないので、中井女流六段の指導対局用の将棋盤を使うことになった。
セミレギュラーのO氏も見え、「おっ、きょうは指導対局ですか」と茶化す。
夕方からは中井女流六段の登場である。中井女流六段は先日、北海道稚内市の観光大使に任命された。私は沖縄も好きだが、北海道も好きだ。いつの年だったか、2月に北海道の雪まつりを観て、3月に宮古島の海に入ったことがある。日本は広いのだ。もちろん宗谷岬も、何度も訪れている。機会があったら、再訪したいと思う。
また新しい方が見える。と、その方が「私が『LPSAファン』です」と言う。このブログに時々コメントを寄せてくれる方だ。いつもはブログ上でのお付き合いだけだが、こうした顔合わせは、プチオフ会のようで嬉しい。LPSAファン氏は前々から駒込サロンに足を運ぶつもりだったようだが、もし一般の将棋ファンがR氏や私のブログを読んで、LPSA駒込サロンへ関心を持ってくれたら、私もこのブログを開設した甲斐があるというものだ。
中井女流六段に指導対局を受ける。それが終わると、LPSAファン氏と束の間の「ゆんたく」となった。LPSAファン氏も、先日ご家族で石垣島を旅行してきたのだ。ご本人は離島めぐりを望んでいたようだが、その意見は却下されたそうだ。ここが家族旅行の難点である。結局は石垣島のみでのんびり過ごしたとのこと。もちろんそれも立派な1手である。
植山手合い係氏が、「沖縄ですか?」と話の輪に入ってくる。今回は私との話し相手が船戸女流二段ではないので、拒絶はしない。
再び会員との将棋に戻ると、中倉女流二段があがるところだった。挨拶をすると、「ブログ、いつも読んでます」。
この一言が嬉しい。私のファンランキングが、山口恵梨子ちゃんと同率2位になった。
それにしても今日はお客様が多い。ドイツからの将棋ファンも久しぶりに訪れ、この日は最終的に、25人ぐらいの棋客になったのではないか。
それまでの記録は、島井咲緒里女流初段が夕方の担当だったときの、17人が最高である。「伝説の17人斬り」は今でも語り草になっているが、今回中井女流六段は、何人の会員と指導対局をこなしたのだろう。
放課後、中井女流六段と軽くお話をする。女流将棋界の重鎮である、LPSAの代表理事と話をさせていただける栄誉を感じる瞬間だ。
ところがその中井女流六段は、例のファンランキングで「圏外」になったことがご不満だったようだ。
「いや違うんですよ中井先生。先生は私から見れば永遠のアイドル、偶像なんです。だから中井先生は別格なんです。いわば『王将』ですから。王将にランクはつけられないでしょ?」
と弁解して、ゴマかしておく。
ともあれこの日も楽しいサロンだった。現在私は仕事が少なくて、昼間から遊べる心境でもないのだが、このサロンが日頃の憂さを忘れさせてくれている。ありがたいことだと、LPSAの皆さまには感謝している。
この日の指導対局担当は、昼が中倉宏美女流二段、夕方が中井広恵女流六段だった。
午後2時25分ごろに入室すると、ずいぶん会員がいる。金曜サロンは原則的に女流棋士との指導対局がメインなので、会員同士が対局する将棋盤は4面しか用意されていない。しかしこの日は、そこが全部埋まっている。観戦している人も何人かいた。
いつぞやのマンデーレッスンで、中倉女流二段がゲスト講師になったときも満員御礼だったが、今回もそうだ。この日の棋客が全員中倉女流二段目当てとは思わないが、NHK杯将棋トーナメントでの知名度の高さもあいまって、絶大な人気である。
中倉女流二段の服装はしっとりした感じ。船戸陽子女流二段の艶やかな衣装もいいが、中倉女流二段も魅せる。
この日も新規の方がいらして、入会の手続きをしていた。宮田利男七段の将棋教室に通われているそうで、私が2回ぶんの席料を払っていると、「ブログを読んでます」と挨拶される。私のブログの読者の絶対数は少ないが、最近はこう言われるケースが多い。R氏のブログで私のメンが割れているということもあるが、ネットの影響力をあらためて感じる。
中倉女流二段を観賞していたいが、植山悦行手合い係氏は、会員同士の対局をどんどんつけてゆく。こちらも将棋を指しにきているので、喜んで指す。しかしスペースがないので、中井女流六段の指導対局用の将棋盤を使うことになった。
セミレギュラーのO氏も見え、「おっ、きょうは指導対局ですか」と茶化す。
夕方からは中井女流六段の登場である。中井女流六段は先日、北海道稚内市の観光大使に任命された。私は沖縄も好きだが、北海道も好きだ。いつの年だったか、2月に北海道の雪まつりを観て、3月に宮古島の海に入ったことがある。日本は広いのだ。もちろん宗谷岬も、何度も訪れている。機会があったら、再訪したいと思う。
また新しい方が見える。と、その方が「私が『LPSAファン』です」と言う。このブログに時々コメントを寄せてくれる方だ。いつもはブログ上でのお付き合いだけだが、こうした顔合わせは、プチオフ会のようで嬉しい。LPSAファン氏は前々から駒込サロンに足を運ぶつもりだったようだが、もし一般の将棋ファンがR氏や私のブログを読んで、LPSA駒込サロンへ関心を持ってくれたら、私もこのブログを開設した甲斐があるというものだ。
中井女流六段に指導対局を受ける。それが終わると、LPSAファン氏と束の間の「ゆんたく」となった。LPSAファン氏も、先日ご家族で石垣島を旅行してきたのだ。ご本人は離島めぐりを望んでいたようだが、その意見は却下されたそうだ。ここが家族旅行の難点である。結局は石垣島のみでのんびり過ごしたとのこと。もちろんそれも立派な1手である。
植山手合い係氏が、「沖縄ですか?」と話の輪に入ってくる。今回は私との話し相手が船戸女流二段ではないので、拒絶はしない。
再び会員との将棋に戻ると、中倉女流二段があがるところだった。挨拶をすると、「ブログ、いつも読んでます」。
この一言が嬉しい。私のファンランキングが、山口恵梨子ちゃんと同率2位になった。
それにしても今日はお客様が多い。ドイツからの将棋ファンも久しぶりに訪れ、この日は最終的に、25人ぐらいの棋客になったのではないか。
それまでの記録は、島井咲緒里女流初段が夕方の担当だったときの、17人が最高である。「伝説の17人斬り」は今でも語り草になっているが、今回中井女流六段は、何人の会員と指導対局をこなしたのだろう。
放課後、中井女流六段と軽くお話をする。女流将棋界の重鎮である、LPSAの代表理事と話をさせていただける栄誉を感じる瞬間だ。
ところがその中井女流六段は、例のファンランキングで「圏外」になったことがご不満だったようだ。
「いや違うんですよ中井先生。先生は私から見れば永遠のアイドル、偶像なんです。だから中井先生は別格なんです。いわば『王将』ですから。王将にランクはつけられないでしょ?」
と弁解して、ゴマかしておく。
ともあれこの日も楽しいサロンだった。現在私は仕事が少なくて、昼間から遊べる心境でもないのだが、このサロンが日頃の憂さを忘れさせてくれている。ありがたいことだと、LPSAの皆さまには感謝している。