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裁判員制度スタート

2009年05月21日 16時48分33秒 | 社会との関わり
今日から裁判員制度がスタートしました。

幸か不幸か?

私の周りに、裁判員に任命された・・・という方からの

声は聞こえてきません。


裁判員には事件に関する守秘義務が求められますので、

もしも任命されたとしても、

そのことは誰にも話さない方が賢明かも知れません。


とはいうものの、家族にはきっと知られてしまいますよね。

裁判所関係から見慣れない封書が届いたりしたら・・・


しかも実際に裁判に関わることになったら、

裁判所に行ってることも家族にはわかってしまうでしょう。


そのときに、担当することになった事件のことを

話さずに居られるのでしょうか?


裁判員になった場合の問題・課題はいろいろあると思います。

・仕事を休んで出席することができるのかどうか?

・裁判で話される言葉が理解できるか?(専門用語をどれだけ排除できるのか?)

・自分の考えをきちんと話すことができるのか?

・他の人(他の裁判員や裁判官)に誘導されないかどうか?

・事件の守秘義務を守れるかどうか?

・死刑に関わる判決に関与した場合、精神的ストレスがどれだけか?

・裁判員をやっていることが他人に知れて、批判の対象になることはないのか?


私が想像するのは上記ぐらいだけれど、実際にはもっとあるでしょうね。


模擬裁判では、同じ事件にも関わらず裁判員が変われば判決も変わる!

という状況も起きています。

自分や自分の身の周りの人が判決を言い渡される立場だったら

どうなのでしょう?


民意が反映されて良い場合もあるでしょうが、

メリットデメリットがあるはずです。


さまざまな課題が解決されないまま、

制度がスタートしてしまうことに

不安と不満が残ります。


裁判員の方の精神的ケアなど、

そちらの対応がどうなっているのか?

今後新たな課題が増えるでしょうネ。


混乱が起きないうちに、少しでも課題解決が進むことを願っています。