先日、ある研修会でのことです。
8名ずつのグループに分かれ、ディスカッションタイムとなりました。
テーマが決められていて、
最後にグループで話し合われたことをまとめなくてはいけないので、
まとめ役を決めることになりましたが、
私のグループは、名簿の一番上の方にお願いすることになりました。
ひとりずつテーマに添って、意見を発表し、それからまとめましょう!
ということで、時計回りに1人ずつ発表することになりました。
1人目・・・・とても重要なことを簡潔に2分ぐらいで発表。
2人目・・・・更に問題点を提案しながら3~4分。
3人目・・・・なかなかテーマの話にはたどり着かず、1人目と2人目のお二方への
ご自分の意見を延々と・・・・・10分ぐらいたっても、まだ本題には
たどり着かないみたい。
我慢しきれずに、「それで、このテーマに関してはどうお考えですか?」と質問。
それでもテーマに関する内容とはちょっとほど遠い。
まとめ役の人は、話を辞めさせることもしなければ、テーマに添って・・・と
話のリードもしないのです。
次第にその場は、沈滞ム~ド。しかし、3人目の人はまるで気付かない。
ようやく4人目の方に・・・でも、この方もテーマとは違った話が混ざります。
5人目の方・・・オブザーバーなので、飛ばして、あとから意見を頂いても良かったのでは?
ここで、まとめ役の人が脱線して話を始めます。
まとめるのではなく、脱線してしまっています。
更にここに全体のまとめ役の方が、今回のテーマに含んでいるのはこういう事なので
その辺について話して欲しいと要望が入ります。
グループのまとめ役の人が、その要望について話そうとするので、
「待った!」をかけてしまいました。
「まだ全員が話していないので、それが終わってからにしませんか?」
更に!ここで緊急動議!が入ります。
「提案ですが、全員が同じ量だけ話せるように、一人当たりの時間を5分とかに区切りませんか?」
まとめ役の人が「では、1人5分ということでお願いします。」と言って、続きます。
6人目・・・・・ジャスト5分で話し終える。
(緊急動議をした人がタイマーで計っていました。)(^_^;)
7人目・・・・私の番です。自分の意見と、このグループディスカッションで
更に突っ込んで話して欲しいことの要望を話しました。
話し終えたとき、「スゴイ!4分56秒です。」と言われ、冷や汗がタラリ?
ここまでの流れは、これをご覧になった方には想像つくでしょうか?
このあとも、更に会議進行運営に関してのいろいろ問題があるのですが、
それは置いておいて、ここまでのことについて考えて見ましょう!
ここまでの流れの中で、グループ内に不満が沸き起こりました。
では、どうすれば、その不満は出なかったのでしょう?
ここに必要なのが、ファシリテーションスキルなのです。
不満の原因は?
○1人がどんどん勝手に話をして、皆の時間を使ったこと。
○話すテーマから逸れている話をしているのに軌道修正が行われなかった。
○ひとりひとりの話す時間が平等ではなかった。
○まとめ役の人にファシリテーションスキルがなかった
ではどうすれば上記の不満が起きなかったか?
ファシリテーターが居れば良かったのですが、もしもあなたがまとめ役になった場合
○ひとりひとりに順番に話してもらう場合は、ひとり何分と時間を区切ること。
(場合によっては、時間を計って、ストップをかけても良い。
○テーマから逸れた場合は、テーマに関して話してもらうように促す
たったこれだけのことをやるかやらないかで、その会議の意義や中身の濃さがまるで違ってきます。
これは、導入部に関してになりますが、まずはこういうことから心がけて
会議の進行・運営を行いたいものですね。
8名ずつのグループに分かれ、ディスカッションタイムとなりました。
テーマが決められていて、
最後にグループで話し合われたことをまとめなくてはいけないので、
まとめ役を決めることになりましたが、
私のグループは、名簿の一番上の方にお願いすることになりました。
ひとりずつテーマに添って、意見を発表し、それからまとめましょう!
ということで、時計回りに1人ずつ発表することになりました。
1人目・・・・とても重要なことを簡潔に2分ぐらいで発表。
2人目・・・・更に問題点を提案しながら3~4分。
3人目・・・・なかなかテーマの話にはたどり着かず、1人目と2人目のお二方への
ご自分の意見を延々と・・・・・10分ぐらいたっても、まだ本題には
たどり着かないみたい。
我慢しきれずに、「それで、このテーマに関してはどうお考えですか?」と質問。
それでもテーマに関する内容とはちょっとほど遠い。
まとめ役の人は、話を辞めさせることもしなければ、テーマに添って・・・と
話のリードもしないのです。
次第にその場は、沈滞ム~ド。しかし、3人目の人はまるで気付かない。
ようやく4人目の方に・・・でも、この方もテーマとは違った話が混ざります。
5人目の方・・・オブザーバーなので、飛ばして、あとから意見を頂いても良かったのでは?
ここで、まとめ役の人が脱線して話を始めます。
まとめるのではなく、脱線してしまっています。
更にここに全体のまとめ役の方が、今回のテーマに含んでいるのはこういう事なので
その辺について話して欲しいと要望が入ります。
グループのまとめ役の人が、その要望について話そうとするので、
「待った!」をかけてしまいました。
「まだ全員が話していないので、それが終わってからにしませんか?」
更に!ここで緊急動議!が入ります。
「提案ですが、全員が同じ量だけ話せるように、一人当たりの時間を5分とかに区切りませんか?」
まとめ役の人が「では、1人5分ということでお願いします。」と言って、続きます。
6人目・・・・・ジャスト5分で話し終える。
(緊急動議をした人がタイマーで計っていました。)(^_^;)
7人目・・・・私の番です。自分の意見と、このグループディスカッションで
更に突っ込んで話して欲しいことの要望を話しました。
話し終えたとき、「スゴイ!4分56秒です。」と言われ、冷や汗がタラリ?
ここまでの流れは、これをご覧になった方には想像つくでしょうか?
このあとも、更に会議進行運営に関してのいろいろ問題があるのですが、
それは置いておいて、ここまでのことについて考えて見ましょう!
ここまでの流れの中で、グループ内に不満が沸き起こりました。
では、どうすれば、その不満は出なかったのでしょう?
ここに必要なのが、ファシリテーションスキルなのです。
不満の原因は?
○1人がどんどん勝手に話をして、皆の時間を使ったこと。
○話すテーマから逸れている話をしているのに軌道修正が行われなかった。
○ひとりひとりの話す時間が平等ではなかった。
○まとめ役の人にファシリテーションスキルがなかった
ではどうすれば上記の不満が起きなかったか?
ファシリテーターが居れば良かったのですが、もしもあなたがまとめ役になった場合
○ひとりひとりに順番に話してもらう場合は、ひとり何分と時間を区切ること。
(場合によっては、時間を計って、ストップをかけても良い。
○テーマから逸れた場合は、テーマに関して話してもらうように促す
たったこれだけのことをやるかやらないかで、その会議の意義や中身の濃さがまるで違ってきます。
これは、導入部に関してになりますが、まずはこういうことから心がけて
会議の進行・運営を行いたいものですね。