いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

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高病原性鳥インフルエンザウイルス

2011-01-27 19:52:51 | Weblog


牛につづき、宮崎県で“鳥インフルエンザ”が確認された。
またか、と思ったヒトが多かったであろう。わたしもそのひとりである。
しかし、鹿児島県、愛知県でも感染が確認される。
わたしは鳥の写真をたのしみにしているヒトなのだ。



渡り鳥が相手では術もほとんどない。お手上げだ。などと思っているのだが、
防ぐべくもない、空からそのウイルスはやってくるわけだ。
「宇宙戦争」を掲載したばかりのわたしにはイヤな符号である。
そうだ。「パンデミック(爆発的感染)」ということばに反応したのは、
去年、おととし・2009年だったか。
「殺処分」ということばが当然のように使われ出している。






    家禽類のニワトリ・ウズラ・七面鳥等に感染すると非常に高い病原性
    をもたらすものがあり、そのタイプを高病原性鳥インフルエンザと呼
    ぶ。

    H5N1型の鳥インフルエンザウイルスは、鳥から鳥に感染するものであ
    り、まれに人に感染することがあるが、ヒトインフルエンザウイルス
    と異なり、ヒトからヒトへの感染拡大は確認されていない。しかし、
    鳥インフルエンザウイルスの感染が広域化・長期化しているため、豚
    やヒトの体内で突然変異する危険性が高まっている。

    世界保健機関(WHO)も、香港1997年型の発生直後から、鳥インフルエ
    ンザの監視体勢を強化しており、2005年には世界各地で流行している
    鳥インフルエンザが、いつ突然変異で新型ヒトインフルエンザになっ
    て世界的な大流行(パンデミック)を起こしてもおかしくないと警告
    している。
    そうなった場合、最大で5億人が死亡すると試算されている。

    WHO・FAO・OIEの3機関は2004年1月27日、アジアでの鳥インフルエン
    ザについて「世界的な流行を引き起こす、非常に危険な人間の伝染病
    に変異する可能性がある」と警告する共同声明を発表した。



そうなのだ。わかっているつもりではいるが、「殺処分」も、
10㌔圏内のさまざまな規制も人間をまもるために行なわれている。

ウイルスという目にみえない相手との闘いは90年代に顕在化している。
まちがいなく、これは人間がつくり出したものなのだと思う。



    1924年: 日本 HPAI(H7N7型)

    1996年: 北海道 H5N4 
          日本国内にて1996年9月と12月に低病原性タイプと疑わしい
          事例が発生したがウイルスの分離特定はできなかった(H3型
          としている情報もある)。

    2004年1月、山口県阿東町の養鶏場で6千羽死亡。動物衛生研究所の
           分析にて国内初のHPAI(H5N1型)が検出。2/18終息宣言。
           淘汰処理された鶏は計3万5千羽。
        2月~4月、京都府丹波町の養鶏場で鶏13万羽超死亡。
             HPAI(H5N1型)。初期対応の不備で養鶏場外にも被害
             拡散。
        3月16日、日本政府、総合対策を発表。

    2005年6月26日、茨城県水海道市(現常総市)、H5N2型。
        8月18日、埼玉県鴻巣市で過去に鳥インフルエンザに感染してい
              た抗体を確認。茨城県水海道市のH5N2型と同じ可能
              性。埼玉県は、約9万8千3百羽処分。
        8月27日、茨城県小川町(現小美玉市)で鶏から鳥インフルエン
              ザの抗体が確認された。H5型。
        10月31日、茨城県は、小川町(現小美玉市)の採卵養鶏場で感
              染歴を示す陽性反応の鶏が見つかり、鶏の殺処分
              を命じたと発表した。県内で発覚した抗体、ウイ
              ルス検査での陽性反応は31カ所目。
        11月4日、農水省は、茨城県の養鶏場で、また新たに感染歴を
              示す抗体陽性の鶏が見つかったと発表した。
              同養鶏場の開放型鶏舎の18万羽に殺処分命令を
              出した。同県内で抗体陽性の鶏が見つかった養鶏
              場は32カ所と広がった。
        11月13日、茨城県美野里町(現・小美玉市)の鶏から鳥インフ
              ルエンザウイルスが確認された。約8万羽の殺処分。
        11月29日、茨城県は、同県美野里町(現小美玉市)の採卵養鶏
              場(9鶏舎)の鶏から新たにウイルスを検出したと
              発表した。同県内では10例目。
        12月9日、茨城県は、同県小川町(現小美玉市)の採卵養鶏場
              (1鶏舎)でH5型の抗体陽性が新たに確認されたと
              発表した。



2006年以降、2007年、2008年、2009年、2010年、
そして、2011年、現在にいたる。








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