一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

8月7日の沖縄本島旅行記(前編)

2009-08-08 00:15:43 | 旅行記・沖縄編
今日と明日は将棋と全然関係のない話を書きます。

7日の沖縄本島は暴風が残り、観光に出る気力がなかった。
私は平日に旅行に出ると郵便局へ行き、そこで貯金をして、通帳に郵便局のゴム印を捺してもらう趣味がある。貯金をする額は日付によっている。つまり8月7日なら807円となる(87円ではない)。
名護方面へは何回か行ったことがあり、路線バスは国道58号を走るのだが、その途中の宜野湾市に、いつも気になる郵便局があった。泊港「とまりん」へ行ったら、各島への船は全便欠航だったし、もうどうしようもないので、今回はそこに行くことにする。
港前、泊高橋(とまりたかはし)のバス停に28番系統の琉球バスが来たので、それに乗車。しばらく走ると「第一大山」というバス停があり、そこで下車する。さらにしばらく歩くと「大山」というバス停があり(最初からここで降りるべきだった)、その前に「大山郵便局」があった。
私はずっとこの郵便局で貯金をしたいと思っていた。今回やっと、数年前からの希望が叶ったわけだ。
その後、国道の反対側にシャレた軽食喫茶を見つけたので、入ってみる。中でスリッパに履き替える。地方の喫茶店では、こうしたスタイルがときどきある。ランチのほかに10種類の惣菜と数種類の飲み物が摂り放題で、お得感があった。デザート(別料金)のアプリコットチーズシフォンケーキとカシスゼリーを食しながらボーッとしていると、穏やかな気持ちになる。それでいて、この虚しさはなんだろう。
BGMにセリーヌ・デュオンの「My Heart Will Go On」がかかっているのが良くないのだった。
軽食喫茶を出たが、そのまま引き返すのも味が悪いので、海の方へ出てみようと思う。途中に大山幼稚園・小学校があり、小学生の低学年と思しき女の子が校庭の隅で佇んでいた。ちょっと絵になるので写真を撮ろうと思ったが、危ないオジサンに思われるので、撮影はやめておく。
するとその小学校の先に「変質者に注意」の立て看板があった。ちょっと不愉快な気持ちになるが、無視をして歩く。しかしどうしても海へ出られない。
近くに幼児を預かる公民館があったので、そこに入り、先生に訊いてみる。この女性が、グラビアアイドルの原幹恵にそっくりだった。原幹恵は、所ジョージのサントリー生ビールのCMに出ている。海の家で、ポスターを破って登場する、黄色い水着の右側の女の子だ。ちなみに左側の女の子は、川村ゆきえである。彼女は現在発売中の「BOMB!」の表紙を飾っている。どちらも巨乳である。私は原幹恵はあまりタイプではないが、実際に会ってみれば、やっぱり魅力的なのだろう。
道を教えていただいて、なんとか海が見える大通りまで来た。と、「宮脇書店」があったので、反射的に入る。宮脇書店は、地方でよく目にする本屋である。なかなか品揃えが豊富で、いろいろ見て回っていると、なんと「VIBES」が目に入った。月見栞が表紙の、例の8月号である。東京ではもう店頭から消えていたが、沖縄ではまだ残っていたのだ。また中を開いてみる。ああ、やっぱり素晴らしい。週刊プレイボーイよりハーレー専門誌のほうが、彼女の魅力をよく引き出している。
どうしようか。「VIBES」は11日発売である。買うなら、これが最後のチャンスである。しかしこの重い雑誌を持って、これから9日間も旅行できない。まあ、どうしても欲しくなったら、帰京してから本屋でバックナンバーを取り寄せればいい。というわけで、今回も購入はパスした。
やっと海に出る。しかし防波堤に遮られているうえ、テトラポットが砂浜に置かれ、海には入れない。しかもこの風で、海は高波だ。しかし遠くでは、サーフィンをしている若者がいる。事故にならなければいいがと心配になった。
このあたりは工業地域で、見るべきものは何もない。そのまま県道?をぶらぶら歩く。「ぶらり途中下車の旅」(日本テレビ系)なら、ここらでどこかのオジサンが出てきておかしなことを始めるのだが、現実はそうはいかない。
時刻は午後3時をとっくに回っている。いまごろW氏は、LPSA金曜サロンで中倉彰子女流初段の指導対局を受けているのだろう。おもしろくない。
ちょっと大きめの食堂が目に入る。幟がバタバタはためいていて、「かめそば サラダ付 350円」と書かれてあった。これは何の食べ物だろう。スッポンの肉でも入っているのだろうか。それにしては安すぎないか? 「ぶらり途中下車の旅」なら、店へ入るところである。その前に私は、その幟を手に取ってみた。
(つづく)
コメント (4)
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